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Sep 20, 2004

帰還 〜京都奈良からの〜

uji-hououdou.jpg
3泊4日の関西旅行は無事終了。土曜の夜に東京に戻ってきました。
旅の模様はこちら↓
1日目
2日目
3日目
今回生まれて初めて訪れた宇治。
平等院鳳凰堂はそれはそれは美しい建築でした。

Sep 17, 2004

旅先からエントリー 今奈良にいます

京都・奈良に旅行中。ちょっと遅い夏休み。
今日は興福寺東大寺国立奈良博物館など近鉄奈良駅周辺を見る。
20数年ぶりの奈良。鹿はやっぱりふてぶてしかった。

Sep 14, 2004

たかがtar、されどtar、 また忘れtar

tarコマンドのオプションが覚えられない。
そのたびにMANで確認している。
他のコマンドはすんなり頭に入るんだけど、なんでだ???
Gzip、Zip、Tarによるファイルの圧縮とアーカイブ

Cacti 0.8.6 RELEASE

cacti_banner.jpg
来たよ!来たよ! Cactiのnew release.
そもそもCactiって何よ?って方はこちら
サンプルを見たい方はこちら
まだアップグレードしていないんですが、ひとまず
リリースノートから変更点を拾ってみます。
新機能:
Graph Zoom and Timespan

 ・グラフ上でマウスをドラッグするとその範囲の値だけをつかってグラフを書き直してくれます。(bonsaiという名前でCactiユーザに知られていたプラグインが本家にマージされた?)
 ・時間を範囲指定するとグラフを書き直してくれます。
  時間指定のインターフェースとしてDHTML calendar controlを採用したのがウリ。
Several Tree-Related Features
 ・ツリービューでの自由度が高くなった
A Revamped Poller Architecture
 ・Pollerというは定期的にクライアントに情報を取りに行くエージェントの呼称。今回のリリースでは
  詳細なログ出力、スレッドを使った同時進行のポーリングがサポートされた模様。
  (0.8.5でいうところのcmd.php,cactidどちらともアーキテクチャーが違うらしく、アップグレードユーザは
  ドキュメントをきちんと確認する必要あり)
Multiple Log File Destinations
 ・ログ(UNIXのシスログやWindowsのEventLog)との連携強化が図られている。
 Pollerで取得した値が閾値を超えた場合、それらログファイルに異常を書き出せるらしい。
そのほか
 ・オフィシャルサイトのスクリーンショットがしばらく見ないうちに充実している。
 ・今回の0.8.6のリリースにあたり、たとえばbonsai,cisco用のテンプレートなど今までraxnetのフォーラムで
  有志がまとめたものがいくつかマージされている。
 ・個人的にcmd.phpの動作の遅さには悩まされたのでpoller.phpの出来に期待したい。
精力的な開発がすすんでいるCacti,かっこいい!
2004・9・14追記
めっさ大事な事を書き忘れ。
0.8.5a以前のcactiにはログイン画面(Auth_Login.PHP)にSQL Injectionの脆弱性あり。
http://www.securityfocus.com/bid/10960/exploit/を見る限りadminのパスワードを
書き換えられそうです。
そんなわけで以前のバージョンをお使いの方はこのタイミングでバージョンアップをしといた方が
よさそうです。

Sep 11, 2004

SQL LiteSpeed

xmlns:w="urn:schemas-microsoft-com:office:word"
xmlns="http://www.w3.org/TR/REC-html40">






SQL LiteSpeed(http://www




SQL LiteSpeed(http://www.imceda.com/LiteSpeed_Description.htm)

< ![if !supportLineBreakNewLine]>

< ![endif]>


litespeed_large.gif

SQL Serverのバックアップとリストアを効率化するツール。発売元はimcede(http://www.imceda.com/)。社名読めないよ!
日本に代理店が無いらしくサポート・購入はimcedaオーストラリア法人が窓口になる。


主な機能は

 ・バックアップファイルのサイズ縮小

 ・バックアップ時間の短縮

 ・リストア時間の短縮

 ・ファイルを暗号化してバックアップ可能 など

前から「いいらしい」という噂は聞いていた。

ただマニュアルや製品ドキュメントを呼んでもバックアップとリストアがどの程度高速になり、どの程度ファイルサイズが小さくなるか?予想がつかなかったため、今回は実際に検証する事にした。

