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Nov 29, 2004

CISSP 試験の難易度

テキストの練習問題を使って実際に問題を解き始めると、"CISSP Prep Guide"の練習問題が思っていたよりも簡単な事に気づきます。そして以下のような新たな疑問が生じるわけです。
Q1:本番の問題の難易度はどんな感じなのか?
Q2:何割得点すれば合格できるのか?

というわけでちょっと調べてみました。
「Q1:本番の問題の難易度はどんな感じなのか?」
もちろん受験経験の無い私には未知の領域です。というわけでCCCUREのメーリングリストを漁ってみました。
KevinさんというCISSPホルダーは以下の様にポストしています。
「www.cccure.orgの練習問題のProレベルのものを解き、8割から9割コンスタントに得点できるのであれば受けてみてもいいと思う。」
「他のテスト問題はCISSPの本番試験と比較して簡単すぎる。」
なるほど。あくまで一人のホルダーの意見なので信憑性どうこうは抜きですが、具体的に数値が提示されていて分かりやすいですね。
「Q2:何割得点できれば合格できるのか?」
これについては(ISC)2のFAQに答えがあります。
"The passing grade required is a scale score of 700 out of a possible 1000 points on the grading scale."
7割です。しかしその7割というのはどうも素点の話ではなく、問題の難易度の違いを吸収するために数値の調整をした後の値です。
1995年以降CISSPの合格率はほぼ一定で推移しているそうで、そこからも「相対的に高得点する必要があり、問題が簡単なら合格点が上がるだけ」という事が言えると思います。
一概に何割得点したら合格という計算はできません。
個人的に1月受験か3月受験か迷っているところなのでKevin式「www.cccure.orgの練習問題Proレベルを解き、8割から9割」というのを決断の基準としようと思いました。
2004/11/29 追記
CISSP試験の合格率については(ISC)2のサイトに「公開していない」と明記されています。ただし、上にも書いたとおり、合格率は一定でCISSP試験が一定の難易度をキープしていることは間違いないです。
個人的には合格率は悪くても70%くらいではないのかと予想しています。根拠は
・受験料が高いので(自腹を切るにしろ、社費で受けるにしろ)受験者は準備をそれなりにしてくるはず。
・受験者の要件に「4年の業務経験が必要」と謳っているため素人が紛れ込む余地が無い。
・(ISC)2主催のセミナーを受けた人の合格率は「それなりに高く」ないとセミナーにお金を出す意味が無い。
3番目は特に下衆の勘ぐりって奴かもしれませんが。
六万八千円の受験料を2度払えますか?私は無理です。
#以上"CISSP 合格率"を検索して当ページに辿り着いた方がいらっしゃったので加筆しました。