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Dec 31, 2019

12月の光景

本厄の年で、お祓いの祈祷から1年が始まったが、終わってみれば仕事でも、研究でも成果がでた良い1年だった。自分自身の生活を取り戻しつつある1年と言える。

2019/12/1 (Sun)
博論印刷したり、審査のために仮綴じのファイルをつくったり。自宅のプリンタで500枚の印刷はつらい。


2019/12/4 (Wed)
大学院の教授会が開かれ、無事自分自身の学位審査委員会が立ち上がった。2月の公聴会に向けてラストスパートである。

2019/12/5 (Thu)
午後、翌週の会議の最終打ち合わせの電話会議。

2019/12/6 (Fri)
昔一緒に働いていたオーストラリア人が一時帰国中。田舎の駅前で待ち合わせて飲みに行く。独身の頃からの知り合いで、かつ同い年。手羽先を食べながら、お互いに境遇が変わり、考え方がかわってきたよねという話をする。友というのは良いものだ。

2019/12/7 (Sat)
週明け火曜の会議の案内を参加者に送付する。土曜にも関わらず霞が関の人は、30分くらいで返信が来る。余計なことだが、激務すぎないか心配である。

2019/12/9 (Mon)
麻布十番にある国際会館で言論NPOEUの取引先が主催する会議。サイバーセキュリティというよりは東アジア秩序全体を論じる会議であった。パネルのモデレーションをする。僕は英語が苦手で、ダラダラ長く喋らないので、意外とパネルのモデレーションには向いているのかもしれない。「デカップリング」という言葉を頻繁に効いた。



夜は、三田駅近くのアパホテルに泊まる。ホテルとしては本当に機能的でまた利用したいとおもった。

2019/12/10 (Tue)
大学で日EUサイバートラック2という会議をする。日本側の準備は、大学の先生と、先輩研究者Kさん、Wさん、自分の4人でほぼ行った。1年以上時間がかかった。
今回はKさんと自分で現場のロジ(コーヒー・弁当手配、資料印刷)をすべてした。会社で会議を開くする場合、自分でロジをやることはもうあまりない。その面倒さを忘れかけていたが、やってみると色々思い出す。今、僕の代わりにロジをやってくれている会社の人に感謝しようと思った。
会議の内容は、ドイツ風のかなり事細かな指示がでて作業する、参加者の負荷の高い文字通り「ワークショップ」だった。日本でこの形式は見たこと無いので、参加者の反応が怖い。
夜はファカルティクラブで懇親会。


2019/12/11 (Wed)
夜、同じ部署の新人さんの歓迎会。昨年までよくいったタイ料理屋さんに行く。新人さんは12月頭から入ったが、こころなしか部署の雰囲気が明るくなった。

2019/12/14 (Sat)
子供と朝ごはんを食べて、近所の公園に遊びに行く。2人でするシーソーは楽しい。昼はラーメンを食べに行く。もう親としての仕事は、交通に気をつけるとか最低限で済む。手がかからなくて助かる。コンビニで好きなお菓子をなんでも1つだけ買ってあげると伝えたところ、チップスターの箱を一つ一つじっくり見比べ、少しでも大きいチップスターを探そうとしていた。微笑ましい。

2019/12/15 (Sun)
火曜の授業の資料作り。

2019/12/16 (Mon)
朝から幼稚園の誕生日会という行事に参加する。昼過ぎに帰宅。夕方、歯医者へ。忙しい。

2019/12/17 (Tue)
午後は東大の大学院での英語の授業。15人ほどの学生に対して、北朝鮮のサイバー攻撃とStuxnetの話に基づいたディスカッションをしかける。念入りにスクリプトを用意したので、授業としては成立した。しかしながら英語の力があればもっとよくなるので歯がゆい。ちなみに東大近辺は本格的な中国料理屋が増えている。
その後、飯倉へ。知ってはいたのだが飯倉-赤羽橋のエリアは、座って仕事のできる喫茶店が少ない。地図で調べて、東京タワーに向かって坂を登ってたどり着いた喫茶店は全席喫煙可能。さらに15分ほど歩いて、路地裏に見つけた小さな喫茶店は、客がおらず良いかとおもったが、店主が大音量でテレビを見ていて仕事ができない。。。
夜は六本木でKさん主催の忘年会。忘年会というにはあまりにシックな雰囲気。こういうやり方もあるんだなと勉強になる。

