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Nov 1, 2020

10月の光景

写真は一瞬でいろいろなものを切り取り、ストーリーを生み出す。ということを↓の写真から感じます。


2020年10月1日 木曜日

東証がシステム障害で終日取引停止。午後の早い段階ではサイバー攻撃でないという公式発表があり、ホッとする。


2020年10月2日 金曜日

この週の月曜から参加していた、夜のトレーニングが最終日。夜の12時近くにすべて終了。5日間だが、非常に濃密でよい勉強になった。

参考書としてサイバー攻撃の国際法 タリンマニュアル2.0の解説ビジュアルテキスト国際法Tallinn Manual 2.0を購入し、読みながら話を聞いた。特にサイバー攻撃の国際法は必須だった。これがないと講師が話している言葉を日本語に訳すことができない。


2020年10月5日 月曜日

オフィスへ出社。接客1件。夜はオンラインセミナーを聴講する。


2020年10月6日 火曜日

夜電話会議1件、その後に昨日のオンラインセミナーの続きを聴講する。


2020年10月7日 水曜日

「昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までに生まれた男性」は風疹の予防接種を受けていない場合があるらしく、地元の自治体から風疹抗体検査と予防接種の助成の案内がきていた。小さい頃に、風疹で学校を休んだ記憶があるが念の為抗体検査を受けた。

翌週、検査の結果を聞きに行くと、見事に抗体なし。風疹と麻疹の混合ワクチンを打ってもらった。記憶が曖昧な人、みんなちゃんと検査しよう。今ならすべて無料でやってもらえる。


2020年10月9日 金曜日

数日涼しい日が続いたが、この日はさらに冷え込んだ。しかも朝から雨が降り続く。そんな中、朝ごはんをたべ、同僚と朝の短い電話会議をし、最近購入したドリッパーを使って、愛用のマグカップにコーヒーを入れる。外界と自分は雨の音で遮られている。

コロナがなければ、今頃スーツを着て、通勤電車に乗っていたんだろう。濡れた傘の扱いに窮屈な思いをしてたんだろう。革靴の中の靴下は濡れてしまっていたんだろう。そういうことを考えると、今の自分の生活は貴族みたいだなとも思う。

オンラインで会議3件、同僚が主催する勉強会が面白かった。


2020年10月12日 月曜日

隣の敷地の造成工事がはじまり、家がひどく揺れる。

幼稚園の運動会に参加し、仕事をし、来客の世話をし、夜は前職の人たちとの会合。盛りだくさんな1日だった。

幼稚園の運動会は本来であれば土曜日の予定だったが、天候不順で予備日のこの日に行われた。それでも5割くらいのご家庭で父親が参加していて、時代が変わったことを感じる。


2020年10月13日 火曜日

日米のデジタルエコノミーという非常にふんわりしたテーマのヒアリングに協力する。大した貢献もできず、出る必要はなかったと後に反省。夜はオンラインセミナーで講演。


2020年10月14日 水曜日

委員を務める会合の第2回会合。量子技術についての非常に練られたブリーフィングを受ける。サイバーの分野だとPost Quantum Encryptionは5年前くらいから、目の前の問題として議論されていた気がする。国際政治の専門家の感覚は量子技術をもうすこしおおらかに捉えているということが分かったのが、収穫だった。


2020年10月16日 金曜日

ITUのサイバーセキュリティ戦略の作成ハウツー文書の改定作業のための委員会に参加。2018年に出たばかりのものだが、たしかに中身に古さを感じる。この手の作業は担当者の当たり外れが大きい印象があるが、このプロジェクトは今の所アタリのようで一安心する。来年夏までのお付き合い。


2020年10月17日 土曜日

ボーイスカウト活動に励んでいた頃の記録を閲覧するために、三鷹(下井草)にある日本ボーイスカウト連盟の本部へ。日系移民が作った団(ボーイスカウトアメリカ連盟ゴールデンゲートディストリクト、サンフランシスコ・ベイエリアカウンシルの第12団)の記録があり、本来の目的ではないが興味深く読む。

ボーイスカウトの創始者、ベーデン・パウエルはボーア戦争で、町の一般の少年を活用した。それがボーイスカウトの発端となっていることは、大昔から知っていた。ただ、安全保障を勉強してから、ベーデン・パウエルの生涯を振り返ると、当時は気にならなかったことが色々と気になる。BPのMy Adventures as a Spy(スパイとしての冒険)はKindleで無料で読めるようなので、早速読んでみることにした。

