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May 23, 2012

4月の光景

4月の光景を書くのが遅れました。もう5月はすぐそこです。

今年の3月は例年に増してバタバタでしたが、どうにかこうにか無事に年度末という大きな峠を越えることができました。

4月4日
アジア某国へ。仕事の内容はいつもとあまり変わらないけれど、周りの顔ぶれが違うのでそれなりに緊張する。今回の国際会議は議長が日本人で、それを支えるスタッフも日本人が多く、国際的に活躍する人たちと出会えたのがとても刺激になった。


4月8日
今日は日曜日、そして生まれて初めて異国で迎える誕生日である。午前は部屋でダラダラしていたら、ノックをする音が。寝ぐせのままドアを開けるとそこにはホテルのスタッフが数名、おろおろしてたらケーキを持って部屋にドカドカ入ってきた。聞いたら「チェックインの時のパスポートをチェックして、今日が誕生日だと知って!」とのこと。プライバシーなんてなんの意味もないさー。
午後は現地の知り合いと軽い観光兼ディナーへ。楽しかった。
ベトナムのご飯は生野菜が多く、どれも最高にうまい!


4月12日
帰国

4月13日
確定申告が無事終わり、還付金振込通知が来た。

4月21日
長く愛用していた靴が、まだ履けないことはないけれど、色落ちが激しいため捨てることにした。Rockportは歩きやすく、なおかつパッと見では革靴のようなので便利である。
おつかれ、古い靴


4月23日
プラハへ。飛行機はエアバスの最新鋭機A380-800である。でかい。重い。
総二階建て!しかし入ってしまえばフツーのヒコーキである。


4月27日
会議が終わった金曜の夜はみんなで会議の主催者の一人の誕生日を祝いにプラハの中心部にあるレストランへ。エスプレッソマティーニとか意外と美味しいらしい。そしてチェコのビールは美味しいと聞いてはいたが、僕には苦味が強くてのみにくかった。


4月28日
プラハから日本へ。プラハ空港にこんな店があってテンション上がってしまった。


さてさて以上4月ですが、旅はまだまだ続くのです。。。

May 2, 2012

9年のブランクを経て堂々のカムバックを果たす

9年のブランクを経て、最近はじめたことがある。タバコだ。また手を出してしまったという言い方が正確だ。

タバコをやめたのは9年前、思い立って、禁煙本を読んで、すぐ禁煙した。僕の場合、ニコチン中毒という感じではなかったので止めるのはそれほど難しいことではなかった。ただ長らく吸っていたことを周囲は知っていたので、禁煙を成功させたことについて褒められたり、本当に辞めたのか疑われたりしたものだった。
それから9年、今更ながらに、タバコをまた吸いたいという気分になった。しばらく我慢していたのだが、思い立って誕生日に自分にご褒美などと苦しい言い訳し、タバコを買った。
出張先のベトナムのホテルで手にはいるのはマルボロライトだけだった。湿気たマッチでおそるおそる火をつけ、煙を吸い込み南シナ海めがけて勢いよくはき出す。久しぶりに吸うタバコは意外なほどにうまかった。吐き出す煙を見ていると、不思議と気分がおちつく。




さて、ここで書きたいのは再びはじめたタバコのうまさではなく、喫煙者をとりまく環境がこの9年の間に劣悪になっているということである。


・タバコが高い

吸い始めた頃1箱220円だったものが、410円に値上げされている。1日1箱吸う場合、1ヶ月で10000円軽く超える計算になる。ホワイト学割が490円のこのご時世に、たまったものではない。さらに、これでも欧米と比べるとまだ安く、財務省は増税の好機をうかがっているというのだから恐ろしい。


・自動販売機でタバコが買えない

タスポ導入のニュースをそういえば何年か前にテレビで見たような気がする。自分に関係のないニュースであったのですっかり忘れていた。小銭を握りしめて近所の自動販売機の前で呆然と立ちつくした。大人になり好きに使えるお金が増えると、何かを「買えない」という状況に遭遇することはほとんどない。あるとすればそれは「(買うだけのお金はあるが)買えない(ということにして見送るという判断をした)」という状況である。久しぶりの逆立ちしても買えないという状況は5歳と時にコンビニにお小遣いの10円玉を4枚もって買い物に行き、何も買えず半べそで帰ってきたあの日以来、二度目である。

・タバコを吸う場所がない

昔は灰皿がどこにでもあった。会社の自席にも、公園にも、駅のホームにも、病院の待合室にも、飛行機のシートにですらも灰皿があった。それらが知らぬ間に消えていた。とにかくパッと目につく場所の灰皿は撤去されていったのである。千代田区のオフィス街では本当にタバコを吸える場所が少ない。このままいくと「平成の廃皿毀釈」として山川出版あたりの日本史教科書に載りかねない。
非喫煙者の方に聞きたい。最近タバコを吸っている人を見ましたか?と。見ていないはずだ。僕だってつい先日までタバコを吸う人が激減しているのだ思っていた。違うのである。喫煙者はあなたの見えないビルの影、狭い路地、自販機の横の小さな灰皿に寄り添いタバコをすっているのだ。ゴキブリのように。
聞くところによれば近頃は完全禁煙の雀荘/パチンコ屋もあるらしい。タバコを吸いたくても吸えない、世知辛い世の中である。


・ライターが重い

非喫煙者にはなんのことか分からないと思う。近頃の100円ライターは子供がいたずらして火をつけられないようにボタンが重くなっているのである。私は最初ボタンの固さに「壊れているのか」と疑い、やがて真相にきづいた。道具というものは改良が重ねられて使いやすくなっていくものである。そしてこの重さは僕にとって改悪だ。

