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Dec 9, 2004

『暗号と認証 基礎から身につくネットワーク技術シリーズ (2)』

CISSPの受験対策というよりも、エンジニアとして最低限の知識がないとヤバイという事に改めて気づき、暗号に関する本を買ってみました。
選んだのはコレ↓
『暗号と認証 基礎から身につくネットワーク技術シリーズ (2)』
DSC02616.JPG

以下公式サイトより紹介文:
「ネットワーク技術シリーズ」第2弾。ネットワーク・セキュリティの技術を学んでいくうえで絶対に欠かせない暗号と認証の技術,およびこれらを組み合わせた実際のプロトコルであるIPsecについて、基本的な技術解説から,実際のシステムでの応用・活用までを一から解説します。
感想:
日経ネットワークは『複雑な内容を簡単に説明する』のが非常に巧みな雑誌だと思います。
優秀な編集者とライターそしておそらくはノウハウがそれを可能にしているのだと思います。
そんな日経ネットワークの連載記事がまとめられたのが本書。
以下良かった点を列挙してみました。
説明が簡潔な事。
コラム的な囲み記事の多さ。
  (主に豆知識的な情報です。)
図表の多さ
(文字が多いとアタマが痛くなる私にとっては重要なポイントです。)
暗号とそれを採用しているアプリケーションを対に記述してある
(実装例を紹介することで暗号の役割がイメージしやすくなっています。)
現状採用されている技術に説明が集中している。 実践的。
古い暗号方式等は一切説明がありません。今さら「カエサル暗号についてどうしても知りたい」という方を除けばこのスタイルで問題ないと思います。
こういうところは時事ネタに強い雑誌ならではでしょうか。
本が小さくて薄いので電車の中で気楽に読める。
結果、本自体が面白く、暗号の本に抵抗のあった私も読了できました。ミラクルです。
こんな方にお勧め:
「共通鍵と公開鍵って何が違うの?」という方、「IPSecって何」という基本から勉強したい方、
時間がないけれども暗号について一通りの知識は仕入れておきたいという現場のエンジニア、マネージャー。
暗号についてまとまった知識があるが、他人にそれを説明するのが難しいと感じる方。
明日の商談で自社製品の暗号方式について突っ込まれそうな営業さん。
余談:
暗号とか認証は苦手です。この本を手にとって本屋のレジに持っていったことを褒めてもらいたいくらいです。
ただ私と同じように暗号・認証の初歩的なところを勉強したいという方は潜在的にいそうな気がしていて、たまたま読んだこの本がお勧めなのでブログで紹介させていただきました。

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