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Oct 31, 2019

10月の光景

去年まで理事をしていたFIRSTで、ファーウェイの会員資格停止が決まった。北大の中国研究者が招かれて訪れた北京で拘束された。中国関連のいいニュースを聞かない月だった。

2019/10/1 (Tue)
APCERTの年次総会。オーストラリアが率いてきた体制が、マレーシアに引き継がれることが決まる。選挙の結果は順当といえるものだが、開票途中ではかなり心配になった。
フー。

2019/10/2 (Wed)
夜は元同僚と取引先(日本人、アメリカ人)の4人で火鍋を食べに行く。火鍋のあとはワインバーで軽くお話する。


2019/10/3 (Thu)
帰国。帰りの飛行機でKing Gnuの飛行艇を聞く。Apple Musicにあったのでダウンロード。
羽田からバスに乗るが、高速渋滞の影響で深夜に帰宅。

2019/10/4 (Fri)
朝から会社で勉強会。
春先に中国の知人から、重要インフラのサイバーセキュリティに関する国際会議の案内がきていて参加を前向きに考えていた。この日、主催者との連絡がとれなくなり、Webサイトも消滅したという連絡を同僚から受ける。チャイナすごいな。

2019/10/5 (Sat)
娘の幼稚園の運動会。天気が良すぎて日向は日差しが辛いレベル。終わってからスーパー銭湯で風呂に入り、ご飯を食べてかえる。


2019/10/7 (Mon)
昼休みは銀座でランチを食べながら仕事の相談。その後霞が関で3件打ち合わせ。ちょっと時間の使い方が非効率。

2019/10/8 (Tue)
前からの知り合いの方が、日本の自動車会社のサイバーセキュリティを担当されることになりランチ。15時頃成田空港へ移動。
成田エクスプレスの中で電話会議1件。Paris Callへの組織としてのスタンスを明らかにするという宿題をもらう。Paris Call自体は非常にバランスがとれたいい文書だと思う。
これを弊センターのような技術集団が推すのが適切か? そして3年後に推したことがどう見えるか?という2つの疑問について自問する。
22時過ぎにアジスアベバに飛ぶ。

2019/10/9 (Wed)
朝6時にアジスアベバに到着。成田→ソウルインチョン→アジスアベバは年1回は必ず乗る。もはや手慣れたものである。
ホテルにチェックインした。今回は先方が手配してくれたハイアットリージェンシー アジスアベバにとまったが、今振り返ってもアフリカでこれまで止まってきた数々のホテルの中で一番快適だった。
別に豪華というわけではないが、全てが機能的である。
シャワーを浴びて、お昼前にアフリカ連合本部にいく。30分ほどのCSIRT構築支援に関するプレゼンテーションを終えた。政府の職員がプレゼンすると、ありがちなのが、成功事例だけを並べ立てるパターン。あえて我々が南太平洋で行ったキャパビルが割と失敗したという話をし、その教訓を伝えた。好評だった。


2019/10/10 (Thu)
FIRSTの理事を一緒に4年やったイギリス人と朝のレストランで一緒になり、久しぶりに気兼ねないおしゃべりと朝ごはん。僕は彼のことをしているし、彼も僕のことを信頼している。そういう関係が4年の財産だと改めて思う。
お昼はアジスアベバで働く日本人とアフリカ連合の偉い人と打ち合わせを兼ねたお昼ごはん。英語のボキャブラリーがないので、アフリカ連合の偉い人に失礼な言い方をしてしまったかもしれない。率直さの現れと好意的にとってくれることを祈る。ここ数年アフリカについて抱えていた謎のいくつかがとける。ホテルに戻ってから翌日の会議のための予習。
夜はホテルの1Fでウェルカムディナー。先週シンガポールで会った人たちがかなりいる。飛び回っているのは自分だけではないのだなぁ。



2019/10/11 (Fri)
終日アフリカ連合で会議。国連のOEWGとGGEのチェアが揃い踏み。アフリカ各国からは国連のレベルでもっとキャパビルを頑張ると宣言してほしいというお決まりのリクエスト。
その気持ちはよく分かるが、いろんな会議で聞く「途上国は支援が必要、もっと支援を」という発言はあまり状況を改善しないのではないか? 自分が途上国の外交官だったらどんな発言をするかを考える。


2019/10/12 (Sat)
朝ホテルをチェックアウトして、終日クローズド会議。ちょうど日本を台風が襲っていた時期であり、東京の自宅、長野の実家のことを不安に思いながら会議を聞く。午後早めに会議が終わった。3年間ありがとうございました。本当に貴重な経験をさせてもらった。委員会に、やたらインテリジェンスについて語りたがるおっちゃんがいたが、最終日にして初めてMI6のNo.2だったことを知る。



2019/10/13 (Sun)
17時に成田到着。洪水の影響を心配していたが、幸いなことに鉄道も動いていて、順調に帰宅できた。
委員をつとめている先生に簡易な報告のメールだけして寝る。