・マイルドセブン・FKが売っていない。

昔吸っていたブランドは2011年に販売終了の憂き目にあっていた。もともと日本で6人くらいしかすっていない銘柄だったので、仕方のないことであるが。




ここまでつらつらと喫煙者にとって悲しい変化をとりあげてきたが、9年間で良い変化ももちろんあった。


・喫煙マナー向上

町中に吸い殻がおちていない。先日プラハを歩いている時には街のいたるところに吸い殻がたまっている悲しい光景を見た。日本でも昔はそんなものであった。これは9年間で劇的に改善されている。
歩きながらタバコを吸う人も少ない。歩行喫煙にスポットをあて、これを減らそうとしたJTのマーケティングキャンペーンの賜物ではないだろうか。


・喫煙者同士の連帯感が増している

僕の喫煙場所ビルの谷間の駐車場に設けられた吹きさらし喫煙スペースは紳士/淑女の社交場のようである。灰皿を中心に半径3mに等間隔に人が並ぶ。入るときは「ちょっと失礼」、吸い終わって離れるときは「お先に」という人もいるし言わない人もいるし、会釈をだけする人もいるが、総じてお互いへの気遣いはかつて感じなかったものである。
社会から虐げられているどころか、家族からも「お父さん煙草臭い」と嫌われる者同士が、やけにならず、紳士として振る舞う世界。言葉も年齢も地位も名誉も関係ない奇妙な連帯がそこには確かにある。




あえて言いたい、喫煙者よ立ち上がれ!と。
我々は訴える。汗して得たお金でタバコを買い、それを吸うのはコソコソするようなことではないと。
なぜビルの軒先で雨にうたれながら、風に吹かれながらタバコをすわないといけないのか?
我々は訴える。脱税が横行する現代において喫煙者は模範的納税者であると。
我々は訴える。肺ガン、脳梗塞のリスクがあがるのは事実であるけれど、そのことを直下型の巨大地震が来ることが確実な土地に住み続けることを選ぶきみたちに指摘される筋合いはないと言うことを。

そして私は、現在のところ「喫煙の際はベランダ」を厳しく躾けられている身であるが、換気扇下での喫煙を超近隣住人に許可して頂けるよう懇切丁寧に説明を続けたい。
風吹きすさび雪降り積もる冬までには。



Mar 31, 2012

3月の光景

もう年度末なんですね。去年の年度末といったら、311直後の混乱まっさかりでミネラルウォーターを調達しなければいけないとかそんなニュースが日本全土を覆いつくしていました。年度末というより世紀末だった昨年と比べたらどんなことも大したことないかのように思えるこの3月を振り返ります。

3月上旬
再びフィジーへ。今回は経由地が遠く、待ち時間が多く行きも帰りもほんとうにきつい移動でした。自分たちの仕事をきっちり終わらせたという達成感は、我々にはどうしようもない問題による無力感とほぼ等価でした。


日曜の朝ごはんはお弁当が部屋に置かれている。
もうバスタブがないのは平気になった

スバの景色
ホームパーティーで供されたカバという太平洋地域の伝統的な飲み物。木の根をすりつぶしてつくられ鎮静効果があるという。味は泥水。
海を望む
まだ暗いうちにホテルを出るためにパッキングをするとき、いつもKokuaのProgress(プロフェッショナル仕事の流儀のテーマ)をBGMにかけてる


3月11日
午前にフィジーから成田に到着し、昼頃帰宅した。震災1周忌のその時間には時差ボケと旅疲れで気絶するように寝ていた。

3月12日
年度末の仕事に復帰。毎日ヘビー級の仕事が続く。1週間のうち4日間スーツきないといけないっていうのもつらかった。

3月16日
故郷へ帰る友の送別会。また東京か広島で飲もうと約束し分かれる。3月は別れと出会いの季節である。

3月17日
両親と共に親戚の見舞いのため町田へ行く。帰りに損保ジャパンの美術館でゴッホのひまわりを見る。本物は絵の具による隆起が大きく、ひまわりという花を越えるエネルギーあふれる作品だった。
当然ホンモノは写真禁止

3月18日
ホワイトデーということで日頃の感謝を込め牛すじ赤ワイン煮込みをつくる。美味しかった。

3月19日
久しぶりに弟者と飲む。おそろしく細い路地の裏からさらに奥まったバーでウイスキーをいただく。いや高いって。
キルホーマンは青いのと赤いの。赤いのがうまかったね。

3月23日
DEFCON Japan 2nd Meetingにタイからの友人を連れて参加。共通の課題に向かっている人たちと楽しくお話できた。日本にいる外国人研究者の力をうまく借りる方法を考えていかないといかんね。

3月24日
いきなりインドネシアへ。フィジーから帰国したときの30時間移動の疲れが全く抜けていないのに加えて、フィジー→東京→インドネシア→東京の温度差が体にひびく。より具体的には腰と肩にひびく。

バリは二度目で前回はヌサドゥア地区、今回はレギャン地区のホテルに滞在した。外国人向けリゾートとして外界から隔離されたヌサドゥアは安全な分面白みにかける。レギャンはこの猥雑な感じが楽しい。
Kutaの街中に止まっているおしゃれな車

夕暮れのJalang Beach
まずは1年の仕事が無事終わって本当になりよりである。まわりの皆さんには感謝感謝。
最近無性にタバコを吸いたくなる時が増えた。タバコをやめてはや8年くらいたっていて、タバコを吸いたいと思ったことは今まで一度もなかったので自分でもこの欲求を持て余している。


Mar 4, 2012

2月の光景

2月の光景を振り返ってみる。

2月前半
長らく通っていた歯の治療がひと通りおわった。先生には「はい、じゃあ次は半年後に点検にきてください。ちゃんと毎日フロスするように。」と言われ、衛生士さんには「お疲れ様でした。」と言われた。


