Pages

Sep 3, 2021

アレシボ天文台 ~不思議な場所で考えるサイバーセキュリティ~

注: 2020年11月にNoteに書いた記事を再掲してます。

アレシボ電波天文台の閉鎖が決まった。慢性的な資金難が続いてきたところに、今年8月の施設の破損事故がダメ押しとなったそうだ。

アレシボ天文台がどんな場所であるか。知っている星座は北斗七星とオリオン座の2つという、天文にあまり興味がない私の目線でお届けしたい。ひょんなことから、2017年6月にそこを訪れたからだ。

もともとアレシボ天文台を訪れようと言い出したのは仲間のIT技術者である。我々はおよそ2週間にわたってプエルトリコのホテルで缶詰になってサイバーセキュリティの仕事をしていた。すべての日程が終わった日の午後、偶然空いた半日の自由時間があった。それを見越した彼はだいぶ前から天文台とコンタクトをとっていた。

実はこの時期、天文台は部外からの一般見学を受け入れていなかった。それを知った上で、仲間は交渉した。数往復のメールの結果、我々の見学は許された。が、奇妙な条件がついていた。「自分の専門分野について天文台のスタッフに授業すること」。我々はサイバーセキュリティの専門家なので、宇宙の話はできないと伝えたら、むしろ歓迎とのことだった。天文台の人は、宇宙とか電波とか天文に飽きてしまっているので、異分野の話を聞きたいらしいのだ。よくわからないが、USBメモリにStuxnetというコンピュータウイルスの話をするためのパワーポイントのファイルを入れて、ホテルを出た。

プエルトリコの首都サンファン、そこから車に1時間半ほど揺られた山の中に天文台はある。8人の仲間でお金をだして、タクシーを半日チャーターした。プエルトリコは海沿いこそ、開発されて都会的だが、全体としては「カリブ海に浮かぶのどかな島」のイメージを裏切らない、静かな場所である。首都のサンファンですらそんな感じなので、1時間半も走れば、人の気配がなくなる。天文台のあるアレシボという町の周辺は平飼いされている鶏が車道を歩くような、山の中である。

昼過ぎに天文台に着く。天文台の入り口のゲートは立派だった。こんなところに世界屈指の電波天文台があるなんて本当だろうか?いや、そもそも人がいるのか?という疑いの気持ちが湧いていたので、ゲートを見て一安心した。特にNASAのロゴは「文明の中の文明」という感じがして頼もしい。



そして、携帯電話や電波を発する機器の電源をオフにするよう厳重に注意される。ゲストセンターなどはなく、我々はスタッフが寝泊まりする棟の1Fに通された。天文台の敷地内は背の高い樹木に囲まれていて、昼間なのにうす暗い。通された部屋の中もだいぶ暗かった。くたびれ切った弾力のないソファーが、大きな部屋の中に飛び石のように置かれている。開放型の書架が10m暗い並んでいるが、並んだ本はどれも古そうで、手入れされたライブラリーには見えなかった。

やがて8人ほどの天文台で働くスタッフが部屋に入ってきた。みんな若い。ほとんどが天文学を学ぶ大学院生、あるいはポスドクと自己紹介していたが、高校生にも見える。簡単な自己紹介をしたあと、早速、入場料代わりのサイバーセキュリティに関するプレゼンをする。Stuxnetの話を中心に、最新のOS、最新のスマートフォンでも、凄腕の攻撃者に狙われたら無事では済まないというような話をした。興味深く聞いてくれたようだ。山のように質問がでる。なんだかんだで1時間半くらいみっちりサイバーセキュリティの話をする。

双方にサイバーセキュリティで話がふくらみ、訪問の趣旨をすっかり忘れかけた頃に、「じゃそろそろ」という感じで建物に案内される。本来は見学者向けの施設があるそうだが、なぜか天文台のスタッフと意気投合した我々は制御室がある建物に連れて行かれた。

2階建ての建物だが、およそ天文台というイメージから想像される建物よりも、ジャングルの中の動物観察小屋のような趣のある建物である。ブンブンアレシボといえばわかってくれる人もいるかもしれない。警備もなにもない入り口、その後の長い廊下には電気がなくうす暗い。廊下や部屋の壁には手書きのメモ類がびっしり貼られている。その一種の乱雑さが、本当に何かの運用をしている部屋独特の、ハリボテじゃない空気を醸し出している。





道すがらも、天文台のスタッフが熱心に解説をしてくれる。長い廊下をゆっくり進んで、突き当りの部屋に入ると、正面に大きなガラス窓があり、そこから、ネットで見覚えのある電波望遠鏡の副鏡が突然視界に飛び込んでくる。これがアレシボ電波望遠鏡か。一堂呆気にとられて宙吊りになった物体を眺める。




研究者が、我々をオペレーション担当のスタッフに紹介してくれる。4-5人座るのが精一杯と思われる部屋には、弥生時代を彷彿とさせるPCと縄文時代の計測器が立ち並ぶ。机の上には、Windows 95の箱とインストールディスク(CD)が大事そうに置かれている。聞けば、未だにWindows 95という20年前のOSでしか動かないソフトが必要という。制御室では自然と話が天文台の資金面におよんだ。大口スポンサーであるNSFとの交渉の経過などについても聞いた気がする。細かいことは覚えてないが、スタッフの発言からはある種の諦め、「近い将来アレシボ天文台は稼働できなくなる」という覚悟を感じた。同時に、スタッフの口ぶりは天文台と老いた電波望遠鏡への労りと毅然としたやさしさに満ちていた。

制御室の前にある、広いテラスのような場所に出て、望遠鏡をより近くから見てみる。見れば見るほど奇妙な造形をしている。パラボラアンテナは現場では、左右の林に遮られその全容が見えないが、とにかく大きい。副鏡はパラボラの縁に立つ3つの塔から伸びるワイヤーで空中に固定されている。風で揺れたりはせず、かなりの重量がある感じがした。副鏡はよく見ると橋やハシゴがついている。メンテナンスのときにはそのハシゴを使って副鏡の中に入ると言っていた。登る役割だけは死んでもごめんだと思った。



1960年代に建設され、半世紀に渡って電波を受信し続けた望遠鏡。宇宙を愛し、素人にも気さくなスタッフ。周辺の林では鳥がさえずっている。アレシボは今日も平和である。

サイバーセキュリティの仕事をする我々の7名の誰も、「Windows95を使うことのセキュリティ上の問題」などという野暮なことは言わなかった。ほぼ全員が、活動資金の募金箱にお金を詰め込んだ。1つの時代を築いた電波望遠鏡が、静かに余生をすごす姿は、最新の科学に触れたときの興奮とは違う種類の、じわじわくるタイプの感動を我々に与えた。

