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Feb 1, 2009

駐輪場のおっちゃん


週末のよる遅くに友達と飲むことになり、家から10kmほど自転車を漕いで都心某駅に行った。飲んでいる間、自転車は駅近くの公営有料駐輪場にとめることにした。看板に一時利用は1日150円と看板に書いてあった。都内でこの値段は相場*1である。納得して受付にむかった。




おっちゃん「なに、今からとめるの?」


僕「はい。」


おっちゃん「もう遅いから、お金はいいよ。その辺とめといて。」


僕「ほんとですか、ありがとうございます」


おっちゃん「今度きたときに2倍もらうから笑」




おっちゃんの粋な計らいでタダで駐輪させてもらった。150円払うつもりでいたので単純に嬉しかった。もちろん駐輪場のシステムでは誰からも等しく150円を集めなければならない。でも、おっちゃんは利用時間が短い僕から一日分の料金をとることを不憫に思ったのだろう。


別に金額の大小は問題じゃないんだ。電子化され、平準化され、効率化されていく社会の中でふと人間らしい対応を受けて嬉しかったという話です。




*1:田舎の人は自転車をとめるのにお金がかかるという感覚が理解しにくいと思う。都心の駅のそばには大抵1日100円の有料駐輪場があります。