この冬焼き芋がマイブームである。きっかけは100円ローソンでうっている焼き芋。焼き芋って子供の頃の「とても高いもの」というイメージが焼き付いていたが、ローソンの焼き芋は100円でとても美味しい。牛乳を飲みつつ、焼き芋を頬張れば、これはかなり幸せな冬のおやつである。
これは安納芋を自宅のオーブンで焼いたもの

2月11日
ウイスキーワールドカップを開く。その後上司の家で生牡蠣を堪能。新鮮な牡蠣を少しだけ蒸して、そこにポン酢をかけたものはとても美味しかった。ごちそうさまでした。

 2月13,14日
仕事でバタバタしていたが、バレンタインにガトーショコラを食べれて幸せ。



2月28日
会議おわってから成田に直行し、フィジー出張。ATR42-500という今まで乗ったことのない機体だった。
ATR 42フランスイタリア航空機メーカーが合弁事業で興したATR製のターボプロップ双発旅客機である。42は標準の42席(ピッチ81cm)を意味する。Wikipediaより 
強い雨の中、空港から飛行機まで走って搭乗するってのはなんとも南国なことである。

ここから2012年6月終わりまでの自分のスケジュールは完全にブラック企業のそれであるが、誰に指図されたことでもなく、自分でやりたくてやってることなので万一どこかで行き倒れたとしても、その責は僕が負うものであるということを、遺族の皆さんにご理解いただきた。

あとはNHKスペシャルのヒューマンが面白かったし、サイバーテロ漂流少女という査読をした本が刊行された。そのへんもゆっくり書きたいんだけど、またの機会ってことで。



Feb 12, 2012

ウイスキーワールドカップ(決勝トーナメント編)

こんばんは。突然ですがウイスキーはオスキーでしょうか?
そろそろ笑ってくれる気になりましたか?
もう一度聞きますよ。ウイスキーはオスキーでしょうか?


本記事はウイスキーワールドカップ(予選リーグ編)からの続きです。
ウイスキーワールドカップ(以下ウ杯)は5人の審判があやふやな直感をもとに美味しいウイスキーを決める大会。29選手が8つの決勝トーナメントのイスをつかんだ。その顔ぶれは以下のとおり。(エントリー番号、銘柄名、実売価格の順です。)
A2 サントリー響17年 7765
B3 ザ・マッカラン 12年 3730
C3 ジェイムソン スタンダード 2020
D3 サントリー 白州 12年 6580
E2 ニッカウイスキー ザ ブレンド 45% 3070
F2 ヘネシーVSOP 8990
G3 サントリー ローヤル 2880
H3 ニッカウィスキーゴールド&ゴールド 1750
決勝トーナメントを前に
いよいよこの8選手の中からただ一人の王者が絞られる。

ウイスキーワールドカップ(予選リーグ編)

こんばんは。突然ですがウイスキーはオスキーでしょうか?

長らくビール以外飲めない私も、最近ウイスキーがおいしいと思えるようになりましてね、飲めるようになると、もっと安くて美味しいウイスキーはないかな?あのバカ高いウイスキーは本当にうまいのかな?なんてことに興味がわいてくるのです。

そんなわけで、カップやきそば以来久々に神をも恐れぬ仲間たちとウイスキー29種類が集結!ここに独断と偏見でうまいウイスキーを決める、ウイスキーワールドカップ(以下ウ杯)が開催されたわけです。

その結果を前編と後編に分けてブログにしました、まずは前編(予選リーグ編)をご覧下さい。

整列した29選手、心無しか緊張の面持ち


ウイスキーワールドカップルール
まずはウ杯のルールを説明しよう。

大会ルール

  • まず参加選手は予選リーグを戦う。くじ引きによりA組からH組までの8つのグループに分けた。予選リーグではグループ内の全てのウイスキーを担当する審判が2名で試飲する。おいしいと思う順番に点数をつけ、もっとも得点をあつめた選手が決勝トーナメントに進出する。
  • 決勝トーナメントは予選を勝ち抜いた8選手によるトーナメント戦である。審判5人が美味しいと思う選手を二者択一で選び、多数決で決めていく。
  • どちらも原則として試飲中に審判にはブランド名を知らせない。またウイスキーは水と1対1で割る。



くじ引きが終わりグループ毎に整列した各選手。箱に入ったままのボウモア12年選手(最前列左)は他の選手との交流を完全拒否。


審判
ウ杯の審判は総勢5名。いずれも酒は好きだけれどもウイスキーマニアではない。日頃ウイスキーが大好きという人は正しい知識に満ちた真っ当な審判をし、ウ杯のばかばかしさを損なうと判断し、今回はあくまでウイスキー素人5人が審判を行う。

  • 審判A: 30台男子。テキーラを中心になんでも飲む酒好き。味の表現の豊富さに定評有り。
  • 審判B: 40台男子。日本酒を中心になんでも飲むウインドサーファー。利き酒イベントでの勝利経験あり。
  • 審判C: 20台男子。なんでも勉強家。ウイスキーのうんちくをかたって、合コンでもてたい。写真撮影をあわせて担当。
  • 審判D: 20台女子。好きな酒はワイン、ウイスキー経験ほぼ0。
  • 審判E(自分): 30台男子。好きな酒はビール、ウイスキーは経験少ない。もっとも酒弱い。ウコンの力ドーピング済み。
基本的にウイスキーの細かい知識はなく楽しく飲めればそれでよいという面々である。本当はもっと呼んでワイワイやりたかったのだけど、文字通り酔狂なイベントなだけに断られまくったんです涙


