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Mar 27, 2009

抜歯


歯を抜いてきた。多分歯を抜くのは6年ぶり。前は親知らずだったが、今回は奥から2番目という中途半端にシャイな奴がターゲットだった。シャイなくせにぶっとい根で顎に食らいついていやがった。半年くらい前に神経抜いたんだけどなー。


くそー。


くそー。


痛いなー。


虫歯のあるよい子のみんな!歯医者は早めに!




診察台の上でセキュリティについて考えた

治療中ずっとこのマンガのことを考えてた。


http://imgs.xkcd.com/comics/security.png


1コマ目 - 暗号マニアの妄想



悪い奴A 「なに~、奴のパソコンは暗号化されていやがる!仕方ない、億単位の金をつかってクラスターを組んで暗号を突破するぞ!」


悪い奴B 「いやだめだ!奴は4096BitのRSAを使っていやがる!」


悪い奴A 「くそー。我々の壮大な悪の計画が、こんなことで、、、」



2コマ目 - 現実



悪い奴A 「奴のパソコン暗号化されてるから、引っ張ってきてこのレンチでパスワード吐くまで殴って。ちなみにこれ5ドル。」


悪い奴B 「了解。」




悪いが俺も100円ショップのペンチで奥歯グリグリやられたら、どんな情報でもフルディスクロージャー。


Mar 24, 2009

弟者のWBC


こんにちは、断然サッカーの方が好きなのに、WBCとなれば俄に日本を応援しだす節操のない兄者です。


今回のWBCが開幕する前に、弟者(中)は決勝と準決勝のチケットを買っていました。日本がベスト4残らなかったらどうするんだ?などと色々心配はしてみましたが、あけてビックリ。


日本は着々と勝ち進み、準決勝進出を決め、きちんと決勝まで残りました。たとえ明日負けようとも歴史的な2試合を生で見れるわけです。これぞまさしく「奇跡の弟者」


弟者伝説のためには



「目の前で繰り広げられるメキシコとベネズエラのWBC決勝戦。スカスカの観客席。まばらな歓声。心の隙間を埋めるように弟者はホットドッグをかじった。マスタードが入っていなかった。そいつは日本のいないWBCと同じ味がした。」



などという展開がベターでしたが、この際贅沢はいいますまい。明日は是非その強運を、いまいち乗り切れないイチローさんに分けてあげて欲しいものです。


追記 3/26


弟者がブログ書いてた。


http://d.hatena.ne.jp/comi026/20090325


Mar 23, 2009

人生最大の融資


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バンクーバーの空港で泣き崩れている日本人のおばちゃんと目が合ったのが運の尽き。「助けてください」と話しかけられた。生まれて初めて見知らぬ人にビックリするくらいの大金を貸した。周囲の状況、おばちゃんの言葉を信じれば、たとえお金が帰ってこなかったとしても俺が貸すしかない、という状況だった。詳しくはかけないんだけど。


自分のお金を他人に貸すときには、普段まったくしない様々な損得勘定をするということが分かった。そして結局最後は自分の直感というか人を見る目がたより。信じているけれども、不安です。


数ヶ月後に詐欺だとわかったら笑ってくれ。


Mar 9, 2009

弟者のガーデニング


自然をこよなく愛する弟者と兄者の家には緑がいっぱい。


ブロッコリー

小さなつぶつぶはすべて蕾って知ってました?今から花開くのが待ち遠しい!


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ジャガイモ

春を感じさせる芽吹き。紫のアクセントがとってもきれいで美味しそう!


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長ネギ

花見ができそうなほどの立派な花を咲かせました!


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いや、自然はすばらしい。そして長ネギはきれいだね!


Mar 4, 2009

新しい技術はどこで生まれるのか?


新しい技術はどこで生まれるのか? 不景気を突破できる技術を生み出す頭脳はどこにあるのか?


久々に[可視化][visualization]についてのエントリー。マッキンゼーがまとめたデータが面白かったので紹介したい。各都市ごとに特許取得数と企業数や業種を比較し、傾向を分析している。データが古いが。


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引用元: Building an innovation nation 大きな画像はこちら


図の見方:


  • 緑の円がそれぞれ都市を表す。円の大きさは2006年の特許取得数を表す。

  • 縦軸は米国特許取得数の平均増加率。上にいくほど特許取得したが「伸びている」都市である。

  • 横軸はその企業とセクターを表す。右に行くほど複数企業が複数のセクターで特許を取得する「多様性のある」都市を意味する。


これをみるとシリコンバレーは今(2006年)も新しい研究開発が繰り広げられる熱い都市であるようだ。そして個人的には東京がかなり健闘している気がして嬉しい。増加率はそれほどではないものの、2006年の取得数はおそらく上位3位以内である。幅広いセクターで特許が取得されている点とあわせて、様々な相乗効果が生まれる可能性を持つエキサイティングな都市と言えるのではないだろうか。



