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Aug 28, 2016

8月の光景

諸事情により8月1日ー26日までを「8月の光景」として本エントリにまとめた。

まとめると禁煙と論文を書くことだけは頑張った。

8月1日
トランプの指名受諾演説をよむ。選挙についてはあえて何もいうまい。サイバーセキュリティを生業とする立場からは、大統領選を通じてクリントンの私用メール問題が争点として尾を引いていることは注目に値する。
夜、品川で飲み会。2018年春のイベント開催に向けた打ち合わせ。随分先だ。

8月2日
虎ノ門にあるエクセルシオールカフェは霞が関での会議の前後の時間調整に重宝する場所である。朝早くにそのエクセルシオールカフェを訪れたら、知り合い2人が打ち合わせをしていた。
終日会議。 結果はこちら

8月3日
午後GSECへ。

8月4日
昼、寄稿したIPA情報セキュリティ白書に関わったメンツでお昼ごはんという珍しいイベント。この白書は、編集者が優秀で、全体的なクオリティ高いのでお勧めである。
夕方、虎ノ門にあるエクセルシオールカフェで今度は指導教官の先生と打ち合わせ。

8月5日
午後からCISSPという情報セキュリティ資格の有資格者の集まりに顔をだす。資格の裾野が広がっている。新顔の人ともっとお話できればよかったと帰宅してからちょっと反省。


8月9日
朝起きたら妻が体調悪そう。子供をひきとってしばらく休ませる。会社遅刻。
以前から御世話になっていた取引先の方が、起業されることになった。しかもその業務がわりと近い分野ということで、その方と同僚とでお昼ごはんに。

8月10日
イヤフォンがまた断線。消耗品と割り切れないのでやるせない。
もっとひどいのはBOSEのノイズキャンセリングヘッドホンである。QC3,QC15と使っているが、耳に当たる部分などが機械より先に「へたる」。そして部品の交換ができないというね。。。
8月11日
国際団体の理事会で、来年度そして再来年度の仕事の分担の議論はじまる。大学院もあり、私生活も忙しくなる中どこまでを引き受けるかはよくよく考えないといかん。
夜、近所にお好み焼きを食べに行く

8月12日
午後会社を早退。久しぶりに妻外出のため、家で子供を寝かしつける。

8月13日
朝5時半に自宅発。実家に向かう。到着後すぐに墓参し迎え盆。13時半過ぎ盆の法要。親族が大勢集まって賑やかな祖母の新盆だった。ひ孫も沢山集まって祖母もきっと喜んでいるだろう。

つい先日生まれた甥っ子にも初めて会う。小さいが元気である。

8月14日
真田丸フィーバーに湧く上田市を満喫すべく市の文化施設で開催されている真田丸特別展を見に行く。蟄居中であった昌幸、信繁が金品を送ってくれた支援者にたいして送って礼状などおもしろかった。

夜東京に戻る。 



8月16日
定例となる深夜の電話会議。今回は夜中の1時まで。その後3時位まで寝付けず。

8月17日
近くにタルトが美味しいケーキ屋を開拓。今の会社につとめてちょうど10年になるが、今まで足元と行ってもいい場所にあるこのケーキ屋を知らずにきた。つねにどこかに新たな発見があるという謙虚な気持ちを私生活でも仕事でももちづづけたいものである。
なおこのケーキ屋はバイトのお姉さんもかわいい。 

 
中国出張中に自宅に送った絵葉書が到着。5月中旬に投函したので約3ヶ月。これは届いたからまだいいほうで、過去にベルギー、モーリシャス、タイから送った絵葉書は完全にどこかに消えた。一瞬で届くインターネットは素晴らしいな。

8月18日
ワシントンDC出張で行きあった人などの縁で品川にある会社を訪問。元上司にも久しぶりにあう。素晴らしく綺麗なオフィスで昼食をごちそうになる。 
帰社する際にスコールと鉢合わせる。東京は熱帯気候の自覚をもったほうがいいとおもう。
デモ機を並べるのはいいんだが、OSの更新求める(左)、なんかアップデート中(中)、WIFIつながってない(右)と悪い意味のデモンストレーション。


8月19日
山口先生の功績についてメディアの取材うける。来月のSGR2016の準備も順調にすすんでいるようである(伝聞)。僕もなにか喋る機会があるようである(希望)。

8月21日
ある『文民警察官の死』を見る。

1993年5月4日。タイ国境に近いカンボジア北西部アンピルで、UNTACに文民として初めて参加していた日本人警察官5人が、ポルポト派とみられる武装ゲリラに襲撃された。岡山県警警視、高田晴行さん(当時警部補・33歳)が殺害され、4人が重軽傷を負った。湾岸戦争以来、日本の悲願であった人的な国際貢献の場で起きた惨劇は検証されることなく、23年の月日が流れた。しかし、今、当時の隊員たちが重い口を開き始めている

硬直的な日本の制度が自衛隊の派遣を許さなかったのは仕方ない。しかしその結果警察官の人命を危険にさらすことは許されるのだろうか。アンピルという危険地域に派遣された、亡くなられた高田さんの同僚の警察官が、現地で非常に安く手に入る小銃を買って、いざというときに備えていたという告白が衝撃的だった。それを「ルール違反」として咎めることは難しい。

8月22日
香港から友人が来るのに合わせて飲み会を開く。東京近辺にすみ、セキュリティ業界で働く、外国人コミュニティというのを緩やかに作ることを目的として、これを毎月開催することにした。
英語堪能だったり、コミュ力が高い同僚がいるので、僕の仕事は案内メールおくるだけ。
台風のため山手線が止まるとか、危なっかしい状況下で人が沢山来てくれたのがありがたい。

8月24日
今年の後半に行くサウジアラビア出張だが、手続きが今まで訪れた色々な国と比べても格段にややこしい。幸い会社の管理部門の人は手馴れているので問題にはならないだろうが。
サウジアラビア国内でVPNを使うと逮捕されるという報道もある。

8月26日
引き続き図書館で調べ物。

たまたま書架に並んでいた「海底線百年の歩み」という日本電信電話公社海底線敷設事務所が編んだ本を読む。上海事変で便衣兵に襲撃された電信局舎の修繕の様子や、太平洋戦争末期に次々に沈められた ケーブル敷設船の記載など。読んでいて涙が止まらなくなる
 現在のNTT-WEマリンという会社が長崎に関連する史料館を持っているらしい。長崎に行く機会があれば是非立ち寄りたい。

夜録画していたバケモノの子を鑑賞。おもしろい。

最近よくいく一橋大の図書館
素敵なマンホール
奇妙なうごきをするアルパカ