資料充実、スカウトライブラリー


懐かしのあの本


2020年10月18日 日曜日

高野秀行「アヘン王国潜入記」を読了。筆者は約半年、ミャンマーと中国の国境地域にある実質的な自治区ワ州に住み込んで、現地の生活を調べた。アヘン栽培をし、阿片中毒になりながらも、最終的に一帯におけるアヘン栽培の総量が米国の情報機関の推計よりも大幅に少ない、つまり、黄金の三角地帯という問題設定がそもそも実態とかけ離れている可能性を指摘する。月並みだが、すごいという感想しか出てこない。アヘン吸引したときや、禁断症状の感覚を未経験ながらも理解した気にさせる。


2020年10月19日 月曜日

健康診断を受けるため秋葉原へ。今年からバリウムがない簡易バージョンの検査に変更になった。楽だけど、どうせなら見てもらいたい気がする。来年からは自費で受けよう。健康大事。


2020年10月22日 木曜日

在宅勤務が本格化した4月に椅子を購入した。数ヶ月前から回転させたときにキーキーと音がするのが気になっていた。修理を頼んでいたところ、この日の修理の人が来訪。10分とかけずシリンダーを交換し椅子は万全の状態に。もっと早く頼んでおけばよかった。

その後、午前はオンラインセミナーを聴講。「21世紀の先端技術、地政学と日米同盟:ゲームチェンジャーの可能性」というプログラムの一環として、在日米国大使館による後援のもと、慶應大学グローバルリサーチインスティテュート(KGRI)並びに沖縄科学技術大学院大学(OIST)との共催で行われた。サイバーセキュリティだけがテーマの会議ではないが、質問では5Gや脆弱性ディスクロージャーに議論が及んだ。責任ある脆弱性対応や、脆弱性対応の透明性確保は米国が先行している。

そして、米国は、様々な機会をつかって、他国に対して同様の制度を設けるよう提起している。脆弱性を使ってサイバー攻撃をする能力を持たない日本が、米国のような取り組みをする必要があるのか?と問われるとそこは素直に頷けない。


2020年10月24日 土曜日

友人家族が集まってハロウィンパーティーのようなもの。仮装した子どもたちは楽しそうである。

自分の博論がWebで公開されていた。数年前から博論は全文をWebで公開しなくてはならない。やむを得ない理由がある場合は要旨のみの公開で許される。どんどん外に出して、読んでもらった方がよい。


2020年10月26日 月曜日

朝のジョギングにはベストシーズンである。暑くなく、かといって寒すぎることもない。10分走るとじわりと汗ばむくらいのよい塩梅。


2020年10月27日 火曜日

IGF2020に向けて、その見どころを紹介するというイベントに参加する。参加したというよりは準備段階から積極的に口を出した。

IGFで議論される内容は、わかりにくい。社会の非常に大きな問題を前にすると、議論はどうしても理想論になったり、具体性を欠いたりする。だからわかりにくくなる。それを面白く伝えていくのが、僕みたいな人間の役割なんだとおもう。


2020年10月28日 水曜日

オフィスへ。取材が1件あり、2時間近くしゃべる。ランチにお気入りの寿司屋に久しぶりに顔を出すことができてよかった。


2020年10月29日 木曜日

日中韓のサイバーセキュリティの研究者が年に1度集まって話し合う、CJKサイバーセキュリティトラック2会議というのに参加してプレゼンする。本来であれば山形県の鶴岡市で1泊2日の会議をし、夜は美味しい日本酒でも、というところだった。残念である。しかし4-5時間のビデオ会議で信頼の維持は出来た。中国の個人情報保護法(案)への関心が高い。

夜はCodeblueの講演者3人との電話会議というかオンライン懇親会的なもの。


2020年10月31日 土曜日

子供たっての希望でサイゼリアへ食事に行く。2人であれこれ頼んで1100円。その後3時間みっちり泥団子を作る。なぜか知らない子の泥団子の面倒もみてやる。

サイゼリアの天井のフレスコ画

トルコのイズミルで大きな地震。心配である。