最後に、スタッフ8名と我々訪問者7名とで望遠鏡を背景に記念写真を撮った。いい日だった。




天文台からの帰り道。周囲はすっかり暗くなっていた。タクシーの中で誰かが言った。
「俺たちの仕事って30年とか50年後になにか残るのかね?」
アレシボには50年たってなお人を集める魅力がある。サイバーセキュリティの分野に、というかデジタルの世界にそれに匹敵する魅力あるコンテンツはあまり思い浮かばない。
別の誰かがいった。
「みんなでイランのナタンツにコンピュータウイルス博物館つくろうよ。壊れた遠心分離機置けば、みんな見に来るでしょ。(注: 前述のStuxnetというウイルスはイランで遠心分離機を物理的に破壊したとされてます。)

というわけで皆様、50年後にイランでお会いしましょう。

Aug 12, 2021

7月の光景

東京オリンピックが行われていた。テレビで見るオリンピックはなにか別の世界の出来事のように感じられた。一応同じ東京という空間にいるのにも関わらずである。
それでも、長い時間準備と運営に携わった方々の努力と諦めない心には素直に頭が下がる。
正直僕は、途中何回か、「オリンピックなんてできるわけない」と思った。


2021年07月01日 (木)
午後打ち合わせ1件。夜、アフリカのサイバーセキュリティ研修に参加させてもらう。イギリスの企業が作ったCTF用プラットフォームみたいなものをつかっていた。よく出来ていそうだが、VPNの遅延が遅くて耐えられない。

2021年07月03日 (土)
雨の中農作業。過酷。この日の教訓から農作業用のズボンと長靴をワークマンで購入した。

2021年07月05日 (月)
前日夜から胃腸が痛く寝れない。ほぼ一睡もできず。この日は仕事を休んで、今まで前を通りがかるだけで入ったことのなかった近くの病院でみてもらう。待合室で、買って放置していた三枝博音の技術思想の探求という読み応えある本と、読売朝刊を隅々まで読む。病院の待合室は読書捗るかもしれない。
前日は、家族の誕生日である。ちょっと遠くの花屋へ花束を買いに行く

2021年07月07日 (水)
午後、授業。その後、知人のお誘いで、1年半ぶりの対面での会食。濃厚な情報交換だったと思う。


2021年07月08日 (木)
朝歯医者、午後打ち合わせ2件の後に、EUの人たちとのセミナーを聴講する。

2021年07月09日 (金)
起: ナイジェリアの知人が日本の大学院に秋学期から入学するという嬉しいニュースあり。しかし、学費免除の対象から外れ、奨学金などないかという相談だった。
承: ちょうどその大学に留学中のミャンマー人の知人に、現役の学生の立場から奨学金などの情報を教えてもらおうとコンタクトした。
転: そのミャンマー人は秋に卒業だが、本国に帰れず、日本での職はなく八方塞がりであると知らされる。
結: ナイジェリア人の奨学金は一旦棚上げし、ミャンマー人の日本での就活を手伝うことに。

2021年07月10日 (土)
立川へ。

2021年07月14日 (水)
午後は大学で授業。会社の同僚のS氏、そして昔の同僚で今は大阪に住むU氏にゲストスピーカーとして授業をしてもらう。授業後のアンケートを読む限り、学生はやっぱり現場の話といわれると身近で楽しく感じるようである。

2021年07月15日 (木)
定期健康診断で秋葉原に。ついでにお昼ごはんは久しぶりの焼き肉。おいしかった。

2021年07月16日 (金)
朝早くに畑に行って、インゲン、モロッコいんげん、万願寺とうがらしを収穫した。この日は久しぶりにオフィスで仕事をする日だったので、朝収穫してきた野菜を同僚のM氏におすそ分け。料理上手な人に食材を使ってもらえるのはうれしい。

2021年07月21日 (水)
会社で四半期の活動を振り返る会議。

2021年07月24日 (土)
自宅に新じゃがが転がっているのを見ていると、フライドポテトが食べたくなった。大量に揚げて食べる。二度揚げするときの出し入れで、ポテトが崩れないように慎重な箸さばきが求められる。が、家で揚げたてのポテトはもちろん抜群に美味しかった。


2021年07月28日 (水)
午後は上期最後の授業のために、茗荷谷のキャンパスへ。最後の授業のあと開放感でテンションが上り、空っぽの教室でセルフィーを撮る。今冷静に振り返ると、よくわからない写真である。
自分が書いたことのないジャーナルから査読の依頼を受ける。師匠のT先生から落ちてきたというのもあるし、きちんとコメントできそうなテーマの論文だったので引き受ける。しかし、自分の原稿が滞っているのにという焦りはある。


2021年07月29日 (木)
ハワイのシンクタンクから唐突な仕事の依頼があり、打ち合わせ。ピンとこないが、自分が断ったら他に受けてくれる人いないことはよくわかるので、頑張って引き受けることにする。
午後は大手町の自衛隊大規模接種センターでワクチン2回目。周囲の家族も2回目の後は発熱に苦しんでいるので覚悟していく。


そういえばワクチン接種の前に、大好きな神保町のラーメン屋覆麺を久しぶりに訪問した。2年ぶり以上なのでどうせ忘れられているだろうと思っていたが、バッチリ覚えてくれていた。この店の大将は、客を送り出すときに「いってらっしゃい」と言ってくれる。カウンターに座って、自分以外の客の背中に投げかけられる「いってらっしゃい」を聞いていると、10年前にその「いってらっしゃい」に力をもらって午後の会議に戻った昔の自分がフラッシュバックしてくる。行きつけの店というのはいいものだと改めて思った。


2021年07月30日 (金)
朝起きると36.9度と発熱していて、体もだるいが、仕事ができないというほどの思い副反応ではない。11時くらいまで普通に仕事をする。ところがその後どんどん体が重くなっていく。仕事は切り上げ、ベットでダラダラする。この日の夕方38.3度まで上昇したが、夜になるとどんどん熱が下がっていく。

2021年07月31日 (土)
朝起きると熱は37.1度。しかし前日に比べると、体は楽である。子どもたちとニンテンドースイッチで遊ぶ。接種後48時間後の、夕方にはほぼ平常に戻った。深刻な副反応がなくてよかった。
日本語論文③の査読結果が学会から送られてくる。結果は大勝利ではないが、修正すれば載せてもらえそうな気配あり。もうひと頑張り、粘ろう。












Aug 11, 2021

6月の光景

毎月、遅れてもきちんと書いていた「x月の光景」。6月の光景を仕上げるのが8月11日という過去最大の時間差が生まれております。
理由は特にありません。

2021年06月04日 (金)
朝4時からの電話会議。ヨーロッパとアメリカの合意の結果、アジアが割を食うというのはよろしくない。

2021年06月07日 (月)
家族でキッザニアに行く。なお前日にはお台場の科学未来館と船の科学館の宗谷を見学するというプチ修学旅行である。大変たのしかった。
夜からRightsConという、サイバーと人権問題に関するカンファレンスが始まる。眠い目をこすりながら参加する。