(余談ですが自転車のフレームメーカーに”LiteSpeed(http://www.litespeed.jp/)”っていう会社があって、ここはフレームがオールチタ
ンな事で有名。う〜ん、チタンもいいよなぁ〜(羨))


検証環境


マシンはhp Proliant DL380(XEON 3Ghz×2, Memory 2GB)
データベースファイルはRAID5(72GB×4)のディスクに置く。

今回はテスト用のデータベース(ファイルサイズ29.5GB)を使って検証した。

ソフトは評価版をimcedaのサイトからダウンロード。15日間全ての機能を使えます。


インストール


EXEを実行して一発。簡単。
コピーされるファイルのサイズ、合計3.7MB
プログラムフォルダの中のSQLLiteSpeed.exeというファイルが実体。

SQLサーバに拡張ストアドプロシージャが幾つか登録される。
(例:xp_backup_database,xp_restore_log...)

使用感
LiteSpeedを使ったバックアップ/リストア方法は2通り
・LiteSpeedコンソール(MMCです)を使ってguiでバックアップ。
・ストアドプロシージャを直接キックする。
 構文は標準のBACKUPと似ている。
 前述のGUIでもウィザードからスクリプトを生成する機能がある。
 ヘルプファイルに実例が10数種類のっている。
というわけで操作は簡単。ベーシックな作業はヘルプを見ればなんとかなります。


< ![if !supportEmptyParas]> < ![endif]>


バックアップ


































 style='font-size:10.0pt;font-family:"MS UI Gothic";color:black'>



所要時間



サイズ



標準のバックアップ



20分



29.2GB



標準のバックアップ,その後gzip



58分



3.7GB



LiteSpeedのバックアップ



7分32秒



5.8GB



LiteSpeed(バックアップ後にVerify)



7分26秒



5.8GB



LiteSpeed(暗号化してバックアップ、その後Verify



7分44秒



5.8GB



 



結果:
標準のバックアップと比較して・・・
・バックアップに必要な時間は37%に短縮
・ファイルサイズは19%に圧縮された
(LiteSpeedでのバックアップ中CPUの負荷が20%ほど増加する。ただしその事を販売元に問い合わせたら、「デュアルCPUのマシンでは起こ
りえない」みたいな事をいわれた。CPUも細かくとっていなかったのでここに関してはグレーゾーン。)

標準バックアップ→”cygwin gzip”で圧縮ってのは昔実際にやっていたオペレーション
gzipする場合、瞬間的に(元のバックアップファイル+
圧縮済みファイル)のディスク容量が必要になりますので33GBの空きが必須です。


また圧縮している間CPUを激しく消費します。

・LiteSpeedのウリの1つにファイルを暗号化してバックアップする機能がある。
それを有効にした場合、バックアップに必要な時間が若干長引く可能性がある。
・製品マニュアルに圧縮率はテーブル中のデータの形式により左右されるという記述があった。


 


リストア:


前項で取得したバックアップを使ってリストアをかけた。




















 style='font-size:10.0pt;font-family:"MS UI Gothic";color:black'>



時間



標準のリストア



48分17秒



LiteSpeedのリストア



37分51秒



LiteSpeedのリストア(暗号化したバックアップを使用)



37分50秒



リストアにかかる時間は77%に短縮された。
CPU使用率の増加は認められなかった。

ソフトウェアの価格
sales@imceda.comにメールするか+61 (0) 3 9640 0992に電話してみてください。

ライセンス自体は原則CPU単位でカウントされます。2CPU,4CPUになると結構いい値段です。
Active-Passive構成のクラスタの場合は”ホスト1台のライセンス”+” Active-Passive専用クラスターライセンス”を購入します。
1年間のサポートが標準でついてきます。


 


コストパフォーマンス:
データベースのフルバックアップを週1でとる場合(再利用なし)、どれだけSDLTテープ購入のコストを減らせるかというシミュレーション






















 style='font-size:10.0pt;font-family:"MS UI Gothic";color:black'>



バックアップ取得量(GB)



使用するテープ(本数)



テープ代(1本17,000円)



標準のバックアップを使用



65(GB)×53(週)=3345



style='font-size:10.0pt;font-family:"MS UI Gothic";mso-bidi-font-family:Arial;
color:black'>15.2



style='font-size:10.0pt;font-family:"MS UI Gothic";mso-bidi-font-family:Arial;
color:black'>\258,477



