実りの秋、食欲の秋ということで実家から桃やら巨峰やらを送ってもらいおいしかった9月の思い出をふりかえってみる。
9/2 海外のカンファレンスで講演した。出張する時間とお金と体力を節約するためにSkypeを使って講演をした。
質問ゼロ。響いているのかいないのかまったくわからない。古井戸あるいはブラックホールに向かって話しているような不思議な錯覚に陥った。話すという行為は一見すると話してから聞き手への一方通行のコミュニケーションだが、実は自分がおもっていた以上に聞き手の役割が大きいということが分かった。
[caption id="attachment_2466" align="aligncenter" width="600" caption="Skype用の高性能マイク、スピーカー"][/caption]
9/5 おしゃれなレストランが立ち並ぶ恵比寿に山本酒店という酒屋がある。ここは酒屋として酒を売りつつ、店内のバーカウンターと店の外のベンチで酒を飲ませてくれる。中瓶のビールを買ってレジにいくと、グラスをくれる。レジ近くには缶詰や乾き物も置いてある。安く飲めるのに加えて、恵比寿という土地柄との意外性が楽しいので一度はおためしあれ。
「最初に連れてくるとみんな喜ぶけど、二度目はあんまないんだよね(笑)」とはこの日のホストの弁。
あ、写真とり忘れた。
9/11 お仕事で一週間秋葉原へ。激しい週だったがチームで力を合わせて乗り切れたのは素晴らしい。次にやるときはもっとよくなる、それが人間のいいトコ。
ちなみに僕らのモットーは「安全第一」である。
[caption id="attachment_2469" align="aligncenter" width="600" caption="立ち方が気持ち悪いのは気にしないでください。"][/caption]
[caption id="attachment_2468" align="aligncenter" width="600" caption="準備は粛々と、、、"][/caption]
舞台は上がったもの勝ちである。批判されるのも中傷されるのも、そこから這い上がって賞賛されるのも全ては人前に自分をさらすところからはじまる。その怖さと楽しさの両方を味わって、そして自分が進みたい方向をみんなが選べばいいとおもう。
9/15 遠方より友来る。また楽しからずや。
9/21 遠方より台風来る。地震に台風に放射能汚染にと今年はなにかと大変な一年である。
9月最終週ミャンマーへ。日本にとってはなにかと縁の深い国である。人は礼儀正しく、常に笑顔を絶やさない。
[caption id="attachment_2470" align="aligncenter" width="399" caption="シュウェダゴンパゴダ。人々が祈りを捧げていた。"][/caption]
[caption id="attachment_2471" align="aligncenter" width="600" caption="マーケットでイスをはこぶひと"][/caption]
ビルマからミャンマーに国名が変わり、つい先日軍事政権から民主化を果たした(すくなくとも表向きは) 。米国の経済制裁も緩やかになるらしく、中国はじめ各国からの支援が続々と行われる見込みだという。
ユニコード戦記という本を読んで知ったのだが、この国で使われるビルマ文字がユニコードに収録されるにあたって、実際の使用者がより使いやすいシステムにするため、国際的な提案をするにあたり、日本のCICCという組織と数々の符号化集合のエキスパートがミャンマーを支援したという歴史がある。
今回の仕事のカウンターパートはミャンマーでこの仕事を仕切った重要人物であったため、初日にユニコード戦記を紹介し、ミャンマーの日本の深い結びつきをアピールし、流れで本をプレゼントしてきた。
[caption id="attachment_2475" align="aligncenter" width="600" caption="ありふれた通勤風景 in ヤンゴン"][/caption]
仕事は順調に終了した。10年後に僕らが情報セキュリティ戦記を書くための、長い道のりの一歩目になったかな?
以下写真のみぺたぺたと
[caption id="attachment_2474" align="aligncenter" width="600" caption="犬もうだる残暑"][/caption]
[caption id="attachment_2476" align="aligncenter" width="600" caption="もらったキーホルダー。カメラやら服やらと今月は出費がおおかったかな。"][/caption]