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Oct 18, 2006

ブラックホールとは


「光すらも吸い込むブラックホール」と形容されるがそれはどういうことか?


野球ボールを100km/hのスピードで投げるとそのボールは放物線を描き、やがて重力に負けて地面に落ちる。野球ボールを11km/secのスピードで投げると、そのボールは地球の重力を振り切ってお空の星になれる。地球の重力が増加すると、地球の重力を振り切るのに必要な速度は11km/secからどんどん増していく。光の速度はだいたい30万km/sec。重力が増し、30万km/secのスピードでも脱出できない状態になったものをブラックホールと呼ぶ。地球が今の質量のまま、ピンポン玉程度の大きさにギュッと圧縮されれば、ブラックホール状態になると言われている。


最新の天文でもブラックホールに吸い込まれた光、電気、その他もろもろがどうなるか?は分かっていない。同様にブラックホールの中はどうなっているのかという疑問も解明されていないが物理の法則の通用しない「マジ、ハンパない」と予想されている。


という話をこの前行った講演会で聞いた。