Apr 25, 2010
イギリスの総選挙が面白い
イギリスは完全な二大政党制のもと労働党と保守党が議席を分け合っている。現在はブラウン首相が率いる労働党が第一党である。この労働党はブレア以来の政権が長期化していて変化を望む国民の支持をえられていない。となると次の選挙で有力なのは保守党のはずだった。二大政党制は消去法制ともいえる、片方が駄目ならもう片方しかないはずである。
そこへ先週、少数派の自由民主党のクレッグ党首がテレビ討論で遙かに多くの議席を持つ労働党と保守党をたたきのめした。
現在の世論調査では支持率は三つ巴である。ブラウンがある程度守勢に回ってしまうのはしかたない。イラクとかアフガンとか不景気とかいろいろあるし。ただそれを追求して支持を取り付けようとした保守党は本当に存在感が薄れてしまった。
このイギリスの選挙が興味深いのはTV討論で現在の保有議席数に関係なく政権がひっくり返る可能性があること、そしてもしイギリスの自由民主党が政権を取るようなことがあれば、その影響が日本にも及ぶと思えることである。
イギリスでの選挙結果に、勝手に勇気づけられて、現在の自民党から新党を作る動きが活発になるんじゃないだろうか。
Apr 11, 2010
誕生日
Apr 7, 2010
チラガーおいしゅうございました
Mar 24, 2010
北朝鮮国境、繰り広げられる情報戦の中で韓国人のおばちゃんが最強だったとい う話
[caption id="attachment_2034" align="aligncenter" width="300" caption="写真と本文はあまり関係ありません。これは韓国の豚足のおいしい店で豚足をざくざく刻んでたおばちゃん。強そうだった。"]
訓練で登る山頂で米軍をまっていたのはおばちゃんだった
38度線に派遣されていた部隊は不定期に訓練を行うそうだ。訓練は完全な抜き打ちである朝、突然に「いまからあの山に登ってこい」というような塩梅ではじまるという。彼らは訓練命令に従って、冬の深く険しい山を登っていく。重装備だが、なにしろ普段の鍛えかたが違うので一般人よりは格段に早いスピードで登るのだろうと思う。しかし驚いたことに彼らが息も絶え絶えに山頂につくと、そこには既に韓国人の普通のおばちゃんが待っている。
おばちゃんは武器を持って米軍に襲いかかるわけではない、彼女はカップ唐辛子ラーメンとお湯をわかす道具を持って彼らを待ち受けているのだという。
そう、おばちゃんは米軍兵士相手にラーメンは1ドルで売っているのだ。(生卵をトッピングするとさらに1ドル)。なにせ厳寒の山頂なので、通常の価格より大分高くてもラーメンは売れるそうだ。韓国ウォンに対して米ドルが強い時期だったはずなのでおばちゃんは儲かるはずだ。
知人いわく、このおばちゃんは米軍の中で有名人で、別の山に訓練で登ってもちゃんと頂上で待っているのだという。訓練の日時や場所は機密情報なのであるが、そしてその当時の38度線近辺には一般人はそう簡単に近づけないと思うのだが、おばちゃんはそれらのハードルを軽々乗り越え、カップラーメンを売りに来るのである。おそるべし!