2021年06月09日 (水)
午後はいつもどおり、大学で授業。この日は旧知のK氏にゲスト講義をお願いする。リモート授業だったが、カメラオンに協力してくれる学生が多く、普段とは違う感触。

2021年06月10日 (木)
同僚がFIRSTの理事選挙に出馬していて、この日が開票と結果発表の日。ドキドキしながら結果を聞いていたが、結果は圧勝と言って差し支えないものだったとおもう。おめでとう。そして頑張れ。

2021年06月11日 (金)
朝、ジョギング。気持ちいい。

2021年06月12日 (土)
畑でピーマン、万願寺とうがらし、伏見甘長を収穫。

2021年06月13日 (日)
新宿へお勉強に出かける。

2021年06月15日 (火)
ベトナムの技術者向け、トレーニングをオンラインで実施した週、その初日。ベトナム側の参加者数十名はホテルの一室に集まっている。こちらは各自の自宅からオンラインで。

2021年06月18日 (金)
久しぶりに部署のメンバー全員が、オフィスに勢揃い。久しぶりに昼ごはんを一緒に食べにいく。

2021年06月19日 (土)
農業講習を朝から2時間みっちり聞いた。その後、雨の中で農作業。

2021年06月23日 (水)
大学の授業、今日から学生はオンラインか対面かを自分で選択する。

2021年06月26日 (土)
ほぼ徹夜で、30日締切の日本語論文③の執筆作業。

2021年06月27日 (日)
大手町の自衛隊大規模接種センターでワクチン1回目。噂で聞いていたとおり、迷うことも長時間待たされることもなく、あっという間に接種が終わった。久しぶりに人がたくさん集まっているところに来たのでなんとなくワクワクしてしまう。帰りに蘭州牛肉麺を食べて帰る。神保町エリアもいろいろな店が潰れてしまっていた。
なお、この後もワクチンの副反応は軽めの筋肉痛で腕が上がりにくい程度で済んだ。

2021年06月30日 (水)
授業、学生のいない教室でひとり語り。その後、無人の教室で執筆中の日本語論文③の仕上げ。電車の中で何度も読み直して、締め切り15分前にメールで投稿完了。



Jun 16, 2021

5月の光景

5月のまとめを書くのが、6月の半ばになってしまう。忙しくなってきました。

あの駅に、初めて降り立ちました。


2021年05月01日 (土)
カラスノエンドウの笛で遊ぶ。音の高低、音量の多少でまとめると、こんな感じでした。


2021年05月02日 (日)
庭先のプランターに買ってきたオクラとシソの苗を植える。オクラは今年初挑戦。夜は餃子。



2021年05月03日 (月)
須田祐子「データプライバシーの国際政治」勁草書房を読み終える。国家間のデータプライバシーを巡る争いを描く。特に欧米として括られることの多い米国とEUの間の戦争を、セーフハーバーアレンジメント→プライバシーシールド→GDPRと遷移していく制度を通じて描く。米国とEUは、国際線の旅客の氏名データ(PNR)、金融機関の送金指示データ(SWIFT)を巡っても熾烈な綱引きをしていた。巨大IT企業を抱える米国は「自由な情報の流通」に例外を作りたくない。データ移転を通称貿易や技術政策として扱う。対するEUは、WW2前後に個人情報濫用の悲劇を経験し、プライバシーは不可侵の個人の権利とみなす。筆者は近未来予想図としてEU影響圏(データ保護法)と米影響圏(APEC CBPR)の併存の可能性を予想する。プライバシーとデータ保護については戦いの構図が、東西対決でも南北対決でもなく環太平洋vs欧州となりうるというのは面白い。GDPR微かに分かる程度の知識だったので、SWIFTやPNRの交渉の歴史は初見で、勉強になった。ちょっと高い本だけどその価値アリ。


2021年05月08日 (土)
地元のレンタル農園に空き区画があるということで、急遽仲間に入れてもらうことに。ほぼ毎週、農作業の講習を受ける必要があるという、わりと真剣なレンタル農園である。時間がかかりそうだが、こんなことをできるのはコロナの時期だけだろうと思う。区画には枝豆、トマト、ピーマン、唐辛子類、インゲン、とうもろこしが既に植えてある。夏の収穫が楽しみ。


2021年05月16日 (日)
Kosseff, Jeff. 2019. The Twenty-Six Words That Created the Internet読了。インターネット以前、出版社や新聞は紙面について流通者としての責任を問われた。現代の米IT企業は通信品位法230条の中の1パラグラフによって、その責任を大幅に免除されている。目の付け所がユニークで面白い。英語が面倒という人のために、6月中旬に邦訳書が出版される

2021年05月17日 (月)
午後、会議とセミナーが1件づつ。ヨーロッパの人たちがいっぱい。

2021年05月19日 (水)
慶應のサイバー文明センター主催の勉強会、今回のお題はデータフリーフローウィズトラスト。霞が関の担当の人が説明してくれるんだけど、やっぱり狙いがわからん。
午後は大学の授業。

2021年05月20日 (木)
未来工学研究所の50周年記念セミナーに出させてもらう。パネリストは全員門前仲町の未来工学研究所のオフィスに集合する。
門前仲町はあまり縁のないエリアなので、せっかくの機会に美味しいラーメン屋を開拓すべく「らーめん こうかいぼう」へ。毎日食べられるという売り文句通りの優しいラーメンだった。雨降りしきる中40分並んでセミナーの集合時間に間に合わないんじゃないかとドキドキ。

セミナーのお題は「日本外交・安全保障政策の針路: ネットワーク依存型社会の課題」。中継設備も、モデレーターも、他のパネリストも素晴らしく、割と面白いセミナーになったのではなかろうか。その模様はYoutubeでご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=ou1yugAzX3c



セミナー帰りに門前仲町のモスバーガーにはいり、夕方からの別の会議に参加する。インターネットガバナンスは重要だけど、議論に爽快感があまりない。

2021年05月21日 (金)
朝一でメキシコの通信事業者と電話会議。
3月に書いていた英語論文②が公開される。プロの編集者がレイアウトしてくれたのできれい。
10年前、南太平洋に島嶼国全体のために働く地域CSIRT/CERTを作ろうというJICAプロジェクトに携わらせてもらいました。大失敗に終わりました。その悲しい経験の原因を考察し、自分を戒め、頑張ってくれたメンバーの努力を供養するために書きました。


2021年05月22日 (土)
子供を連れてロボットプログラム教室の体験に参加する。

2021年05月24日 (月)
午後、100名程度の前で20分のプレゼンテーションしていたが、自宅のネットワークが不調で一度会議システムから落ちてしまう。Wifiではなく、IPoE接続の先で混雑が発生している模様。この日から毎分pingを打つプログラムで、疎通を確認したが全く問題ない。厄介。speedtest-cliをインストールしたり、久々に簡単なプログラムを書く。

