インドネシア出張に行って、今朝帰ってきた。
バリは予想通りのお金持ちリゾート。看板やメニューは半分くらい日本語併記。
爆弾テロの影響かセキュリティには結構神経を尖らせてる感じ。
約30分のプレゼンをして肩がバリバリに凝る。終わったあとの開放感と共に味わうパイナップルジュース最高。
バリで一泊の後ジャカルタ経由でバンドンへ。バンドンはジャカルタから車で3・4時間の場所にある学園都市。ジャカルタから車で向かう。高速道路脇にはお茶や稲など日本人には馴染み深い作物の畑が目に付く。
なにかの本によると田園風景の美しさはその国の国力を象徴するそうな。社会システムに矛盾があるとその影響が(お金の流れという意味で)下流の農村に出やすいということらしい。インドネシアの田園風景はとても行き届いた手入れがされている。豊かな国なんだろう。
バンドンにいったのは今自分が働いている組織と同業のインドネシアの組織を訪問するためだった。組織としての実績、規模は日本の組織が遥かに上をいく。
そこでの食事中に「我々の今後についてアドバイスはないか?」と聞かれる。一回り年上で業界経験も長い、つわもの技術者にアドバイスなんておこがましいなぁ。「パッションを持って続けてくしかない、パッションがないのに運営資金が豊富にあっても意味がない」みたいな事を答えようとしたけど、しどろもどろ。組織の人間として答えるなら「日本ではXXXとYYYをして長い間頑張ってきた。だからインドネシアも・・・」となるけど、あの場では自分の意見を求められていたんだと信じたい。まぁとにかくそんな感じで伝えきれなかった感を抱きつつ再びバリへ帰還。
写真は訪れた大学の図書館。色とタイル張りの外装から"世界最大のトイレ"と学生たちに親しまれている。ちょうど雨が降っていてトイレ感が高まっているときの写真。
バリでは下痢と発熱に襲われる、海外で体調が決壊したのは人生初。同僚がホテルドクターを呼んできてくれたのだが、これが女医で同僚も驚くほど美人。ひとしきり診察してくれた後 "Now... this is what we call traveller's diarrhea;)"
微笑みながらそう言われたときは、「2時間で直るかも」とさえ思えた。
・・・が結局丸1日部屋から出れなかった。生野菜には気をつけよう。
今回の出張で覚えた単語:
anemia 貧血
have diarrhea 下痢をする
A fever breaks [subsides]. 熱が出る[下がる]
The fever went down some. 熱はいくらか下がった
ろくなもんじゃない・・・。
明日は前から楽しみにしていたM下の結婚式ということで今日は早めに寝る。
ちなみに妻が気を利かせて買っておいてくれたBoseのノイズキャンセリングヘッドフォン Quiet Comfort3は遺憾なく実力を発揮。この凄さを言葉で表現するのは不可能。7時間のフライトだとヘッドフォンの圧力が強すぎて耳が痛くなるのが唯一の難点。なんとかならないかなぁ。