予選リーグ

それでは29選手が8つの席を争った予選リーグの結果をA組から見ていく。選手の横に書いてある数字は実売価格を参考として記載した。(なお多くのウイスキーはインターネットでミニボトルセットを購入したので実際にはこんなにお金はかかっていない。コンビニで手に入る手軽なものから、海外のシングルモルトまで流通量の多いウイスキーを集めた。)
赤字が見事勝利し決勝トーナメントに進出を決めた銘柄である。


グループA

A2 サントリー響17年 7765
A3 ニッカ VSOP 2190
A4 サントリー オールド 1480

予想: 優勝候補最右翼の響17年選手に対して他の3選手がどう個性を発揮出来るかが見所。
結果:響17年とニッカVSOP 9点、スーパーニッカ 7点、サントリーオールド4点
同点の場合は2人の審判のうち主審の採点が優先されるというルールにしたがい、響17年が決勝に進出した。勝因は樽の香りが感じられる「ちゃんとしたウイスキー感」である。僅差でやぶれたニッカVSOPも甘くフルーティーと高評価された。


グループB
B1 ジョニーウォーカー赤 1250
B2 ニッカ 鶴 17年 8100
B3 ザ・マッカラン 12年 3730
B4 サントリー 山崎 12年 6157

予想: いずれ劣らぬ強豪ひしめく死のグループ。同じく優勝候補の鶴17年選手の独走を中堅の12年組2人がどう止められるかに注目。
結果:マッカラン12年 10点、鶴17年 8点、ジョニー赤 6点、山崎12年 4点
奇しくも2人の審判がまったく同じ判定をくだした。マッカランはその甘さと華やかさが評価された。鶴17年についてもバランスがよいと好評価で1位2位の差はわずか。「奥から安物感」などと酷評された山崎12年選手。コンディショニングに失敗したか?


グループC
C1 ワイルドターキー 8年 700ml 2362
C2 ジャックダニエル ブラック 1799
C3 ジェイムソン スタンダード 2020
C4 ニッカ ピュアモルト 竹鶴 12年 3980

予想;海外勢の中で竹鶴12年選手は国産のプライドを見せられるか?
結果:ジェイムソン 10点、ワイルドターキー8年と竹鶴12年 7点、ジャックダニエル黒 4点
ジェイムソンは審判に「チーズに合う、重い、頑固オヤジ」などとコメントされ苦戦しているかに見えたが、勝負結果は圧勝であった。ターキー8年は香りが甘くスパイシーで飲みやすいと好評。竹鶴12年には「フツー、遅れて華やかさがやってくる感じが高校デビューって感じ」というコメントがついた。ジャックダニエル黒は人によって「コーヒー感、化学薬品感」があり、苦めなのではないかと推察される。



D1 ボウモア12年     3043
D2 フォアローゼズ     1280
D3 サントリー 白州 12年 6580
D4 サントリー響12年 3999

予想:B組に次ぐ死のグループか。個性派ボウモア選手を審判がどう判断するかが分かれ目。響12年選手も前評判高い。
結果:白州12年 10点、響12年とボウモア12年 7点、フォアローゼス 4点
白州12年は「香りでおびきよせておいて、全然違う味でおどろかせる」「ワイルドバットフォーマル、千代の富士(現九重親方)のよう」と圧倒的な支持を得て貫禄勝ちであった。ボウモアは潮味のみがクローズアップされ、響12年は「天才なのに練習嫌いで世界チャンプになれないボクサー」というな謎の評価をうけた。


グループE
E1 オールドパー 12年 2835
E2 ニッカウイスキー ザ ブレンド 45% 3070
E3 ニッカ 竹鶴 12年スリムボトル 3980
E4 ブラックニッカ 300

予想:E組はニッカお家騒動グループ。ウ杯ならではの大番狂わせがおこせるか?ブラックニッカ選手の奇跡に期待したい。
結果:ザブレンドと竹鶴12年 9点、ブラックニッカとオールドパー12年5点
竹鶴とザブレンドが好評価を得、主審ジャッジでザブレンドが決勝トーナメントに進出した。「竹鶴は刺激的でつんつんしている不良のよう」という評価に対して、ザブレンドは審判両方が「よくわからないけどバランスがよく一番好きな味」という試合巧者ぶりを発揮した。なおブラックニッカは「新歓コンパでのまされたあの思い出がフラッシュバックする」というベテランらしさをのぞかせた。

グループF

F1 ザ・グレンリベット 2312
F2 ヘネシーVSOP 8990
F3 サントリー 山崎 10年 3675

予想:最高年俸をほこるヘネシーVSOP選手が中心か。あれでもヘネシーってブランデーだよね?グレンリベットと山崎がウイスキーの意地をみせることができるか?
結果:ヘネシー と山崎10年 9点、グレンリベット6点
主審ジャッジでヘネシーが決勝トーナメント進出した。ヘネシーは香りがとてもよく、飲んだ後もその甘みが上品に口の中に広がるという。日本のウイスキーと勘違いした審判もいた。定番シングルモルトのグレンリベットは低調。山崎10年ははかなく可憐な味がするという高評価とアルコール臭がたち酸味があるという評価に大きくわかれた。

グループG
G1 トリス 400
G2 シーバスリーガル 12年 2150
G3 サントリー ローヤル 2880

予想:トリスのCMの吉高由里子が好きだ!!!
結果:ローヤル 10点、シーバスリーガル12年 8点、トリス 6点
開幕戦から飲み続けた結果審判にも疲れが見えだしたGグループ。ローヤルが勝利した。トリスについては甘みがつよく、シーバスリーガルよりも好きという審判もいた。

グループH
H1 ジンビーム ホワイト 1280
H2 ジョニーウォーカー黒 2399
H3 ニッカウィスキーゴールド&ゴールド 1750

予想:英米日のお手頃価格選手によるリーグで結果が興味深い。
結果: G&G 10点、ジョニ黒とジンビームホワイト 7点
G&G選手は完全ノーマークであったが、「透明度が高いプールの様」という評にもあるようにスッキリとした味が多いに評価された。ジンビーム含めバーボンはその匂いがだめという審判がいたため評価が低調である。負けてしまったがジョニ黒は渋く激辛な複雑な味が「大人の酒」という評価に繋がった。