2019/12/19 (Thu)
朝一で霞ヶ関へ。夕方電話会議。その後仕事に戻って、帰宅しようと思ったタイミングで「秋葉原にきて!」という急なお呼びがかかり、秋葉原へ。インターネットガバナンスについて語る。

2019/12/20 (Fri)
自社が主催する勉強会で30分強のサイバー空間の規範に関する講演をする。ここ最近、講演するときはCSIRTはおろか、サイバーセキュリティも知らない人が相手の「アウェー戦」が多かった。それと違い、この会は前提知識が行き届いていて、久しぶりに「ホーム戦」だった。内容について好意的なコメントがとても多く素直に嬉しい。
会議後は懇親会に出席し、夜はOB会に顔を出し、取引先の忘年会に飛び入り。いい日だった。

2019/12/22 (Sun)
子供のお祝い。

2019/12/23 (Mon)
午前はヒアリングで接客一件。時間に余裕があったので、普段は行けない、行列必至のラーメン屋に挑戦。午後は作文に勤しむ。


2019/12/25 (Wed)
朝起きたらサンタさんが子供用の自転車を持ってきてくれていた。午後は頭を使う仕事。夜は松屋で済ます。

2019/12/26 (Thu)
同僚も何名か冬休みに入って、なんとなくまったり冬休みモード。午後は霞ヶ関で打ち合わせ2件。間が空いてしまい虎ノ門の喫茶店で確定拠出年金制度について語る。

2019/12/27 (Fri)
会社最終日。午前中はヒアリング1件あり。1時間半よく喋った。ドラッグストアでミントを買ったらマウスと色遣いが同じだった。
夕方に納会。


 

2019/12/28 (Sat)
来年の4月に戦略研究学会の大会が名古屋であるらしく、発表を申し込む。

2019/12/29 (Sun)
翌日からの帰省に備えて、冷蔵庫の在庫一掃セール。レモンと春菊と長ねぎを組み合わせて作られたレモン風味の鳥うどんがとても美味しかった。

2019/12/30 (Mon)
実家に。ニンテンドースイッチを持って帰り、甥っ子と遊ぶ。

2019/12/31 (Tue)
メガネを買いに近所のショッピングモールへ。昼食後に墓参り。甥っ子がToioという新しい面白いおもちゃをもってきた。ブラウザベースのエディタをつかって簡単なScratchプログラミングをする。最新のコンピュータ技術を使って、復元した美空ひばりに『今でも昔の歌を 気づくと口ずさんでいます 振り向けば幸せな時代でしたね』と懐古させるのは、見てて複雑な気持ち。

Dec 9, 2019

ミリオンマイラー達成記念。好きな空港、航空会社、国のトップ5

先月ミリオンマイラーになった。ANAという会社のマイレージカードを持っているのだが、この会社と提携するスターアライアンス加盟企業のフライトにのった距離が通算100万マイルを超えたのである。



我ながらなかなかの快挙だと思う。ANAはミリオンマイラーになると記念品として派手なバッジを送ってくるのだが、頻繁に飛行機に乗っていて、ミリオンマイラーのバッジをつけている人を見たことは片手で数えられるほどしかない。(50万マイルやダイヤモンドは毎回必ず見る。) 100万マイルはなかなか達成できないのである。羽田ーニューヨークなら75往復分とよばれているほど自分が飛行機に乗ったというのは素晴らしい。
今回はこの快挙(笑)を記念し、これまで訪れた/使った96の空港、29の航空会社、60カ国でそれぞれトップ5を勝手に決めていきたい。
ちなみに僕が今までに乗った飛行機を地図に書き出すと以下のようになる。




