会社でATOK2007を買ってもらった。"カンファレンス"と書いてF3を押すと"Conference"に変換されたり、"ごめん"と書いてF4を押すと"謝っている感じの顔文字"に変換されたりと芸が細かい。ただ長らくMS-IMEのアホさに付き合ってきたので、文節ごとに変換するクセが身に付いているからか、何かが劇的に改善したということはない。
バンドルされている明鏡という辞書の編者の言葉が印象に残ったので引用しておく。
「明鏡」は、曇りのない、澄みきった鏡のことだが、転じて、世の中の手本、典拠になる証本などの意も有する。二十一世紀の日本語を歪みなく正しく映していく鏡としたいという願いをこめた。
辞書で商売する人は自分達が日本語を作っているという自信と自負を持っているのかと思っていたのだが、すくなくとも明鏡の編者はありのままの日本語を歪みなく正しく映していくために辞書を作っているのだね。