2021年05月26日 (水)
朝ジョギングに行く代わりに畑に行って雑草を抜き、トマトとピーマンの脇芽をとる。その後仕事をする。野良仕事とデスクワークをこんな華麗に行き来できるなんて、すごい時代になったもの。リモートワークありがたいです。

2021年05月27日 (木)
イスラエルの企業のヒアリング依頼に応じる。

2021年05月30日 (日)
畑の帰りに、近所の農園が平飼いしている烏骨鶏の卵を買う。卵自体はスーパーで買う普通のものより2周りくらい小ぶり。黄身はレモンイエローとでもいえそうな自然な黄色。味の違いはわからなかった。



May 4, 2021

4月の光景

4月になり新年度が始まった。コロナだなんだと言ってもやはり、年度が切り替わり、桜が舞い、緑が芽吹き、ウキウキした気分になる。春は偉大です。



2021年04月01日 (木)
久しぶりに出社する。午後、複雑な打ち合わせ1件。
年明けに書いていた日本語論文①が公開された。
『サイバー空間は民主主義にどう作用したか?当初は民主主義を勢いづけると見られたが、今は重荷になっている。ブロックチェーンやEtoE暗号などの技術は社会の統制を難しくするが、情報格差を是正する。民主主義維持のコストとして甘んじて受け入れよう。と主張してます。』ROLES REPORT No.3 小宮山功一朗『サイバー空間と民主主義の断層




2021年04月03日 (土)
学生時代の友人たちとのオンライン飲み会。隔週で企画し、招待を送っているつもりだったが、前の回から3週たっていたらしい。キャンプ場から参加している友人のマイクが焚き火の音を拾っていい感じ。

2021年04月04日 (日)
先月後半からLINEが燃えている。個人情報が中国に保存されていたり、海外に業務委託していることが問題視された。サイバー空間はそもそもグローバルな場と理解していたので、これはなかなか驚きが多い。突き詰めると「国産のサービス/データ/インターネット」が意味するところについて社会に共通の理解が無いのが問題なのだろうと今は考えている。

2021年04月05日 (月)
夕方、数名の社会人講座受講生を相手に、国家が支援するサイバー攻撃について理解を深めるためのワークショップに登壇する。受講生の感度が高く、活発な意見がでて、良かった。
集まれどうぶつの森でデータセンターがテーマの島に遊びに行く。メルヘンからはかけ離れた、どこか見覚えのある感じがある。


2021年04月06日 (火)
夜、この春から社会人博士課程に進む若者と電話会議。よくよく聞いたら同じ長野出身だった。大変だろうけど、頑張れ!社会人として働きながら博士課程に籍を置く人の数はまだまだ少なく、「話を聞かせてほしい」という依頼がちらほらくる。そういう依頼にいつも快く応じているという、私の人格の素晴らしさを改めてアッピールしておきたい。

2021年04月07日 (水)
電話会議5つ。うち1つは短い発表をする。最後は夜10時からヨーロッパの人との打ち合わせだったが、明らかに相手の準備不足で時間を無駄にした。

2021年04月09日 (金)
今年限りの非常勤講師のお仕事は、いよいよ翌週から授業が開始されるため、この日の午後に大学の教室と機材を下見しに出向く。完全オンラインの授業も、完全対面の授業も経験があるので自信がある。しかし今回は履修者の半数が対面、半数がオンラインという完全ハイブリッドであり、確認事項は多い。特にスライドに埋め込んだ動画の音声が、電話会議システム(Teams)に載らないという問題は自力で解決できず、システム担当の人にお出まし願う。

2021年04月10日 (土)
春休みの間だけ、我が家にうさぎが遊びにきた。ももたろう(♂、1歳)は好奇心旺盛でやたらと走り回る。そして角の壁紙を食いちぎる。。。だが、元気な子ほど可愛い気がする。


2021年04月11日 (日)
家庭の用事で家具を運んだりなどする。

2021年04月12日 (月)
2週間我が家に滞在したうさぎがいなくなり、なんとなく喪失感を感じる。

2021年04月14日 (水)
今年限りの非常勤講師のお仕事、初回の講義があった。2コマ連続で教室移動がある。情報社会論とサイバーセキュリティ論と2コマ連続の授業だが、履修者は前者が10数名、後者が8名とゼミのような少人数なクラスとなった。授業前に附属の図書館を見学するが、研究に使う古典の品揃えが良く、席も広々としていて静か。ここで本を書けるかなと思った。


夜、英語論文②の最終原稿確認。これにて校了。

2021年04月15日 (木)
朝一でアメリカのシンクタンクの依頼に応じてポッドキャストの収録。その後打ち合わせ3件。関西に引っ越した元同僚と、世間話をしたり。

2021年04月16日 (金)
電話会議4件。合間にちょっと電話がかかってきて、友人が結婚したというニュース。お祝いに何を送るか迷う。

2021年04月17日 (土)
翌週の戦略研究学会の発表のリハ。Zoomのブレイクアウトルームの使い方にとまどう。

2021年04月18日 (日)
子供と公園に遊びに行き、コンビニのおにぎりで朝ごはん。気候がよく大変気持ちいい。


2021年04月20日 (火)
朝一から国際会議に参加。ちゃんといい質問もできた気がするので良かった。
昼ごはんは、「イカと白身魚の四川自貢料理(1870円)」。何重にも激辛という注意書きがり、オーダーした段階で店員さんに「すごいですね」と言われる。恐る恐る食べたらとっても美味しかった。確かに辛いが、山椒、生姜、唐辛子がひしめき合う中に何とも言えない旨味が存在する。



2021年04月21日 (水)
同僚が長いこと頑張ったAPCERT年次報告書がいよいよ公開された。手前味噌ではあるが、アジアのサイバーセキュリティ事情についての唯一無二の貴重な情報源だと思う。なぜもっと話題にならないのか不思議。
FIRSTがインシデントレスポンスの殿堂という表彰制度をもっており、そこに旧知のアメリカ人を推薦するということで、推薦文のドラフトをする。この手の作文は英語のできる部下に任せず、自分で書くことが重要と思う派です。

2021年04月22日 (木)
出版助成金受け取りのために、専用の銀行口座を開設するため地元の銀行へ出向く。実はこれが3回目。屋号付きの銀行口座は基本お断りだそうで、それでも必要な理由を説明して、なんとか作ってもらえた。
EUのAI規制やオーストラリアの戦略やら読み物が多く公開されました。

2021年04月23日 (金)
電話会議2件、うち1件は高度な内容の勉強会。後で復習できるようメモをとった。


2021年04月25日 (日)
緊急事態宣言が出る。戦略研究学会で研究の報告をする。サイバー空間における勢力図みたいなものを提示する。自分の発表は、珍しく師匠に褒められたので、良かったんだと思う。そして他の人の発表から聞いて学ぶことが多かった。発表資料は以下のとおり。
デジタル技術戦略: サイバー空間をめぐる国家とグローバル IT 企業の争い、戦略研究学会 第19回大会(共通論題: 科学技術と戦略)

2021年04月26日 (月)
Kindle本を20冊くらい大量発注。ゴールデンウィークにどれだけ読めるか。。。

2021年04月27日 (火)
横浜DeNAベイスターズの成績が悪すぎる。今年の夏、本当にオリンピックを開催できるのだろうか?野球が行われれば横浜スタジアムが会場となる。それがアスリートにとって命より大事なものだということは分かるが、この状況で海外から選手団を入国させるのは相当きつい。

2021年04月28日 (水)
3月に頑張った英語論文②が公開された。
久しぶりの師匠との共著である。NBRは編集者が中国研究のプロで、コメントから学ぶ点が多かった。


Komiyama, Koichiro and Motohiro Tsuchiya. 2021. “The Triadic Conflict That Lies Ahead in the U.S.-China Tech Confrontation.” Asia Policy 16 (2): 43–55.

