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Jan 13, 2009

カンボジアの胡椒をもらった


2ヶ月ほど前、日本を訪れたカンボジア人の友人P氏に怪しげな包みをもらった。


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何重にもまかれたテープの中には新鮮な胡椒の酢漬けが入っていた。下の写真に見える白い固まりはニンニク。カンボジアは実は高級な胡椒の生産で有名であるらしい。一粒つまんでみると、いわゆるテーブルコショーとも黒胡椒とも違う新鮮な香りと強めの酸味とニンニクの風味がきいた特徴的な味である。昨年末に料理研究家の先生におすそ分けしつつ、料理法を相談し、今日はそのアドバイスに従いつつ料理してみた。


材料


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胡椒はもちろんカンボジアから。


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塩はこーださんが沖縄旅行で買ってきてくれた怪しい塩。


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そしてお酒は半年前に久我にもらったまま放置しっぱなしの久保田。みんなありがとう!僕の食卓はみなさんの善意に支えられています。


調理


3品作るつもりだったけど最後はあきらめた。


茹で豚のカンボジア胡椒: 

胡椒本来の味を楽しむこころみ。普通に茹で豚を作る。盛りつけ時に粒胡椒を多めにパラパラとふる。


エビと人参とジャガイモのマヨネーズ胡椒和え:

酸味をマヨネーズで消す作戦。胡椒が漬けてある酢:みりん:マヨネーズ:粒胡椒をそれぞれ1:1:1:0.5の割合で混ぜる。粒胡椒は細かくつぶす。道具がなかったのでニンニク絞りで潰した。そこにオリーブオイルと塩少々と牛乳を加える。


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このドレッシングを茹でた人参とジャガイモとエビに和える。


できあがりはこんな感じ


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これはディップして食べた写真。しっかり混ぜたボウルが後ろにあるんだけれど、そちらのほうが断然おいしかった。


感想


おいしかったけど、胡椒の味を生かす工夫をしたほうがいいかも。茹で豚との相性も悪くなかったけど、次は牛肉と一緒に焼いてみたい。夏の食欲無いときに、何かの上にちょっとトッピングするといいかもしれない。胡椒が葡萄のように房につくということをこの年にして初めて知った。


食後には中国の友達Dさんにもらった台湾のお茶を飲んだ。地球は小さくなっていると実感するね。