2019/10/14 (Mon)
朝から子供と遊びに行く。夜は回転寿司。
出張報告をまとめる。

2019/10/15 (Tue)
会社で集中して仕事。2時過ぎの会議を終えてから、赤十字国際委員会の主催する会議に参加する。日本橋に早稲田大学のサテライトキャンパスがあるとは知らなかった。
5年前にOECD関連で一緒に仕事した人が、ドイツの大学の先生になって参加していた。久しぶりの再会を喜ぶ。夜は懇親会。


2019/10/16 (Wed)
朝9時からの講演のために朝6時台に家を出る。会社でメールをチェックしてから会場へ行き講演。

2019/10/17 (Thu)
会社でストレス対策の勉強会。2つの分水嶺、不眠と食欲減退の症状がでたら、非常に危険なのでプロ(医者)に見てもらう。予防のためには①深呼吸、②ウォーキング、③自然と触れ合うなどが効果的。

2019/10/19 (Sat)
博論。全7章構成の中で書きにくくと困っていた4章をがんばる。

2019/10/20 (Sun)
引き続き博論と向き合う。4章は書き終わった。

2019/10/21 (Mon)
同じ分野の研究者の方々との飲み会@新橋。新橋はポケストップが多い。

2019/10/22 (Tue)
即位礼正殿の儀。朝から中国出張中の同僚とのやり取り。判断に迷う、急なメディア対応が発生しそうである。ある程度原をくくり、現地の判断でうごくよう依頼する。責任は自分が取るとは言ってないが、その覚悟である。

2019/10/24 (Thu)
朝から溜池で会議。午後嬉しい来客あり。インターネットの殿堂入り者に送られる盾の現物を見せていただく。


2019/10/25 (Fri)
午後、IGFベルリン対策会議のようなものがあり、参加する。

2019/10/26 (Sat)
博論のボリュームの目安は200ページと言われていた。自分はまだ170ページくらい。ただ先輩たちの博論はフォントが大きく、行間を広くとっていた気がする。
いくつか先人たちの博論の1ページあたりの字数を確認し、それに基づいて自分の原稿を計算しなおすと、既に240ページ書いた計算になる。
字数は足りている。あとはかっこいいサマリーというか全体を貫く芯のあるメッセージをバキッと書くだけである。このサマリーの出来が重要なのは分かっているので悩みは尽きない。

2019/10/27 (Sun)
引き続き博論と向き合う。翌日の講演の用意や溜まった仕事も片付ける。週末家族で過ごせないのはストレスフル。
12月に主催するEUとの会議の案内状を関係者に送信する。やらなきゃやらなきゃと1週間思い続けていたので、スッキリ。溜めるのは精神的によくないですな。

2019/10/28 (Mon)
午後に霞が関のおもーい会議で30分の講演。お題は「CSIRTとは何か」。重い会議での講演のポイントは、講演者自身が馬鹿に見えないギリギリのラインまで話を、噛み砕くことである。
そういう会議では誰も、「XXXがわからなかったのですが」という質問をしてこない。こちらがやりすぎなくらいに簡単な話をしない限り、歩み寄れない。
そんなわけでギリギリまで絞り込んだ話をした。質問はまったくなかったので、この試みが成功しているかは定かではない。今年の春先の週末をすべてつぎ込んだ論文が新たな仕事につながったことは素直に喜ばしい。
講演終了後に別の講演会の主催者との事前打ち合わせ。
夜は藤沢駅前のホテルに宿泊する。


2019/10/29 (Tue)
朝一でSFCの大学院での授業。東アジアなんたらという授業で、慶應と復旦大学と延世大学校を中継で繋ぐ。SFCのOBでもある元同僚のK氏に手伝ってもらう。
自分のパートの出来はイマイチだったが、K氏の部分で盛り返してよかったという感じ。
授業後、大学院の諸手続きについて窓口に確認にいく。湘南台でK氏と別れて渋谷で行われているCodeBlueカンファレンスへ。
聞きたかった、同僚の発表は既に終わってしまっていた。残念。
恵比寿で打ち合わせ1件の後に、目黒のホテルに宿泊。

2019/10/30 (Wed)
GCSCを一緒にやっていた知り合いがCodeblueのために来日しているということで、お願いしてクローズドな勉強会をセットした。
彼女はサイバー空間に国際法がどう適用されるかを専門家達が解釈した「タリンマニュアル2.0」の筆頭編集者である。出会ってから1年くらい、若いのにタリンマニュアルにめちゃくわしいという印象をもっていたが、彼女が書いていたと知ったときは驚いた。
諸々の都合で朝8時からの会議になってしまった。朝一で渋谷のホテルに行き、タクシーでオフィスへ。オフィスでは同僚が、導線の確保やコーヒーなどの用意を終えてくれていた。素晴らしい。
セミナーはサイバー空間の国際法全体について幅広く議論するというもので、正直ついていけない部分もあったが参加者からは大変好評だった。


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