「伸びている」都市はどこか? 目立つのはブリスベン。


既に成功を収めている都市に対して赤丸急上昇都市はどこか?というのも興味深いポイント*1である。残念なことにグラフには一部の都市のみしか名前が掲載されていない。*2目に付くのはオーストラリアのブリスベンだ。グラフの左上の方に登場している。ここに位置するということは 1)特定セクターや一部の企業が 2)特許取得する数が急増している 状態を意味する。オーストラリアに研究開発のイメージはないので意外に思われるかもしれないが、ブリスベンの一部産業は盛り上がっているのである。


ブリスベンではここ数年勢いのあるベンチャー企業がいくつか生まれている。僕の知っている範囲でRSAセキュティはブリスベンに比較的大きな研究開発のチームを置いているし、QT Software(Trolltech)もブリスベンで一部の製品開発しているらしい。またITよりもむしろ、メディカルサイエンスやナノテクの分野で頑張っている新興企業が多いそうだ。彼らを引きつけるのは温暖な気候とUniversity of Queenslandはじめとする教育機関の存在だろうか。


正直「ブリスベンが南半球のシリコンバレーに」なんてことはあり得ないと思う。DNAレベルでおおらかなオーストラリアでビジネスとしての成功を収める企業があらわれるとは思えない。また悪名高い通信インフラの貧弱さは今後の成長阻害要因にもなると思う。


でもいいじゃないか! ごみごみした東京、刺激的すぎるシリコンバレー、汗くさいインドとはまた違った発想から新たな技術が生まれてくることを期待したい。グダーイ(Good day)とか言いながらね。


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先週訪れたUniversity of Queensland




*1:ちなみに取得数がのびていない都市としてグラフに名前が記載されているのは、Indianapolis, Chicago, Pittsburgh, Philladelphia。自動車産業向けに「お前はもう死んでいる」って言うために作った資料だったんじゃないかと邪推。


*2:お金払って正規のレポートかってくださーいってことだと思われる。なんとなくインドのバンガロール、上海などが伸びているのではないかと予想しているが、このグラフからはそれは分からない。


Mar 2, 2009

2月の景色


2月にとった写真の中からいくつかピックアップしてみる。


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これは忘れてはならん一枚。恵ちゃん結婚式2次会。間に合わないとあきらめていたが、終了10分前に到着。人間やればできるものである。とにかくお幸せに。



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オーストラリアでの2枚。枕はコアラが特にかわいかったので悩んだが、これをつけてウロウロする自分の姿を想像して踏みとどまった。今回の出張はほとんど疲れが残らなかった。時差がほとんどなかったからだと思う。



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アラーの99の名前(Ninety-Nine Names of Allah)という本。イスラム教のことはよくわからないが、名前はどれもデザインが美しかった。普遍的に人に愛されるものには何かがあるんじゃないだろうか。



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会社のそばで食べたトマトつけ麺。スープにはレモン片が浮き、中にはサワークリームのようなものが沈んでいた。久々に本気で腹が立った。「一杯食わされた」という言葉はこういうときに使うべき。



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最近面白かった漫画「きのう何食べた?」。ゲイカップルの自炊生活を描く。単なるグルメ漫画ではなく安く美味しく賢い食生活がさりげなく出てくる。二人の登場人物の恋愛とあわせて、この漫画に描かれる空気が好きだ。僕がイメージする本当に料理が上手い人というのはこの漫画にでてくるシロさんです。



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週2ペースで通っている近所の歯医者のパソコン。画面にデータベースが開かれてて、患者の個人情報が見えるぜー。見えるぜー。僕のもこうして見られるんですね。


右下のポップアップは「重要な更新があります。インストールしますか?」のアレ。治療中にもハードディスクがずっとガリガリ言ってて、たまに勝手に再起動。Fan Failで起動しないときもあった。とにかく危なっかしいパソコン。



その他雑感



  • やっとMacになれてきた。ことえりはいまいち。Safariもいまいち。

  • iPhoneの新’sアプリケーションは社説が読めるのがいい。

  • 自転車のチェーンを変えたいけど、道具を揃えたりするくらいならお店に任せた方がいいのかもしれない。

  • gallerのチョコのケースが見事すぎて捨てられない。

  • 今更だけど「日本の論点」はみんな読むべき本。そのうちエントリーを書きたい。

  • 大人が政治や経済に関心をもち、やいやい言うのは「社会全体をよくしたい」という気持ちから? その思いの元にあるのは自分の力ではもうどうしようもないから、誰か(政治家とかね)に期待してみるという怠慢さがあるんじゃないかね???