itunesサーバをたてて、ノートパソコンからmp3ファイルを追い出し、家庭内で音楽ファイルを共有しようという自分にしては壮大な試みの第一歩。
Macを買うとか、iTunes Server 機能搭載ルータ(こんなの)を買ってくるという手もあるが、お金がもったい無いのでlinuxにmt-daapdというフリーソフトをインストールして代用することにする。
というわけで手順:
- 実はfedora core 1のまま放置されていた自宅サーバにdebian(sarge)をクリーンインストール。 これを気にこのサーバは外部ネットワークから切り離す。
- debianではなくubuntuを使いたかったんだけど、インストーラーからしてバリバリのGUIで、我が家の貧弱サーバ(PenII)では動作が亀の様になるため、断念。
- debianはネットワークインストール。予め180MBのISOファイルをダウンロードしておく必要のあるこの作業を”ネットワークインストール”と呼ぶのは違和感ありまくり。でもX Window systemはおろかemacsも使う気がない自分には、このネットワークインストールの最小構成(sudoすらも入っていない)から必要なパッケージを足していく方が気持ち良い。
Debian -- 最小の CD を使って、ネットワークインストールする
http://www.debian.org/CD/netinst/index.ja.html - この辺を参考にmt-daapdをインストール
- 一部ファイル名(shift-jis使っているもの)が文字化けしてしまうのでパッチをあてる。
- パッチ配布元(http://www.kzsoft.to/~kazu/mt-daapd/)
- debファイルの作り方(http://mikilab.doshisha.ac.jp/~t-kohata/memowiki/pukiwiki.php?iTunes)
- 悪戦苦闘の末、作成した文字化けパッチ適用済みdebファイルなのでとりあえずアップしてみるテスト。当然何の責任も負いません。(http://blog.sparky.jp/temp/mt-daapd_0.2.4-1_i386.deb)
初めてdpkgで"apt-get install"以外のことをした。使い慣れているrpm(+yum)のほうがシンプルな気がするけど、慣れの問題だと信じることにする。
苦闘の甲斐あって、itunesの左側にサーバが見えるようになった(chataっていうの)
ファイルサーバに埋もれてた昔のCDが簡単に聞けるようになって嬉しい!