会社でVaio Type-Tの現行機種(VGN-TT92DS)が支給されたのが8月の最終週のことである。
ごらんの通り小型軽量のボディに、64bitのVistaが入っている。サクサク快適である。
ところがこいつが買ってから、ごらんの通りブルースクリーンで落ちまくる。
USBマウスを刺せばブルースクリーン。無線LANをオフにしてもブルースクリーン。なにもしなくてもブルースクリーン。
Stop Error 0x0000007Eが頻発する。今時ブルースクリーンでOSが突然死するようなエラーはなかなかお目にかからないだけにディスク周りのハードウェアの初期不良だと思っていた。
週末をイベントビューアのログの確認に費やしたが、原因に検討がつかなかったので、困りかねて今日会社の人に相談したところあっさり解決した。
原因はWindows Updateだった。
8月25日に公開された「Windows Vista for x64-based Systems 用の更新プログラム (KB973879)」をインストールすると、64ビット版Vistaでブルースクリーンがでるそうだ。被害はSONY VAIOだけでなく多メーカー他機種にわたるため、マイクロソフトのミスである可能性大。
ソニーの公式発表: http://search.vaio.sony.co.jp/faq/S0908271066093/
MSのナレッジベース: http://support.microsoft.com/kb/973879/ja
ソニーのページの指示に従い、問題のプログラムをアンインストールしたら、今のところ嘘のように快適に動いている。
今時Windows Updateで問題が出ることは非常に少ないため、油断していたのがいけなかった。このパッチをサーバに入れたりして泣いているシステム管理者がいないことを祈る。
その昔、仕事でファイバチャネルのアレイコントローラーなんかをいじっていた頃、ブルースクリーンは日常茶飯事だった。低いレイヤーでのトラブルはこわいということを改めて思い知ったのであった。
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- 出版社/メーカー: ソニー
- 発売日: 2009/01/10
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