LiteSpeedのバックアップを使用



13(GB)×53(週)=689



style='font-size:10.0pt;font-family:"MS UI Gothic";mso-bidi-font-family:Arial;
color:black'>3.1



style='font-size:10.0pt;font-family:"MS UI Gothic";mso-bidi-font-family:Arial;
color:black'>\53,241



1年間で約20万のテープ代削減になる。

< ![if !supportLineBreakNewLine]>

< ![endif]>


検証できなかったこと

・トランザクションログのバックアップでもパフォーマンスの向上が期待できるらしいが今回の環境ではトランザクションログが増えない
ので未検証。
・クラスタ環境での動作。
製品自体、クラスタでの稼動を保証している。共有ディスクにLiteSpeedをインストールすれば多分動く。けど試していない
・暗号化のロジック。
 


その他
*SQL Server 2005(Yukon)ではデータベースの高速リストアの機能が負荷されるそうです。
 target="_blank">http://www.microsoft.com/japan/sql/2005/productinfo/top30features.asp
 しかしバックアップの機能に関しては2000と大きな違いはなさそうですのでLiteSpeedを購入しても無駄にはなりません。
*評価版をダウンロードしたらオーストラリア法人の営業の人から
You may be interested to know that <うちの会社> in the US use SQL
LiteSpeed,

the software for backup and restore management from Imceda. I know this,
because I sold it to them!
というメールがきました。マジっすか?2・3度メールでやり取りしてたら、電話がかかってくるし商売熱心ですな。


総評style='font-size:10.0pt;mso-bidi-font-size:12.0pt;font-family:"MS UI Gothic";
color:black'>
バックアップ/リストアだけを
比較するとLiteSpeedのパフォーマンスのよさとSQL標準バックアップの効率の悪さが際立
ちます。本来LiteSpeedが良く出来ていると考えるべきなのでしょうが・・・。
あまりのファイル圧縮率、処理時間短縮率にびっくりしたので、販売元に”どんな仕掛けなの?”と聞いてみましたが”企業秘密だ”と連れ
ない答え。まぁ当然か。
UIはこの手の製品にしては使い易いと感じました。