好きな空港部門

究極、空港という場所には飛行機を発着させるという目的があり、施設はどうしても似通ってしまう。しかし、その中でも不思議なカラーの違いがでてくる。そのカラーが好きなベスト5をあげていく。ホームとして使っている成田と羽田は除くことにした。

第5位

福岡。明太子が買える唯一の国際空港である。空港が市街地に近くアクセス最高である。その割に、早朝・夜まで便があるのがすごい。コードがFUKなのが時々ドキッとすると外国の人も言ってた。

第4位

バンコク(スワンナプーム)。アジアのハブ空港としては、一般にシンガポールのチャンギ空港が有名である。ところが実際に東南アジアを飛び回っている中で、ハブとして使ったのはバンコクである。理由はよくわからないが、東南アジア全般に直行便がない場合は、バンコクで乗り換えすることが多い。チャンギもバンコクも巨大な空港である。乗り換え時間が短い場合にゲートまで走ることもある。バンコクは構造が立体になっていて走りやすい。

第3位

サンフランシスコ空港。仕事でアメリカに行くことは多いが、入国管理、手荷物の扱いなどでサンフランシスコ空港はアメリカでもかなり上位に入る。アメリカ国内の他の空港がひどいだけにサンフランシスコが相対的によく見えている可能性もあるが。レンタカーでの移動も楽な空港である、。

第2位

ウィーン空港。サイズが小さく、デザインが近代的。使いやすい空港である。

第1位

イスタンブール空港。中東のハブ。旅をしているということを最も強く感じさせる空港である。独特のデザイン、行き先掲示板に分刻みで並ぶ見たこともない行き先への便、歩き回る様々な人種、服装の人たち、それらが渾然となって独特の空間になっている。加えてトルコ航空のラウンジが立派で寛げるというのも大きい。



好きな航空会社部門

多少飛行機に乗る人は、あの航空会社は絶対イヤだという話で盛り上がれるはずである。もちろん、僕にだって嫌いな航空会社はある。あるどころではない。しかし、ここではあえて好きな会社を、ポジティブに選んでいく。

第5位

ルフトハンザ航空。ブリュッセルエアラインと僅差である。両者ともに就航都市が多く、欧州らしい洗練されたサービスと定時運行へのやる気を感じる。ルフトハンザはビジネスクラス、ファーストクラスラウンジの上にファーストクラスターミナルというファーストクラス乗客専用ターミナルをフランクフルト空港に持っている。1度連れて行ってもらい、私は現代の龍宮城だと思った。詳しくは検索してほしい。

第4位

大韓航空。まさかの非スターアライアンス。多分人生で最初の頃に乗った会社で、機内食のビビンバに感動した記憶が20年以上生きている。それからCAさんの制服がかわいい。白と水色の一団が横切っていくのをみるとつい目で追ってしまう。

第3位

カタール航空。機内食が大変豪華である。ドバイのエミレーツ航空もそうだが、中東のエアラインのサービスは本当に採算が取れているのか疑わしいレベルである。そしてカタールの空港につくと街が無意味にライトアップされている。いいな、いいな、化石燃料があるっていいな。そう思いながら着陸する。

第2位

エチオピア航空。日本からアフリカ各地に行く場合、スターアライアスの場合空の玄関口になりうるのはアジスアベベ(エチオピア)、ヨハネスブルグ(南アフリカ)、ナイロビ(ケニア)くらいだろうか。そして成田からこの3つのどれかに行く場合、最短はエチオピア航空のアジスアベベ行きとなる。このフライトは成田-アジスアベベの直行と言いながら、昔は香港、今は韓国で止まる偽直行便である。しかし、仕事でアフリカに行くとなれば、偽だろうがなんだろうが、直行っぽい飛行機があるだけで、ありがたい。
エチオピア航空が偉大なのは、他の全てがルーズなアフリカで、欧米人が我慢できるサービスを展開できていることである。エチオピア人の勤勉さが生んだアフリカの奇跡である。アジスのラウンジでは時間帯によってはエチオピアコーヒーを振る舞うサービスがあってそちらもおすすめである。