いよいよ決勝
こうして8強がきまった。

A2 サントリー響17年 7765
B3 ザ・マッカラン 12年 3730
C3 ジェイムソン スタンダード 2020
D3 サントリー 白州 12年 6580
E2 ニッカウイスキー ザ ブレンド 45% 3070
F2 ヘネシーVSOP 8990
G3 サントリー ローヤル 2880
H3 ニッカウィスキーゴールド&ゴールド 1750

本命響17年選手や死のBグループを生き残ったマッカラン選手が勝つのか?それともG&G選手やジェイムソン選手のようなお手軽価格クラスが飲みやすさに乗じて勝つのか?そしてブランデーであるヘネシー選手がこのまま勝ち進んだ場合、果たして大会はどうなってしまうのか?ウ杯はいよいよ白熱の決勝トーナメントへと続く。


いずれ劣らぬ猛者ぞろいの8強。ウイスキーワールドカップを制するのは果たして。


続きを読む -> ウイスキーワールドカップ(決勝トーナメント編)



Feb 8, 2012

1月の風景

2012年も無事はじまりました。ながらくアマゾンを使っていたこのブログもBloggerという無料サービスにお引っ越しです。コメント書き込むのも、表示されるのも格段に早くなったはずです。

1/1
無事2012年をむかえる。新しい年にふさわしく新しい目標もたてた。

我が家のお雑煮。毎年元旦の朝に食べます。
だしはかつお、具はにんじんと大根、澄んだ汁で直前に餅をくわえます。
正月の行事が一段落し、新聞をひろげると「防衛省が対サイバー兵器、攻撃を逆探知し無力化」という寝耳に水のニュース。防衛のためにウイルスを送り込む?はぁ。そうですか。
冗談のようなニュースをみつつ、あぁこれは海外で騒がれるだろうという悪い予感をいだいたがそれは後に現実のものとなった。
一年の計は元旦にはあって欲しくない。今年はそう思った。

1/7 
葛西臨海水族園へ魚を見に行った。

えさにむかってまっしぐら。マグロたちの祭り。

イワシの群れ
面白かったのはあまり人がいなかったイワシの群れの水槽だった。イワシは群れをつくって泳いでいる。時々おおきく右に曲がったり、左に曲がったり、2つの小さな群れにわかれたり。
見ていると、群れの先頭にリーダーがいてみんなを率いているわけではないようだった。
なんとなく緩いつながりで集まった小魚がなんとなく「誰かが右にいったから俺も」という感じで追随し、それが連鎖して群れ全体がまがっていく。明確なリーダーも、強い意思決定はなく、しかし全体が一見スムーズに方向転換していくのである。世界の一線から取り残されつつある、どこかの国の有り様をみせられているような。


1/16
フロストバイトというハーフマラソンに出場する。人生初のハーフマラソン。最初は快調にとばしていたのに、最後5kmでほんとうに動けなくなった。かなしい。ギリギリ1時間を切るというタイムでフィニッシュした。
でもこのレースがなければ横田基地に入る事なんて多分一生なかったので、良い経験である。

米軍基地内はアメリカである。

1/19
髪を切りに。いままでお世話になっていた新宿の美容室が突然閉店した。担当の美容師さんに切ってもらうため新店舗のある恵比寿にいった。よい店だったが、月に一度は切る必要のある僕にとって、やはり立地は重要だ。近場でまたいいところさがそう。

1/28
職場の新年会。みなさん今年もよろしく。二次会は神田駅近くのバーで、普段は飲まないお酒をあれこれ頼む。楽しかった。

1/29
弟が上京。家族が順調に年を重ね、色々な問題が出てくるこの時期、実家に弟がいてくれてたのもしい。

思い起こせば去年の1月末は海外からの研修生のために東京で10日のトレーニングをするという仕事でいそがしかった。ピンチヒッターがいない状況で、風邪を引き、高熱に苦しんだ。それと比べると今年の1月はゆったりすごせたと思う。よかった。

そして気が長くなったというか、人間としてちょっと丸くなってきている自分をいろいろな時に感じる。


Jan 9, 2012

12月の光景

世界一周の出張から帰国した12月。比較的楽といわれる西回りの世界一周だがなんとなく体の調子がおかしい状態がしばらく続いた。年間で85日海外にいて、土日が移動でつぶれるという生活でこつこつ積み重ねた疲労のせいかもしれない。とにかくそんな12月を振り返ってみる。

12/4
今年もANAのなんとか会員の資格(=スターアライアンスのゴールドメンバー)になることができた。頻繁に乗るようになってラウンジや優先搭乗のありがたみが分かるようになった。マイレージと上級会員になるためのプレミアムポイントというのは別物というカラクリを今年初めて理解した。一言で言えば、マイルは色々な方法でたまるが、プレミアムポイントは基本的にANA便に乗ることでしかたまらない。よくできたシステムだと思う。

12/8
わりと緊張するミーティング。直前にたべた寿司は多分美味しいお店だったはずだけれども、味を感じなかった。

12/10
ほぼ1ヶ月ぶりの休日。なぜか頭皮があれまくり。

[caption id="attachment_2567" align="aligncenter" width="400" caption="おみやげにいただいた地ビールで一息"][/caption]

 

12/11
出張中に届いたオーブンをつかってお菓子を焼いてもらった。焼きたてのスポンジケーキはどんなこったデコレーションケーキよりも美味いとおもうのである。

[caption id="attachment_2566" align="aligncenter" width="600" caption="そえられているのはチョコレートホイップ"][/caption]

