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Mar 6, 2016

2月の光景

多分そこにたいした理由なんてない。深読みしたり、分析したりするだけ時間の無駄だと僕は思う。
人間とは高級な懐石料理を食べ続けたら、いつかはジャンクフードを食べたくなるイキモノである。
味とか、体に良いとか、そういうのは一時おいておいて。

オバマは任期を通じて懐石料理だった。知的で、現実的で、笑顔はチャーミングで、どこの国の元首とならべても紳士だった。政策については当然ながら色々な評価がある。しかしオバマは一大統領候補であった時代から基本的な姿勢がほとんどぶれなかった。

対話と協調を重視する外交方針は世界に、そしてテロリストに対して「アメリカは弱腰」という印象を与え、それがウクライナ、南シナ海などでの反米陣営の増長を招いたという安全保障の専門家もいる。世界の平和を維持するためにアメリカはもっとチンピラに振る舞うべしということらしい。

そういう意味で共和党大統領候補最有力の座に踊りでたトランプはオバマと対極のジャンクフードである。


2/1 ソウルで6月に開催する大きな会議の下見。細かな問題は山程あるものの、準備は順調である 
2/4 取引先と飲みに。本当に久しぶりに外で飲んだ。家が遠くかんじる。いや実際に遠くなっているのだけれども。それ以上に

2/5 IGCJ(インターネットガバナンスに関する日本の関係者の会議)に参加する。セキュリティに関する考え方をまとめた文書作りに時間を割けていないので心苦しい。IANA機能管理の移管はいよいよ今年の9月末という明確な〆切を見据えて、議論がおこなわれる。マルチステークホルダー議論は結論を出しにくい。コミュニティの真価が問われる半年になる。

2/6 長女のお宮参りに。帰りがけに久しぶりの外食



2/9 三田で先生に論文の方向性確認してもらう

2/11 嬉しい週半ばでの休み。各種原稿の締め切りをやっつける

2/13 みんなですき焼きを囲む。楽しかった

2/16 朝7時から夜1時までいろんな会議が。電話会議を減らしたい。
故郷の地方自治体が来年度3億7千万の予算を組んで情報セキュリティ強化にあたるとのこと。成功してほしい。
 
 
2/19 同僚の送別会。ムードメーカーであり、仕事の上でも牽引役であった人が抜けるのは寂しい。ただ狭い業界きっとどっかで一緒になるんだろう。
日本の技術者が、待遇面で限界がある日本の大企業でなく外資を選ぶのは自然なことだし、もっと増えてしかるべきと思う。海外で開発された製品をなんとなく日本語のマニュアルを付け加えるだけでは売れない時代、外資企業の日本拠点にはこれまで以上の努力がもとめられている。

 

2/20 妻、久しぶりのお出かけ。娘と留守番。ぐずられるとやっぱり焦る。新しい掃除機がくる。古いのは一体何年物かもよくわからないほど古かった。コードレスは便利。

2/22 日帰りで奈良へ打ち合わせへ。体調がなんとなく悪く、行き帰りの新幹線はぐったり。



2/25 中国の研究者との共同ワークショップ今年で参加させてもらうのは3年目。中国・台湾・香港は知れば知れば面白い国だ。もっと知りたいと思うけど言葉の壁が高くそびえたつ。

2/26 思えば2月24日の昼ごはんを食べに 外に出た時、やたらと食欲がなかったところで不調に気づいて手を打つべきだったが、そのあたりから微熱が続く。25日夜に明らかな風邪の症状が出ていたが、26日は根性で仕事へ。26日夜に体が悲鳴をあげダウン。

2/27-28 自宅で安静にする。

2/29 クアラルンプールへ出張。サンフランシスコや松山市道後に出張している同業者が羨ましいが独自路線を行く。自分が知らないところ、誰も自分を知らないところに飛び込んでいくところに僕の価値があると信じる。
ホテル泊もおよそ3ヶ月ぶり。






釜玉うどんにカルピスバターと黒胡椒を加えた、和製カルボナーラ。

ある日の都心の駅