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Sep 20, 2006

ローマ法王がやってくる、ヤァ!ヤァ!ヤァ!

今年の夏、ドイツのミュンヘンに行ったときのこと、ドーナツ屋のお兄ちゃんと仲良くなった。彼の家はミュンヘンから車で1時間ほどのレーゲンスブルクという町だそうだ。

「何もないところだけど、ローマ法王の出身地だからね!」

と、彼は自慢気だった。「今の法王ってドイツ人なんだ」そのときはそのくらいしか考えていなかった。が、言われてみると町のいたるところに「9月にローマ法王がレーゲンスブルクに帰ってくる!」というポスターが貼ってあった。ロックのコンサートみたいだった。ローマ法王の人気を肌で感じた気がした。

あれから2ヶ月。法王は予定通りレーゲンスブルグの母校を訪ね、旧交を温め、そしてイスラム教徒を激怒させるスピーチをした。

Sankei Web >  ローマ法王「聖戦思想」批判で釈明
http://www.sankei.co.jp/news/060916/kok013.htm
全文の日本語訳:教皇ベネディクト十六世のレーゲンスブルク大学での講演
http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/feature/newpope/bene_message143.htm

いろいろな釈明は可能だけど、彼の立場を考えたら誤解を招くような表現をすること自体がミス。地元の後援会関係者の前でついついリップサービスしすぎてしまった日本の政治家を笑えない。本人もその辺自覚しているがゆえに「遺憾の意」を表明しているんでしょうね。

こういう単純なボタンの掛け違いも、何度か重なると本格的な諍いにエスカレートしますから(卑近な例:夫婦喧嘩)、気をつけて欲しいもんです。

単純に地元の英雄を見に行くつもりだった、バイエルン地方やレーゲンスブルクの人はお気の毒。ただやってくるだけで大騒ぎの法王が、失言でもした日にはどんな騒ぎになっているのか想像つきません。

ちなみにブッシュ大統領が凄まじいタイミングで余計なコメントを出したようです。この人はこの問題を炎上させたいんだろうかw
ブッシュが法王擁護 聖戦批判「真摯に謝罪」U.S. FrontLine
http://www.usfl.com/Daily/News/06/09/0919_006.asp?id=50544

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