2021年04月30日 (金)
とある研究プロジェクトの打ち合わせ。仕切り役を務める気鋭の研究者が、「(このプロジェクトは)ひとまず誰かに怒られるところまでは、攻めていこうと思います。」と言っていた。周囲に気を使って自粛していると、問題は起きないけど、成長もないということが問題意識としてあるのだろう。結果を残す人は思考回路から違うなと納得した。







Apr 1, 2021

3月の光景

LEDテープを使って液晶モニターとデスクの裏に間接照明をつけた。モニターとそれ以外の明るさを揃えてくれるので目に優しいらしい。効果はまだわからない。




2021年03月02日 (火)
英語論文①を書き終えて提出した。

2021年03月06日 (土)
子供のマイナンバーカードを作る。マイナポイント5000円付与のキャンペーンは我が家にはきちんとインセンティブとして働いた。

2021年03月09日 (火)
朝8時から電話会議1件。久しぶりにオフィスに出社し、打ち合わせ2件と大きめの会議2件。内1件はこの週におこなわれるイベントの事前打ち合わせ。数多くの関係者が協力しているお祭り感があってよい。

2021年03月10日 (水)
9日締め切りの英語論文②のために徹夜。これもひとまず納品。午前に社内の面白い打ち合わせ1件。18時からイベントに参加する。


2021年03月11日 (木)
午後はイベントで司会。
J.J.Wattがアリゾナカージナルスに来てくれた!びっくり。
ゼルダのBotWが好きなので、仕事のBGMにこれを聞いているが、特に夜遅くにはバッチリハマって集中できる。おすすめ。




2021年03月12日 (金)
午後はイベントでモデレーション。イベントは前日で終わっていると勘違いしていて、同僚から直前に教えてもらって、電話会議に飛び込んだ。
終わってから近所の床屋さんへ。ヒゲも剃ってもらった。

2021年03月13日 (土)
国連OEWGのレポートが公開された。いろいろな分析ができるなと思いながらまずはざっと読む。
ホワイトデーのプレゼントを近くに住む家族に配達するなど。夜は学生時代の友達と定例のオンライン飲み会。

2021年03月14日 (日)
大きな病院で検査。体も経年劣化で、がたつき始めている。定期的に運動して、しっかり寝ないといけないな。帰りに食べたラーメンがめちゃおいしい。

どうしても食べたいお好み焼きがあり、久しぶりに家族で外食。

2021年03月16日 (火)
午前、海外の人との電話会議1件、午後会議3件が立て続けに。

2021年03月17日 (水)
徹夜して日本語論文①を提出した。構想は3ヶ月前にわりときちんと決まっていて、もっと早く書き上げられるはずだったが、途中で色気を出して迷宮入りした。
午後はCybersecurity Governance in East Asiaというイベントでプレゼンテーションをする。この組織とはこれまで接点なくて手探りです。夕ご飯を食べながらグローバルガバナンス学会のシンポジウムを聞いて、その後インターネットの検閲と中国のグレートファイアーウォールに関するオンラインイベントを聞く。
グローバルガバナンス学会はここのところずっと読んでいた本を書いた西谷真規子氏が登壇していて、「おー、これがあの本を書かれたご本人か」と若干ロックスターを見るファンの視線になる。一般的に国際政治の分野は、重鎮の多くが存命であり、直接会えることが多い。比べると、レジェンドはほぼ鬼籍に入っているコンピュータサイエンスの方がよほど学問としての歴史を感じる。


2021年03月18日 (木)
自宅の電子レンジの調子が悪く、買い換えた新しいオーブンレンジが届く。開閉時の音がうるさい。海外組織からのヒアリング依頼に応じて、夜中に1時間半の電話会議。

2021年03月19日 (金)
朝から電話で色々相談する。英語論文①の編集部チェック結果が帰ってくる。文字通りボコボコになってる。おどけてツイートしているが、心では泣いている。

2021年03月20日 (土)
家族でショッピングモールへ。久しぶりのアボカドバーガー美味い。頑張り屋さんに一輪車をプレゼントした。

2021年03月22日 (月)
笹川平和財団が主宰するディスインフォメーションに関するシンポジウムを聴講した。知っている人が多く登壇していたが、議論が発散しすぎだったと思う。
夜はプロフェッショナル仕事の流儀の庵野秀明の回を見る。取材を受けた理由は「謎に包まれたものを喜ぶ人が少なくなってきてる」かららしい。

2021年03月23日 (火)
義母とポケGoでキラフレンドになる(当惑)。
母直伝のレシピで作った「いちごのパルフェ」が美味しい。

2021年03月24日 (水)
夜、ITUとの電話会議。
親戚からお祝いに猿田彦コーヒーのドリップパックをもらう。深入りでミルクとの相性がいい好きな味だった。ティーバッグならぬコーヒーバッグという4分お湯につけるものも入っていた。珍しい。

2021年03月25日 (木)
APNICとI&JPNが共催する越境するデータの扱いに関する報告書のお披露目イベントに。ただ聞き流すつもりだったが、主催者に指名され、質問することに。会議がおわってから報告書を読むが、面白い。

2021年03月26日 (金)
ランニングコースの桜は満開である。

午前は研究会。いつの間にか、この研究会のWebサイトが公開されていた。

2021年03月29日 (月)
毎年3月にTさんが山口先生を追悼してみんなで走るというイベントをしてくれていて、今年は出張もなかったので1ヶ月きちんと参加できた。延べ20日くらい、毎回平均して4kmくらい走った。良いペースで走れたのはTさんと山口先生のおかげである。もし山口先生が今も元気だったら、なんていうかなぁと考えながら、最近のセキュリティのポッドキャストを聞いて走るのは楽しいひとときである。

