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Nov 5, 2017

10月の光景

個々数年の経験から、私の数少ない特技は時差ボケをほとんどしないことだと思いこんでいた。6月半ばから10月まで、出張があっても時差の無い韓国と中国であり、結果的に3ヶ月以上からだが完全に日本時間に慣れきっていた。
そのためだろう、カナダでは時差ボケが本当に治らなかった。時差ボケ防止には時差の有るところにコンスタントに行くというのが効果的だ。そうすることで常に体内時計をピンぼけさせるのである。

私が普段ボケているのは、つまり慢性的な時差の影響という風にご容赦いただきたい。

10月1日
日曜日だが、モントリオール市内のカンファレンス会場候補を視察して回る。
北米でフランス語が公用語というのはなかなか違和感ある。






10月2日-10月4日
FIRSTの理事会で終日ホテルに缶詰。夜のディナーは時差のためスキップ。Yelpで調べた近辺の中華麺屋さんにいったら、大当たりだった。





10月5日
朝早くホテルをチェックアウトし、モントリオール空港へ。シカゴ乗り換えで日本に戻るのだが、空港内にアメリカの入国管理担当官がいて、「カナダでアメリカへの入国手続を済ませて」飛行機に乗る。
こういうパターンは初めてみた。
ここはカナダ!

10月6日
午後成田着。初めてのシカゴ→成田

10月7日
家具を見に行く

10月8日
幼稚園の運動会を2つ巡る。それぞれに個性がある。
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10月11日
今年3回目の北京出張。飛行機がアップグレードされてラッキー。
夜はウェルカムディナー。先生がホスト役の中国の外交官にギリギリの質問をして、場に緊張が走るのももはやいつもの事である。


中国「らしい」雰囲気のあるホテルで嬉しい

最近は中国ワインというのも人気のようである

10月12日
中国現代国際関係研究院と高麗大学との日中韓サイバーセキュリティトラック2協議に参加。一回目の前回よりも大分参加者同士の信頼関係ができていて議論が深まってきた。そして中国側の参加者の優秀さには驚いた。
夜はまたも先方の接待でディナーにお呼ばれ。第19回党大会の開幕を翌週に控え北京市内中央部は厳戒ムードである。人民解放軍、北京市警察、武警、民間保全隊。ざっと見ただけでもいろいろな制服の人が街角にたっていて、異様な雰囲気を感じる。



10月13日
午前、中国の取引先を訪れるため、タクシーに1時間乗って北京近郊まで足を伸ばす。オフィスで打ち合わせのあと、昼ごはん。
昨年成都で食べていらい火鍋が忘れられず、この日も火鍋に連れて行ってもらう。四川出身の知人がつけダレを作ってくれた。大ぶりのご飯茶碗くらいの大きさの器に、波々とごま油を注ぐ。そこにニンニンペースト、刻みパクチー、たまり醤油のようなものをこれでもかと投入する。このタレの味が火鍋の味を左右するらしく、みんなそれぞれ独自のやり方をするらしい。
とにかくめちゃくちゃ美味しい。アヒルの血で作った豆腐のようなものも、センマイも火鍋によく合う。
その後知人に北京空港まで送ってもらい、無事帰国。
自宅についてもニンニクの匂いが抜けなかった。




北京の代表的ジュース

10月17日
就寝前に論文を投稿した学会から査読結果のお知らせメール。結果は不採択で、残念の一言である。

10月18日
ちょっと遅めの結婚記念日のお祝いのため休暇をとる。鉄板焼きも美味しかったが、昔は当然であった、自由に歩きまわれる感覚は新鮮である。


10月19日
深夜電話会議

10月20日
霞が関方面へ。懐かしい
夕方大学院のミーティング。翌日に向けたリハーサルなどのせいか、いつもより緊張感あり。

10月21日
大学院セミナーで藤沢へ。同門の先輩が無事公聴会を終えた。先生と先輩と3人で湘南台で祝勝会を開く。自分の現状を振り返って焦ることしきり。

10月22日
午前は子供と2人でショッピングモールへ行く。帰り道で雨脚の強さに驚く。その雨の中を近所の投票所まで足を伸ばす。

10月23日
会社で終日ミーティング。深夜電話会議。

10月24日
深夜電話会議のはずがチャットで話し込むことに。そうこうしているうちにBadRabbitなる新たなランサムウェアの情報が主にヨーロッパ方面からバタバタと入ってくる。
明日のために最低限のメールを返事して寝る

10月25日
自分自身に焦点が当たる取材。2時間弱話す。しかしこれでも足りず2度めの取材があるとのこと。

10月26日
深夜電話会議

10月28日
年度行事のために一泊で御殿場・箱根方面へ。


お尻の穴に入れたら痛そうな大分県。