昔の日記にも書いたのですが、去年JamJamという渋滞動画サイトを作りました。そのサイトがイカロス出版というマニアックな出版社が発行する「首都高をゆく」という超マニアックな本に紹介されました。
本の紹介
「首都高をゆく」は来週から書店に並ぶはずです。"「首都高フリーク」が語る! ここが首都高の「萌え」ポイント"という特集に8人の首都高マニアの1人として登場します。出版社からの依頼でインタビューを受けて、サイト開設の経緯や目標などを語っています。
目次より。
●「首都高フリーク」が語る! ここが首都高の「萌え」ポイント
・ジャンクション/江川達也
・トンネル/西澤丞
・橋/平野暉雄
・景観/御代田和弘
・工事現場/小島健一
・渋滞/★★★★*1
・高架下/大山顕
・標識/赤塚剛一
今日見本誌が届いて一通り読んでみましたが、知らないことがたくさん。日本の土木技術には圧倒されるばかりです。だからといって僕のブログを読んでいるみなさんにオススメはできません。マニアックすぎます。首都高フリークも僕以外は、長年取り組んでいる立派な方ばかり*2です。
なぜ嬉しかったか
仕事柄、本を書いたり、テレビに出たりする機会は何度もありました。今回の件はそういったのとは比べものにならないくらい嬉しかったです。
- JamJamが誰に頼まれたのでもなく、自発的なものであったこと。
- マニアによるマニア向けの書籍というポジションがまさに僕が考える「オタクとしてのあるべき露出の形」だったこと。
- 自分が楽しければそれでいいと思っていたことが、少なくとも何人かの理解者を得たこと。
特に3番目がうれしかったです。
勝手な思いつきを自分1人で現実にしていくという作業は孤独で、自分がまったく無駄なことをしているのではないか?という疑心暗鬼にかられることがしばしばありました。「誰得動画ww」と言われて枕を濡らした夜もありました。
でもいいんです。自分とその他数名が楽しければそれで。
最後に
首都高走ったこと無いのに、首都高フリークとして載ってごめんなさい。
今後も皆様に「ふーん、で?これってなんの役にたつの?」と言っていただけるような発想で世の中をよくしていきたいと思います。
今から半年前、1人で脳内構想を紙にメモしていたときの写真。
全てはここから、はじまりました。