2021年03月30日 (火)
IGF報告会で、2020年秋におこなわれたIGFの感想を報告する。一言でいって「IGFのサイバーセキュリティ離れ」です。

2021年03月31日 (水)
色々と雑用を片付ける。子供と公園にいき一輪車の練習をする。











Mar 7, 2021

2月の光景

最後に海外に行ったのは、2020年2月下旬のカンボジアのシエムリアップだった。そこから丸1年、海外はおろか、国内でも遠出は数えるほどである。東南アジアの蒸し暑い路地で、ビールを飲める日が待ち遠しい。


2021年02月01日 (月)
午前は懐かしい人達との打ち合わせ2件。
夜、はやりのClubhouseを使ってみる。「プロ野球関係者がキャンプイン前に話す」みたいな部屋に入ったら山崎康晃選手がいて興奮した。

2021年02月03日 (水)
仕事の合間に、髪の毛を切る。夜日エストニアのサイバーセキュリティ協力に関するセミナーに参加した。前エストニア大統領も聞いていてくれたらしい。そして今のエストニア大使はインテリジェンス研究で有名な北岡元さんということを初めて知る。

2021年02月06日 (土)
博士号のお祝いで、両親と弟たち家族からプレゼントしてもらった勉強机が届いた。無垢のブラックチェリー材の天板はスリスリ撫で続けたくなるほど肌触りがよい。この机でガリガリ原稿を書いていきたい。
夜、情熱大陸で登大遊さんが特集される。NTTで検品したところ質が悪くて使わないと判断された光ファイバーを、あえて使ってみるという提案を上司にしている場面が一番おもしろかった。

2021年02月08日 (月)
来年度の計画をいろいろ考える時期。

2021年02月09日 (火)
KDDI財団から著書出版助成をいただけることになり、その授賞式(リモート)に参加する。Twitterにも書いたが、出版助成により引き受けてくれる出版社の数が増えそうだし、条件次第では1冊の値段を下げることができてありがたい。しかしそれ以上に嬉しいのは、この研究が社会から評価されているという安心感を得られたことにあると思う。

2021年02月12日 (金)
午前、午後と打ち合わせが一件づつ。欧州のデータセンター事情や北朝鮮のサイバーセキュリティなどについて。

常日頃から政治について、SNSに書くことは控えようと思っている。それを書いたところで何も変わらないし、自分には自分の持ち場というものがあるからだ。仕事のことなら個別に関係者と調整すべきだし、研究の対象ならきちんと分析して、論文にまとめるべきであるというのが基本的なスタンスである。

2021年02月13日 (土)
自宅のWifiがよく切れる。ということでメッシュWifiを備えたルーターにアップグレード。本当はシスコのMeraki Goが管理しやすそうだったし、SynologyのUIも一度触ってみたかった。Google Wifiも良さそうだった。しかしIPoEが安定して動作するという一点でバッファローを買わざるを得なかった。おもしろくないが、Wifi接続は宅内のどこにいても安定したのでよしとする。

夜、大学のときの友人達と恒例のオンライン飲み会をする。来年から大学で教えるという
話は大いに驚かれた。大学のときに勉強できなかった自分の姿を見てきた友人たちだけに。
しかし、そこは勉強できなかった、好きじゃなかった人間だからこそ伝えられることがあると信じて頑張りたい。あと自分たちの大学の時のイマイチだった授業を反面教師にしていきたい。

2021年02月14日 (日)
15年くらい前に気に入って使っていたBaby-Gを捨てられずしまっていた。子供が使いたいというので、電池交換をしてみた。初めてだったが、丁寧な解説がYoutubeにあるし、必要な電池は100円ショップに取り揃えられている。やってみれば大したことなかった。

2021年02月15日 (月)
週末外で元気よく遊んだ影響か、単に天候のせいか、とにかく朝から花粉症がひどい。習慣になっていた朝のジョギングをこの日から2週間サボった。

2021年02月16日 (火)
翻訳サービスDeepLの有償版をトライアルで使っていたが、お金を払い続けることを決める。やはり翻訳の精度が高いし、有償版だと訳した文章がDeepL社のサーバに残されないというのも大きい。
午後、勉強会1件。

2021年02月17日 (水)
久しぶりにオフィスへ出勤する。プライベートセミナー用の動画撮影である。同僚がグリーンバックから、カメラからマイクまで全て揃えてくれた即席スタジオに入っていって喋るだけである。楽ちん。


2021年02月18日 (木)
朝7時30分から、翌日の早朝のパネルディスカッションの予行演習に参加。ちょっと雰囲気が硬いか・・・。
午後はASEANの人向けに日本の脆弱なサーバを減らすための地道な活動の紹介をする。夜は翌日のパネルの原稿作り。4時位まで頑張る。

2021年02月19日 (金)
2時間の仮眠をとって朝6時に起床。上半身だけスーツを着て、コーヒーを入れて、朝7時からのパネルディスカッションに参加した。発表がうまくいったかどうかがわからない。

2021年02月20日 (土)
午前中は、子供の幼稚園に劇を見に行く。演目はカラスのせっけん。コロナのせいで保護者の参観は1家庭1人までと制限されていた。帰りにマクドナルドを買って帰る。


夜、大学の研究費で買ってもらった書籍の経費精算。なかなか手続きが複雑であるが、そろそろ終わらせないと2020年度予算が使えなくなる。

昔からずっと一緒に頑張ってきたインドネシアの取引先が亡くなったことをFacebook経由で知る。まだ40代後半か50代前半の早すぎる死だった。ご冥福を祈る。
R.I.P. Mantra

2021年02月21日 (日)
13年やってて初めて、自分のツイートがバズった。7300件のリツイート、13000件のイイねがついた。下の図の通りだが、2-3時間の間に数千リツイートされる。しかしバズるのはせいぜい10時間程度で、その後は一気にフラットに(人がいなく)なる。良い経験だった。
ツイートから5日間のリツイートとイイね数の推移


4月からの大学授業のシラバスがほぼ完成。特に国際関係学のシラバスをつくるために、いろんな本を読み直したし、新たに10冊くらい読んだ。「人に教えることは、自分の勉強になる」と非常勤講師経験のある同僚が教えてくれたが、それは真実だ。


2021年02月22日 (月)
夕方、これまで仕事をしたことのない団体の方からパネル登壇の依頼を受け、電話会議をする。
西谷真規子・山田高敬 (編) 『新時代のグローバル・ガバナンス論』を読了。面白かった。IPCCが国家に取り込まれたのをしらなかったし、レジーム・コンプレックスの理解が不正解だと気づけたし、国際人道税という壮大な提案も知れた。クラズナ―の訳書で消耗する前にこっち読めばよかった。

2021年02月24日 (水)
相変わらず花粉症がひどい。夜も熟睡できないし、仕事中もボーッとしてしまう。我慢しきれず近所の耳鼻咽喉科に行く。血液検査して、週明けに再度来てくださいとのこと。目薬と点鼻薬を処方される。
午後は会議1件。業務終了後22時からITU NCSガイドラインの更新に関する打ち合わせ。

