京都駅は観光客でごった返していて、向かい側でバスを待っていた高校生くらいのカップルが縁結びの神様「地主神社」のおみくじを食い入るように読んでいた。覗き込んだら結果は「半吉」だったらしい。
「まーくん、大吉でるかなぁぁぁ???」
「え”-、大凶だったりして」
「ひーー、どーー、いーー。絶対大吉。吉までなら許す!」
「よっしゃ引くぞ、うりゃ 。。。 『半吉』」
「え?半吉?そんなのあるの?」
「へー・・・」
「ふーん・・・」
微妙なおみくじを引いた彼らと、そんな残酷な選択肢を用意する地主神社に幸多からんことを。
そしてこれを読んだ皆さんには「彼女と縁結びのおみくじを引いて『半吉』を引いたら」というシナリオで脳内演習をすることをおすすめしたい。