昨今「インテリジェンス」という言葉がもてはやされ、インテリジェンスオフィサーなんて肩書きの半分学者みたいな人が切れ味鋭くインテリジェンスというものについて語っているのを耳にするが、実際に戦争をするときに敵に回すと怖いのは、この話のおばちゃんのように広い情報収集能力を持ち、そして丸腰で危険なエリアにラーメンを売りに来るような勇敢さをもった人なのではないだろうか。
「あの卵トッピングの唐辛子ヌードルは本当にうまかった。。。」としみじみと振り返る彼を横目に、僕は別のことに思いを巡らせていたのだが、それはまたの機会にしたいとおもう。
Mar 21, 2010
自画自賛
締めくくって振り返るにはちょっと早いけど2009年度の一番大変な仕事が今週終わった。「今年はよくがんばった」と自分を褒めてやりたい気分になるのは社会人経験8年で初めてのことだ。
この1年を何かに例えるなら、ディズニーランドにあるスペースマウンテンだと思う。スペースマウンテンはジェットコースター風のアトラクションだけど、暗い室内を走るので自分の進行方向がわからない。落ちるかな?と思っていると左に旋回したりするし、一安心しているといきなり急降下したりする。その落差やスピードは普通のジェットコースターと変らなくても、先が見えず、心の準備が出来ない分余計にきつく感じるのである。
振り返ってみれば、あるいはちょっと離れたところから見ればなんでもないようなことでも、僕自身は勝手に走るジェットコースターから振り落とされないように必死だった。
1年を走りきった事と具体的な成果をあげたことに関して自負をもちつつ、また来年度も新しい挑戦をしていきたいと思う。
Mar 10, 2010
ロデオ
希望者は乗せてもらえる。
この日は大学のイベントサークルが追いコンをやってて、サークルの中で浮いている地味で大人しそうな子が果敢に挑戦してた。
そのあまりの空気のよめなさに腹がたった。まったくもう、、、
Mar 3, 2010
Feb 28, 2010
アンは家族の中で一番美しい(です)。
[caption id="attachment_2002" align="alignnone" width="300" caption="\"more beautiful\""]
Kateだってかわいいのにね。かわいそう。
[caption id="attachment_2003" align="alignnone" width="300" caption="\"the most beautiful\""]
これに至っては後ろ2人に名前ついてないよ。
中学生の皆さん、上の写真の状態が"チュートリアル”系、下の写真が"Destiny's Child"系です。テストには出ないけど
Feb 24, 2010
近くて遠い代官山
”AFRICA”で検索すると、やはり南アフリカ共和国辺りにピンが立つ。
それではと思って代官山で検索すると、こんな感じになった。
[caption id="attachment_672" align="alignnone" width="320" caption="代官山"]
代官山は中国にもあるのかなぁ。
急いでいる時だったのでちょっと腹立った。同じような検索ミスでよくあるのは乗り換え検索で赤坂や霞ヶ関を検索したときに、群馬県にある赤坂や茨城県にある霞ヶ関までの道のりが帰ってくることだ。
頑張れ検索エンジン!!!
Feb 12, 2010
北朝鮮国境、にらみ合いの中でエロだけが国境を越えていたという話
写真と本文は関係ありません
元米軍でその昔に北朝鮮と韓国の軍事境界線、いわゆる38度線、に配属されていた知人と大阪で飲んでいた。思い出話が面白かった。
軍事境界線で北朝鮮軍と米/韓国軍がにらみ合いを続けていたときのことである。お互いがそれぞれの基地から双眼鏡で反対側にいる相手を見張っている。見張っていると言っても映画やテレビに出てくるような緊迫した空気はなく、双眼鏡で何となく相手を見ているというレベルであるらしい。こういう状況で米軍の兵士も北朝鮮軍の兵士に一種の連帯感の様なものが生まれる。
ある日、知人らがアメリカから持ってきた雑誌プレイボーイを基地の窓に北朝鮮兵士にも見せつける様に据えていると、北朝鮮側の基地から兵士達が彼に向かって手を振っていたそうだ。
1) 応じて彼はプレイボーイを1ページめくって、次のページが見えるようにしてあげる
2)北朝鮮側で何人かが双眼鏡で覗き込む、ひとしきり終わるとまた手を振ってくる
3) 1ページめくってあげる
4) 以降 2)と3)の繰り返し
かくて、にらみ合いの続く国境で、白昼堂々と高精度双眼鏡越しの和気藹々、米朝合同プレイボーイ鑑賞会が行われていたそうだ。
僕のイメージする北朝鮮国境との落差に驚いた。僕は戦場をテレビでしか見たこと無いので、それは月面と同程度にしかイメージができないものだった。でも戦場は僕らの日常と地続きで、しかも割と近いところにあるんだよ。きっと。