2021年02月25日 (木)
子供のジュニアNISA証券口座を作った。口座を作ってから気づいたのだが、注文は電話限定らしい。初めて証券会社に電話で注文をした。大事なことはネットではなく、電話でという昭和の常識で育ったけど、最近は大事なことほどネットのほうが安心である。電話一本でお金を動かすのに違和感を感じた。
午後は勉強会1件。

2021年02月26日 (金)
午前中は勉強会1件。
ジョギングができないかわりに、Youtubeを見ながらスクワットをしたりするが、運動不足は否めない。

2021年02月28日 (日)
夜は論文の続き。ちょっと前に書いた英語論文について編集者からコメントが入っていて、それの対応をする。人は自分が知っているテーマについての論文や発表に、「自分の知っている単語」が入っていないと不安になる。例えば、サイバーセキュリティを安全保障の文脈で議論したとする、そのときによく聞かれるのはタリンマニュアルとプレゼンテーションの関連性である。タリンマニュアルはたしかに重要な文書だが、数ある重要な文書のうちの1つに過ぎない。「タリンマニュアルって言いたいだけちゃうかい(長野訛りの関西弁)」というような質問が結構くるのである。今回も編集者から「XXXについて言及してほしい」というコメントがあった。頑張って対応する。

いか大根


Jan 31, 2021

1月の光景

このブログの「X月の光景」はそのタイトルが示すとおり、折々の写真を中心にした記事でした。ところがコロナのせいで出張や外出が極端に減ったため、私の写真は自宅でとった「映(ば)えない」写真だらけになってしまってます。無理に写真を増やすと、プライバシーが心配でして、しばらく写真は減る気がします。


2021年01月01日 (金)
地元に帰れない正月にとまどいつつ、インターネットで調べた東京風と言われるお雑煮を作って食べる。近所の公園を散歩する。

2021年01月02日 (土)
スポーツ施設にてインラインスケートをして、初滑り。スマホのカメラを構えながら滑っていて、コケる。スマホをかばって受け身がとれず、お尻を痛打する。夜はオンライン飲み会。箱根駅伝における母校の思いがけない苦戦が話題に。

2021年01月03日 (日)
前日の転倒のダメージは思いのほか残っていなかった。昼はおしゃれイタリアンへ行く。
実家では正月に前の年の大きなニュースを書き出す習慣があった。それを自分なりにしてみる。

2021年01月04日 (月)
仕事初め。毎年年初は結構動きが多いが、今年は穏やかな滑り出し。

2021年01月07日 (木)
エストニアの人と電話会議、間髪いれずにアフリカの人との電話会議。過去に面識がない人との電話会議はちょっとだけ気を使う。新年一発目のラーメン。



2021年01月08日 (金)
大学院の後輩との電話会議。卒業・進学などの長い人生の中でも比較的な大きな節目なので、コロナに負けず、祝いたいものである。

2021年01月10日 (日)
家具屋さんへ。ここの所、立て続けに家具をかって家の中の改善行われている。この日はテレビ台を吟味する。
模様替えのおかげでまちがいなく過ごしやすくなったのだが、唯一宅内Wifi事情が悪化している。これまでにましてWifiが切れる。それも切れてほしくない電話会議で切れる。メッシュWifi導入すべく下調べをする。

2021年01月14日 (木)
ここ数年の年度恒例行事、中国のシンクタンクの研究者との共同シンポジウムに参加し、「データセンターの地経学」というテーマで発表をする。これまでは物理的に集まってやっていた。前日・当日の親睦会で、日本側のT先生が「君たち共産党員は、毛沢東思想を信望し、それを実現するために党員になったのか? あるいはそれは中国の発展の手段の1つとしてドライにとらえているのか?」などと際どい質問をして場を凍りつかせるのが恒例であった。その場が失われたのは悲しい。

2021年01月15日 (金)
gitクライアントを色々触ったんだけど(sourcetree, github desktop)、自分はtigコマンドが一番しっくりくるのかなと思う。


2021年01月16日 (土)
英語論文4000ワードに苦悩する。

2021年01月17日 (日)
英語論文4000ワードに殺されかかる。深夜にひとまず、事務局に送付した。

2021年01月20日 (水)
夜は海外国際機関が作る文書の編集委員会。Microsoft Teamsをフル活用しているのだが、覚悟をきめてMicrosoftに抱かれると、それはそれで非常に効率の良い世界が広がっていることを痛感する。

2021年01月21日 (木)
米国とシンガポールの対話になぜか招かれて、聴講する。シンガポールの研究者は総じて視野が広く、立ち居振る舞い含めて勉強になる。
月の前半にAmazon Music Unlimitedに加入してからというもの、昔よく聞いた懐かしい曲を中心に、いろんな音楽を聞いてみている。それで知ったんだけどNITRO MICROPHONE UNDERGROUNDDELIは松戸市議会議員をしているそうな。

2021年01月22日 (金)
2021年4月から週1で都内の女子大で非常勤講師をしたいと思い、準備をすすめてきた。金銭的に得るものはほぼ無いが、サイバーセキュリティや国際関係について教える経験を通じて、新たな発見があるのではないかと思う。この日は、その大学の先生と、授業のすすめ方やシラバスの作成の仕方についてオンライン会議でアドバイスいただく。
夜は会社の同僚、大学院の先輩、取引先の人と4人でオンライン飲み会。

2021年01月23日 (土)
学生時代の友人の1人が「みんなどうぶつの森やってない?」と言い出す。定期的にオンライン飲み会をしている仲間内でかなりの割合がやっていて、この日は急遽、オンラインプレー大会に。通信機能ほぼ使ったことがなかったので、新たな地平が広がって面白い。そして友達の島の発展ぶりがすごかった。

2021年01月24日 (日)
芥川賞本命との評価で、見事受賞した推し、燃ゆを読む。『推しが燃えた。ファンを殴ったらしい。』というコンパクトに鮮烈な書き出しがエグい。

2021年01月25日 (月)
マイナンバーカードの個人証明書は2年で期限切れする。更新のため役所へ。手続きはこなれていてものの15分で済んだ。導入当初はネガティブな反応が多かったマイナンバーという制度は、徐々に根付いてきていて嬉しい。
今週も夜の電話会議ウィークで、夜22時から25時までの電話会議を聴講する。

2021年01月26日 (火)
仕事のために、markdownをredmineのtextileに変換するツールを探すが、Windowsに限定すると結構厳しいということがわかった。素直にWSLで$pandoc hoge.md -o hoge.textileしよう。
今年の確定申告を終える。今年は郵送を卒業。代償としてカードリーダーのドライバやら、Safariのプラグインやら、色々とインストールさせられた。

2021年01月28日 (木)
仕事をしつつ、JSAC2021を聴講する。東京以外からの参加も増えたようでありがたい。
同僚と2021年度の事業計画についてブレストする。本当にきちんと考えないと、時代においていかれる危機感があるのだが、何をどの順番でやるのかが決められない。