12/15
オーストラリアから来日した元同僚とその彼女とご飯。オーストラリアには婚約者ビザ(正式にはProspective Marriage VISA)というものがあるのだという。審査では周囲からの2人が真剣交際しているという証言や2人が付き合っていることを示す写真の提出が求められるという。審査大変だろうなぁ。ビザのカテゴリーの豊富さにはおそれいる。

12/18
リニューアルオープンした池袋のサンシャイン水族館へ。混雑していた。他の水族館と比較したらとても狭いスペースを上手につかって、楽しく見させる工夫が随所にちりばめられていてとても素晴らしいとおもった。広さや水槽の大きさに目を奪われがちだが、サンシャイン水族館はホスピタリティを武器にこれからもっと繁盛するとおもった。

[caption id="attachment_2573" align="aligncenter" width="600" caption="このイソギンチャクのふかふかカーペットに飛び込んで昼寝したい"][/caption]

12/23
確か去年のクリスマスは家ですき焼きをして過ごしたが、今年はクリスマスっぽいことを!という目標にそってカニを食べにいった。

[caption id="attachment_2568" align="aligncenter" width="600" caption="安心のかに道楽。来年はナイフとフォークでチーンと乾杯するようなオシャレな店にいけるといいな"][/caption]

12/28
仕事納めの日。同僚の最終出社日。ばたばたしてたらあっという間にこの日がきたという感じである。次の職場でも活躍できることを祈ってタクシーで帰宅。

12/29
実家に帰る。長野新幹線が例年になくガラガラでむしろ怖かった。

12/30
Microsoftがこの年の瀬に定例外のパッチMS11-100を出す。記憶にある限りほぼ最低のタイミングだが、出た以上は粛々と対応するよりない。夜は恒例の中学の同級会。いつものメンツ、いつものカラオケ、いつものスナック。

12/31
車のタイヤをスタッドレスにはきかえる。ボルトの頭がなめかかっていて、あれは来年かならず交換せねばならん。午後に実家でみんなが使うように地元の電気屋でiPadを購入した。

祖母(95才)が弟の結婚式の写真をみようとiPadを震える手でゆっくりスクロールしている姿はデジタルな世界の明るい未来を感じさせるとても心に沁みる光景だった。が、しかしスクロールがうまくいかないと唾をつけてスクロールしようとする姿は背筋が凍る光景だった。新品のiPadははやくも唾まみれである。

[caption id="attachment_2569" align="aligncenter" width="600" caption="婆者とiPad"][/caption]

 

[caption id="attachment_2572" align="aligncenter" width="600" caption="そば処福田は本当においしかった。http://www.soba-fukuda.com/"][/caption]

[caption id="attachment_2571" align="aligncenter" width="600" caption="育った家はコナコナというオシャレなパン屋&お菓子屋さんに様変わりしていた"][/caption]

 

[caption id="attachment_2570" align="aligncenter" width="600" caption="コナコナにあったかわいい置物"][/caption]

 

よいこともわるいこともあった一年。昨日と同じ明日がくるということ、こうやってみんなと年を越せるということが素晴らしいと思えるのが、今年2011年の収穫だと僕はおもう。

今年も1年おつかれさま。来年もよろしくお願いします。

Dec 18, 2011

コミヤマさんたちの物語

僕の名前はコミヤマ。長年komiyama@という分かりやすいメールをつかっている。昔からこのアドレスには、僕以外のコミヤマさん宛の色々なメールが届く。
今日はその間違いメールに若干の想像を加えて、僕はまったくしらない、決して交錯することはないであろうコミヤマさんたちの物語を紹介したい。

 

2007/6 奈良に住むコミヤマさんには「オーロラを見る」という幼い頃からの夢があった。通りがかった旅行会社のHISでオーロラーを見に行くツアーをみたコミヤマさんはこれに参加することにした。目指すは冬のフォートマクマレー。

2007/12 アルゼンチンの日系企業で働くコミヤマさんは、東京からやってくる重役達のためにパーティーの準備をすすめていた。コミヤマさんは用意周到である。

2008/2 「誰でも家に居ながらにして月収50万から70万確実!」という広告にめざとく気づいたコミヤマさんは運営者にメールしてみることにした。サービスはいつから始まる?確実な収入か?現金又は銀行振り込みか? コミヤマさんは慎重なのかアホなのかよくわからないひとである。

2008/7 コミヤマさんは夏休みということで実家に帰省することにした。実家の最寄り駅から実家までは歩ける距離ではない。「お父さんへ 明日帰ります。ピックアップお願いします。」

2008/8 東京で働くコミヤマさんは富山にある取引先から強烈なクレームの電話をうけた。どうやら先日納品した商品に欠陥があったらしい。取引先の怒りは収まらず、上司に相談すると早速翌日富山に飛ぶことを命じられた。 富山行きの航空券を予約する。「帰りの便はいつにしますか?」というアシスタントからの質問に「先方の怒りが収まったらだね」と答えつつコミヤマさんは片道の航空券を握りしめ富山へ飛び立った。

2009/7 山梨の山間にある中学校で教頭をしているコミヤマさんは非常勤講師として地元の人を学校に迎え、人形劇などの郷土芸能、地元植物の栽培を今の中学生に教えることを考えていた。 コミヤマさんはまた学校事務の効率化について悩んでいた。教育ソリューションフェア2009という東京でのセミナーに参加してみることにした。

2009/12 編集者のコミヤマさんはイラストレーターさんから次の雑誌で使うカットの案を受け取る。うーーん。「やわらかな光」っていう大ざっぱな発注がよくなかったのかなぁ?できばえはコミヤマさんにとって微妙なものだった。