日本で扱っている会社はありませんが、国内での導入実績は結構あるそうです。

SQL Serverにバンドル/吸収されるべきだと思うんですが、どうなんでしょう。




Sep 10, 2004

Tyler Hamiltonの日記 『アテネ五輪を振り返って』

hamilton.jpg
相変わらず日記が長すぎるんだよ!Tyler Hamilton。
アテネ五輪の自転車タイムトライアルで金メダルをとって本当にうれしそうなタイラー。
ブェルタでもそこそこ良い位置につけているハミー。
タグボート(愛犬)は死んでしまったけど頑張れ、鎖骨!
というわけで公式サイトの日記を適当に翻訳しました。
原文はこちらhttp://www.tylerhamilton.com/home1.html
=====================================
昨日アテネのオリンピックスタジアムで、聖火が消されるのを見るのはちょっと寂しかった。
妻と僕はスペインにいて閉会式をテレビで見ていた。
アテネにいたのが何週間も前のことの様に感じられる。
子供の頃からオリンピックは大好きだった。夏にツールドフランスをみるのとちょっと似てるよね?
毎日毎日チェックして、そこで起こるドラマの中毒者になってしまう。
ダイビングやカヤック、長距離走はオリンピックのたびについ見てしまう。
多分他のあまりメジャーではないスポーツの選手に親近感を持っているからだと思う。
会ったことも、それどころか名前を聞いたことすらなかった人のファンになってしまう
のだからビックリするよね。でもまぁそれがオリンピックというものなんだろう。
スポーツマンシップと情熱はアスリートの成績を左右する大きな要素だ。
そしてトップの選手でも下位の選手でも応援することの楽しみは変わらない。
アトランタのオリンピックのとき僕はUSサイクリングチームの第一補欠だった、
そして結局出場できなかった。なんとかシドニーのオリンピックの出場権を手に入れたときは
本当に夢が現実になった気分だった。オーストラリアを移動していると、町は興奮状態、
(オーストラリアの)人々はフレンドリーで世界中の人を歓迎していた。選手村はロードレースのコースからかなり遠く、チームはホテルに泊まることを選んだ。こうすることで僕らは毎日実際のコースでトレーニングができた。
ただお陰で、オリンピックに来ているのに、全く別のレースに出ているかんじがしていた。開会式と閉会式にも出れなかった、つまり「オリンピックの思い出」がほとんど無いんだ。
でも今回は違った。僕らは早めにアテネに入り選手村にチェックインした(もうオリンピックは終わったので選手村は高級住宅街に様変わりしている最中だとおもうけど)
そこは形がそっくりで色がパステルカラーに塗り分けられたの建物が立ち並んでいた。
これからここに住む人は頑張って庭や玄関をいじって自分の家だと分かるようにしないとね!そうじゃないと夜一杯やってから帰ってきたときに自分の家に辿り着けなくなっちゃうよ!
USサイクリングチームは全員、選手村の中のひとつの建物に宿泊した。屋根や上の階に警備員がいる事を除けば、大学の寮そっくりだった。
アメリカ人は要警護対象で国旗やバナー等アメリカっぽいものをバルコニー・窓・ドアに吊るすことは控えるよう要請されていた。
結果アメリカ人選手は普段よりもっと国旗が目立つよう頑張り、最終的に至る所で星条旗が飾られているのを見ることになった。
選手村の中も外もセキュリティは厳重だった。タクシーの運転手は選手村の入り口を見つけることすら出来なかった。入り口は本当に旨くカモフラージュされて隠されていた。
一番の思い出は選手村の中のカフェテリアだ。様々な体型・大きさのアスリートが沢山いて、それを見物できる。ある晩妻に電話して、本当に様々な形の完全な体がある事の驚きを語った。そう、彼らの体はまるで芸術品だった。
カフェテリアでは2つの大きな勝負があった。一つ目はマクドナルド。トレイに乗せてる食べ物を当てるんだ。僕が見た限り、ビッグマックは世界共通の食べ物らしい。
もうひとつはピンバッジの交換。みんな国名がわかるスウェットをきているので交換の相手をみつけるのは難しくない。Levi Liepheimer(こいつ→)levi.jpgは、
普段は大人しい奴なんだけど、ピン交換の鬼になってた。僕らのグループの中では彼が一番の数を持っていた。
. The ribbon on is credential probably weighed 10 kilos by the time he flew home, he had so many pins stuck through it.
ロードレース競技に関して僕はちょっとナーバスになっていた。気温がバクテリアを殺すオーブンのように高く、暑かった。見に来た観客もスタート前から大変そうだった。「長い一日になりそうだな」とおもっていた。この日の僕の目的は(ツールリタイア後)レースから遠ざかっていた脚の調子を試すこと、そして先導集団に潜りこめるか確かめることにあった。USチームはメダルを逃したけれども、個人的には満足の一日だった。来るタイムトライアルに備え体力を温存しておきたかったしね。ベッティーニとメルクスには脱帽だ。彼らがメダルを家に持って帰れるのはすばらしい事だ。
ロードレースの翌日、僕らは選手村を出て海沿いまで南下し、タイムトライアルのスタート・ゴール地点のすぐ近くのホテルにチェックインした。ロードレースが終わってから気候は少し涼しくなり、僕らはきっちりトレーニングができたし、アテネの外ののんびりした雰囲気を楽しんだ。
8月18日は僕にとって忘れられない日になった。今までの人生で僕はずっとアスリートとして生きてきた、そしてオリンピックで勝利することを夢見ていた。でもそれが実現するとは思っていなかった。レースの翌朝、目が覚めた瞬間、スーツケースにダッシュしてメダルが本当にそこにあることを確かめたよ。妻は首をふって「私も信じられないわ」と笑っていた。数日間は金メダルを取ったことを自分でも信じられなかったよ。
それは僕の人生で最良の日であると同時にDede Demet-Barry(女子個人ロードタイムトライアル 銀メダリスト) と ボビー・ジュリッチ(男子個人ロードタイムトライアル 銅メダリスト) にとっても忘れがたい日になったはずだ。半日で3人のアメリカ人が表彰台に上るなんて、めったにある事じゃないし、忘れられない出来事だ。
レースが終わって数日はアテネに留まることができてギリシャをリラックスして満喫することができた。妻も僕もギリシャは初めてだった。
その後はブェルタの準備をするために家に戻った。ブェルタに出場することはシーズン当初の計画にはなかったけど、出ることにした。今後のキャリアで何回グランツールを走れるかは分からない、だからブェルタも出れるときに出ておいたほうがいいとおもったんだ。
Thanks for reading.