2021年01月29日 (金)
お昼ごろに学会からメールがきて、12月に投稿した論文の不採録を伝えられる。評価を読むと、かなり評価が悪く、う~~んと言う感じ。
夕方に、海外のシンクタンクに寄稿した原稿の修正依頼のメールあり。こっちも、面白いと評価してくれる一方でかなりエネルギーを必要とする書き換えの要求があり。
トータルで深く傷ついたので、濃いめのゆずハイボールを飲んで、ふて寝する。


2021年01月30日 (土)
前日に続き、仕事研究を顧みず、公園でフリスビーとキャッチボールをする。

2021年01月31日 (日)
引き続き充電期間。友人家族とみんなでインラインスケートその他をしにいく。


スニーカーにも鬼滅




Jan 3, 2021

12月の光景

1月に1回、自分の近況を写真をつけてブログ記事にするこのシリーズは、2010年の12月に始めた。2013年前後にあまりにブログに書けることが少ないという理由で数ヶ月休んだが、なんだかんだで10年もきちんと継続している。私の実直で、勤勉な性格が読者の皆様に伝わっているはずである。伝わってなければ困る。


2020年12月1日 火曜日
査読論文を投稿完了した。偉い。偉すぎる。

2020年12月5日 土曜日
情報通信学会大会がオンラインで開催される。30分で自分の研究発表をさせていただく。討論者もプロで鋭い質問をいただく。ただ、聴講者は20名くらいだった。今の研究テーマはキャッチーさに欠けているのかな。
海外のジャーナルから執筆依頼があり、その契約書にサインするためAdove Signという電子署名ツールを初めて使う。いまいち仕組みが理解できなくて気持ち悪い。

2020年12月6日 日曜日
書斎の机を新調すべくリサーチする。経過をバッサリ省略すると、結論として広めのサイズと、木の質感を重視するとセミオーダー品になるらしい。木の見本を取り寄せて、いろいろ迷いつつも注文する。納品は3ヶ月後とのこと。楽しみだ。
木材の見本


2020年12月7日 月曜日
夜は、古い友人とその方に引き合わせていただいたデータセンター業界をカバーされているアナリストの方と食事。刺激的な話を聞く。
NTT大手町ビルの裏手は工事中


2020年12月9日 水曜日
午後はかしこまった電話会議。直前まで会議をやるのかどうかも分からないという緊張感ある会議だった。非常に短い発表をする。

2020年12月10日 木曜日
夜から深夜にかけてフォーマルな電話会議。ただし聞き仕事なのでプレッシャーはなく、単純に勉強する。深夜は辛いが、本来であれば、海外に出張しなければ聞けない話が、自宅の自室から数クリックで聞けるというのはありがたい。この会議は10-11日と連続し、週末をはさみ14-16日まで行われた。

2020年12月12日 土曜日
誕生日おめでとうの会を開催する。

2020年12月13日 日曜日
翌日の講義その他諸々の準備をする。

2020年12月14日 月曜日
すっかり冬めく緑道

前週に依頼を受けた、会議のモデレーションのお仕事だった。知らない名前の会議だったが、旧知の中国人、マレーシア人、アメリカ人が参加していて、のびのび無茶振りして楽しく乗り切る。

2020年12月15日 火曜日
仕事終わって19時から東大の大学院生向けの講義をする。対面だとなんとか通じるレベルの僕の英語力だと、オンライン授業はなかなか乗り切れない。前日に夜なべしてガッツリ読み原稿を作ったおかげで上手くいった。

2020年12月16日 水曜日
中国のCNCERT主催の国際会議に招かれて、コロナ下のサイバーセキュリティインシデント状況について講演する。一つ前の出番のパキスタンのCERTが、「一帯一路」「デジタルシルクロード」など中国の戦略にそのまま賛同するプレゼンをしていて、びっくりした。ただ、指摘されているとおり、中国とパキスタンの接近というのは当たり前のことらしい。

夜に、12月頭にロイターの取材を受けた記事が公開された。アフリカ連合の本部ビルでの音声や映像がマルウェアが盗み出していたこと、その背後に中国の存在があることを報道している。今年の1月に、僕自身がアフリカ連合に連絡したことがアフリカ連合が問題に気づく発端だったと書かれている。情報提供者と自分たちの安全を守るために、普段はこの手の取材には応じない。ただ、今回はアフリカ連合に送ったメールのコピーまでロイターの記者が入手しており、率直に関与を認めざるを得なかった。

2020年12月17日 木曜日
SocialDogというTwitterのアクセス解析サービスの2週間無料トライアルをつかってみる。どう推計したのかわからないが、僕のTwitterアカウントフォロワーの性別と年齢の分布が示されていた。およそ7割が日本にいる40歳男性ということだった。Facebookではなく、Twitterをいそいそと更新していたのは、もっとオープンな場所で活動したいという狙いだったんだけど、結局Twitterは思ったほど多様でもオープンでもないのかもしれない。

2020年12月18日 金曜日
12月5日に自分と同僚が合計3つの学会で講演してきた内容をまとめた、社内向け勉強会を実施する。

2020年12月19日 土曜日
誕生日にもらったインラインスケートを持って、近くの公園へ。ものの15分で普通に滑れるようになる。見ていると、小学校の頃にスケートをしていたときのことを思い出して、自分もやってみたくなる。

2020年12月21日 月曜日
東大先端研創発戦略研究オープンラボが主催するクローズドの研究会に参加し、1時間ブリーフィング。このブリーフィングをもとに短い文章を書くことになりそう。主催者が良い意味で変わってるので、成果もひと味違う研究会になりそうで、楽しみ。
夜11時から、FIRSTの2021年カンファレンスをどうするからの電話会議に参加する。基本的に2021年の会議はすべてオンラインへ。そして福岡には2024年に戻ってくるという作戦になる。

2020年12月23日 水曜日
夜は取り寄せた冷凍のカニを食べる。カニを解体するのがだいぶ上達した。

2020年12月26日 土曜日
論文執筆。合間にDWとPBSの良質なドキュメンタリーをいくつか見る。

2020年12月27日 日曜日
論文執筆。

2020年12月28日 月曜日
御用納め。昼過ぎに社内でオンラインの懇親会があって、ペヤングを食べながら参加した。

2020年12月29日 火曜日
長野の実家に帰れない正月をどう過ごすかの計画をたてる。遅くなってしまった年賀状を書く。近所のスーパーで、年内最後の買い出しを済ませる。
年末大掃除の一環、足の皮


2020年12月30日 水曜日
2日かけた大掃除が、終わる。3日間かけて鬼滅の刃の単行本23冊を読み終える。煉獄さんは■■■■■■■■(ネタバレ自粛)とは思ってなかったな。戦闘シーンはアニメじゃないとよくわからないのかもしれない。
なぜか整列


2020年12月31日 木曜日
夜はスイッチでどうぶつの森をやっていたら、Lisaの紅蓮花を見逃す。

アライグマ