2009/12 長野県の地方都市に住むコミヤマさんは久しぶりにamazonで買い物をしたかったのだが、どうにもパスワードが思い出せない。パスワードの再設定をすることにした。コミヤマさんはうっかりさんである。

2010/3 音楽プロデューサーのコミヤマさんは仙台のセミプロバンドのサウンドアレンジの仕事をうけることにした。デモ音源は良くも悪くも荒削り。アレンジャーとしてのコミヤマさんの腕前がとわれる。

2010/5 店の内装などを手がけるコミヤマさんにとって、美容室の仕事は神経を使うものの1つである。美しさを売る場所である美容室は、当然その店構えにも妥協はゆるされない。くわえてこのところの不景気である。コミヤマさんは「安く早く、しかしどこにも無い店を」という無理難題を押し付けられた。 この日はその店に大型の機材がはいり、ほぼコミヤマさんが描いたイメージ通りの空間ができあがってきた。満足満足! 店内の写真を携帯で送り、自宅に送ったコミヤマさんは久しぶりに飲みにいくことにした。

2010/7 総務部で働くコミヤマさんは上司のソウル出張の航空券を手配する。航空券予約はお手の物のはずだったが、今日は上司に呼び出されてしまった。なんだろう? 「行きの便は木曜ではなく金曜にしてくれたまえ。韓国では一泊でいい。時は金なりだよ、わかるかねコミヤマ君?」 早速日程を変更して、ひとまずセーーーフ。コミヤマさんは胸をなでおろした。

2010/10 東海地方の建設会社で働くコミヤマさんは翌日の工事で使うボイドスラブ図(もちろん配管図も含め)を自分の自宅にメールした。家で印刷して明日は現場に直行しよう。コミヤマさんは働き者である。

2010/11 コミヤマさんは思い立って12月最初の週末を北海道で過ごすことにした。往復26,600円で航空券を購入した。スカイマークはやはり安い。さあ次はホテルを予約しなくっちゃ。

2010/12 デザイン関連の仕事をするコミヤマさんは商用のフォントを試用してみることにした。今度のパッケージデザインの仕事に使えるといいな。

2011/1 アメリカで灯台を販売し設置する会社のコミヤマさんは、翌日の取引先との新年会に部下が参加出来ないというメールをうける。まったくあいつめ。いつもなにかにつけて酒の席を断りおって。コミヤマさんはちょっとさみしかった。

2011/1 アメリカの大学教授であるコミヤマさんは取引先から新しい研究に必要な機材をどのように手配するかについて提案をうける。コミヤマさんは頭をフル回転させる。

2011/1 東海地方で医療関連の仕事をするコミヤマさんは26日水曜に食事会と称し医師を接待することにした。

2011/1 コミヤマさんは使っているNICOSカードの明細が毎月郵送されるのを煩わしいと思っていた。この日WebからNet Branchというサービスを使って利用明細をネットで確認できるように設定を変更した。コミヤマさんはITを活用している。

2011/3 震災直後、友達の安否が気になったコミヤマさんは知り合い達にメールしてみる。今は海外に住む友達が返信してきた。「うちの勉強用の机と弟の机の物が全部落ちたんだってwwwww」笑っていいのかコミヤマさんは戸惑った。

2011/3 アルゼンチンに住むコミヤマさんは前の日バーで知り合った女の子からの写真付きメールを受け取る。しかし会社のシステムで写真が削除されてしまったらしい。あれ、夕べちょっと羽目を外しすぎたかなあ?コミヤマさんは心配になった。

2011/3 コミヤマさんは取引先のケミカルメーカーから新しい薬剤の生物評価の結果を受け取る。新しい製品はヒエにもホタルイにも効くことがわかりコミヤマさんは胸をなでおろした。

2011/8 コミヤマさんは今ちまたで流行っているらしいSkypeのアカウントを作ってみた。自分のあだなからクマキチというアカウント名にしてみた。

2011/12 コミヤマさんは間違いメールがあまりに多いので、まとめてみた。コミヤマさんたちは、今日もこの星のどこかでコミヤマさんの人生を行きている。そのことが明日のコミヤマさんをそっと励ましてくれている。

end

[caption id="attachment_2560" align="aligncenter" width="600" caption="パラレルワールドでは「嵐のメンバー」とかがいいと願うコミヤマさんであった。"][/caption]

Dec 15, 2011

11月の光景

生まれて初めて世界一周した11月をふりかえってみます。

まずは10月に書いた「神保町ランチ戦記」が呼び水となり、会社の同僚ともう一度近辺のランチをきちんと調べてみよう、新規開拓しようという機運がにわかにもりあがった。というかもりあげた。雑誌を参考にして、細い路地を歩いていったり、こんなとこにお店あったっけ?という店に入ってみたりした。なんかエンゲル係数が急に上がった気もするけど、人生には適度な刺激が必要だと思う。

Rodrigo Y GabrielaのCDを買った。特にLive in Franceがいい。アコースティックなギターでもこんなに盛り上がれるんだなと。



 

11/2
家の近所でゆったり飲めるバーを探そうということで、週末にいろいろなバー・飲み屋で一杯づつのんではしごする夜遊びをした。楽しかった。バーは大抵ダンディーなバーテンがいて、いろいろ教えてくれて、一人の時は話しかけてくれる。思っていたよりもずっと敷居が低かった。

11/14
自宅でチキンライス。外ではよく食べるけれど家で作ろうなんて考えたこともなかった。

[caption id="attachment_2540" align="aligncenter" width="600" caption="ショウガとニンニクのたれも抜群にうまかった。"][/caption]

11/16
出張。まずはミュンヘンで一泊した。空港で食べた白ソーセージとビールの朝ご飯はすばらしかった。これでしばらくまともな食事とはおわかれという予感を抱きつつソーセージかみしめる。

