今更ながらダイハード4.0を見に行ってきた。まわりのコンピュータセキュリティの仕事をしている人から「見ておけ」とすすめられたので。
"独立記念日前夜、FBIのサイバー犯罪部が突然何者かにハッキングされた。FBI副局長のボウマン(クリフ・カーティス)は、犯人の可能性のあるハッカーを全員連行するよう指示を出す。
同じ頃、ニューヨーク市警の刑事ジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)は、大学生の娘ルーシー(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)に会うために、管轄外のニュージャージー州に来ていた。彼氏とキスをしている場面に遭遇し、3人の間で言い争いになる。娘に冷たくあしらわれて憮然とするマクレーンの元に、無線で連絡が入る。そして、近くに住むハッカーのファレル(ジャスティン・ロング)の身柄を確保し、ワシントンD.C.のFBI本部まで連行するように指示が出された。渋渋、ファレルを訪ねるマクレーン。しかし、ファレルを部屋から連れ出そうとしている時、突然銃撃される。訳が分からないまま敵を倒し、二人は何とかその場から逃げ延びる。FBI本部に着いた二人は、アメリカ合衆国全土にわたるサイバーテロが始まりつつあるのを知った。"
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%894.0
主人公と行動を共にする正義のハッカー(?)役の俳優には見覚えあるが、どの映画に出ていたのかさっぱり思い出せないままストーリーは進んでいく。
映画自体は面白かった。目当てのサイバーテロのシナリオは、電力や交通などのインフラをコントロールするシステムが複合的にのっとられ、都市機能が麻痺。その隙を突いて、銀行の口座情報など一切合切を盗み出すというもの。
少なくともミサイル発射装置や人工衛星を乗っ取るなどといった、今までの映画で描かれたサイバーテロよりも現実的ですごみがある。
そして主犯格が実はDHS(字幕では保安省って書いてあった)で過去にセキュリティシステムに携わる仕事をしていて弱点を知り抜いているという設定が妙にリアル。内部事情をしったセキュリティ専門家による犯行というのは、現実の世界でもありえる話だ。
映画が終わる数分前、マクレーンが正義のハッカーをねぎらうという本当に最後の場面で気づいた。
「MacのCMの人だ!」と。
最近「あ~、あれなんだっけ?思い出せないな。。。」という場面で思い出せたことが無かったので、今回のように試合終了間際に逆転ホームランを打てるととてもうれしい。