[caption id="attachment_2541" align="aligncenter" width="400" caption="スイスかロシアの上空"][/caption]

11/18
カメルーンでの仕事がはじまる。アフリカに情報セキュリティ対策をする組織をつくろうという壮大な計画で、アフリカ出張は今回が3回目だ。マラリア予防も水道から出る茶色水にも埃っぽい街にもなれてきた。今回は比較的楽になるはずだった。ところがどっこい、やはり今回も大変だった。カメルーンは英語とフランス語が公用語と聞いていたが、街でもカンファレンスでもあう人はみなフランス語しか話せない。

理解しがたいことも沢山おきた。人に何かを依頼する時の態度が高圧的な人が多く、やはり僕の感覚では理解しがたい。言葉がきつく、周囲へのあたりが強く、自分にあまい。タフな仕事場である。

[caption id="attachment_2553" align="aligncenter" width="600" caption="Afrinic15"][/caption]

 

[caption id="attachment_2555" align="aligncenter" width="600" caption="仕事一段落の後にみんなで地元の魚料理。開放感とあいまってうまかった。うしろの緑の人の視線がこのくにで黄色い人がどれだけ珍しいかを物語っています。"][/caption]

[caption id="attachment_2542" align="aligncenter" width="400" caption="そして道のりはまだまだ長い"][/caption]

アフリカでの仕事のパートナーはいつもYさんというバイタリティ溢れる人だが、今回は珍しく体が重そうだ。

11/26
ブリュッセルへ。中央アフリカから日本にかえるにも欧米に行くにもベルギーは便がいい。中央アフリカのいくつかの地域をベルギー王室が統治していたという歴史的な経緯からブリュッセル航空がアフリカに多くの直行便を飛ばしているからだ。そんなわけでブリュッセルで乗り換えついでに一泊した。

[caption id="attachment_2546" align="aligncenter" width="600" caption="ブリュッセルは全てが輝いていた。"][/caption]

道をあるくと凝りにこったチョコレートやお菓子が店先を飾っているのが見ていて楽しい。カメルーンの森でみたカカオがベルギーの街角で美しいチョコレートになっている。その光景をみると、ベルギーへと僕がたどったのは、シルクロードならぬカカオロードだったのかもなと思う。

[caption id="attachment_2547" align="aligncenter" width="600" caption="これがカカオ。堅い殻に覆われた白い実はほのかに甘い。"][/caption]

 

11/28
アメリカへ移動。人生初めて大西洋をわたった。マイレージがたまって来年もスターアライアンスのゴールドの資格ゲット。これがあるとほとんどの空港でラウンジが使えて、ラウンジにはもれなくインターネット接続があるのがうれしい。

11/29
上司と打ち合わせ。レストランと喫茶店をはしごしたミーティングは長時間にわたったが、いろいろなギャップを埋めることができてひとまずよかった。

11/30
ホテルの設備が貧弱なのだろう、アメリカなのにインターネット接続がカメルーンよりも遅い。仕事ができるレベルではないので、街へ早いインターネットを探しに。こっちのスターバックスはほぼ全て無料Wifiを提供しているので、スタバに5時間居座る。
デパートでTUMIのバッグを購入した。できるビジネスマン風でかっこいいのだがめちゃくちゃ重い。ただこのカバンをきちんと使いこなせれば、バッグの中で何かが無くなったりする悲劇はおこらなくなるのではないかと期待している。

[caption id="attachment_2549" align="aligncenter" width="448" caption="厚い とにかくぶ厚い"][/caption]

12/1
ミーティング。朝から夕方まで25分きざみで講演者が次々と現れる。昼ご飯も話を聞きながらサンドイッチを食べる。その合理性はやっぱりアメリカだからこそだろう。書かれたスケジュール通りに議事が進んでいくのはきもちいい。最近こういうのなかったからなぁ。そして日本から参加した人たちが皆さん話が巧みで、内容が濃くて圧倒された。あらためて日本にもスゴい人たちがたくさんいるものである。

ディナーは同じ会議に参加する5人でメキシコ料理へ。以前、サンフランシスコのペルー料理屋「La Mar」で食べたセビーチェ(ペルー風の刺身で生の魚をライム等であえる)がとても美味しかった。そこで今回もセビーチェを食べさせてくれるレストランへみんなでいってみた。セビーチェは前ほどの感動はなかったがおいしかった。海外では生魚もすっぱいものもなかなか食べられないから、3週間近い出張でそういうものに飢えていたのだ。セビーチェ以外の料理もおいしくて、大満足のディナー。

[caption id="attachment_2548" align="aligncenter" width="600" caption="夢にまで見た生魚(セビーチェ)"][/caption]

 

12/3
さぁ帰国するぞ。早朝、タクシーに乗って空港に向かった。「アフリカ周りの世界一周の出張が今日でおわりで、やっと家に帰れるんだ」という話をすると、タクシーの運転手はなんとアフリカ(エチオピア)出身だという。聞けばこの地域だけで40万人ものエチオピア人がいるという。たしかに空港にはエチオピア航空がアジスアベベへの直行便を出していて。この街とエチオピアの深い深い関係に驚いた。

あまり関係ないことであるが、海外に出張していて最も「俺頑張っている」と感じるのは、朝暗いうちからスーツケースに荷物を詰め込み、移動の準備をしているその瞬間である。プロフェッショナル仕事の流儀や情熱大陸のテーマ曲を流しながら荷物を詰めれば、さらに盛り上がる。
見通しの悪い環境で仕事をする上で大切なのは、自分の中でストーリーをつくり、勝手に盛り上がり、メリハリをつけることだと思う。勝手につくった自分の物語の中で僕はとってもヒーローである。周りにその物語を押し付けなければ、それでいいと思うんだ。
サインは「V」