第1位

ANA。日本にいる人は、JAL派とANA派に分かれる。特に僕より上の年代だと、フラッグシップキャリアとしてのJALの格式が響いているのかJAL派が多い気がする。JALとの比較でANAが良いのは、中国本土や欧米への海外直行便が多いことである。オセアニア方面以外は、基本的にJALよりANAが優秀というイメージがある。近年では機内食含めたサービスではANAよりもJALのほうが一段上という気がする。2社で競争していってほしい。(でも片方は会社更生法適用を受けてて、フェアな競争なのかという疑問は残るよね。)

好きな国

観光で行くとしておすすめしたい、というか自分が休みがとれたら行きたい国を独断と偏見で選んでいく。

第5位

スイス。スイスの山間の景色の美しさは筆舌に尽くしがたい。山育ちということもあり、山のある景色に対しての、本能レベルでの喜びがある。そしてスイスの山々は天気が悪くても、冬でもそこそこ見れるのである。どんな悪条件でもちゃんと観光として成立する、それがスイスの素晴らしさである。今はどこでも食べられるチーズフォンデュも本場はより美味しいような気がしてしまう。

第4位

グアム。実際、家族旅行でも行っている。きれいな海、英語が通じること、静かで落ち着いた町中で子供連れにとっても過ごしやすい。大抵の人は南の海といえばハワイを連想すると思う。そのハワイとの比較においては物価の安さ、近さ、時差の少なさがグアムのメリットだ。特に時差1時間(ハワイは5時間、しかも日付変更線を超える)は短い日程の旅行に大きな違いを生む。モーリシャスも、ゴールドコーストも、バリも捨てがたい。ただアクセスを重視してここはグアムとしたい。

第3位

ウクライナの東部は観光できるような状態ではないが、キエフは去年少しだけ訪れて大いに感動した。豊かな歴史、伝統のサッカーチーム、最高品質のウォッカ。最大の驚きは、普通のパン屋に売っている普通のパンが、日本よりだいぶ美味しいことである。日本円で3000円だせば、かなり高級なレストランでお腹いっぱいになる。

第2位

スペインのバルセロナ。ある程度の数のヨーロッパの国にいくと、どこも似たように見えてくる。たいてい中心部に教会があって、お城の跡があった、石畳の通りが続いて、、、街の根本的な作りが似ているのである。そう思ってヨーロッパをちょっと舐めだした頃に、バルセロナに行き、サグラダ・ファミリアに度肝を抜かれ、町中に点在するガウディの作品が調和する不思議な町並みに驚いた。夜はタパスバーに繰り出し、ローカルのおじちゃんと仲良く慣れれば最高である。

第1位

カナダのバンクーバー。春先の気候のいいアメリカ西海岸は極楽である。サンフランシスコやシアトルに世界中から、お金持ちが集まる理由の1つは間違いなくその快適にある。バンクーバーはそういった西海岸の天気を、もう少し涼しくした気候である。海も山もあり、ウィンタースポーツもできる。自転車に乗る人は、レンタル自転車で車道の中の自転車レーンを爆走するのも楽しい。アジア移民が多いため、中華から韓国料理から和食まで全て簡単に手に入る。

ここでおわるが、好きな航空会社よりも、好きな空港よりも、ひどい目にあった空港とか要注意な航空会社のほうが面白くなりそうだ。需要があればまた書きたいと思う。

Dec 2, 2019

11月の光景


宮本正興・松田素二編の改訂新版新書アフリカ史を4ヶ月くらいかけてようやく読み終えた。アフリカに旅するときに感じる様々な疑問の答えが見つかったし、それ以上に多くの謎をくれる本である。

たとえ人口一〇〇〇万人を有していてもアフリカの集団は「トライブ」と呼ばれ、人口数十万人であってもヨーロッパの集団は「ネイション」と呼ばれることには、白人優越主義が見え隠れしている。 loc.5920

国家機構の掌握が膨大な利権の源泉になるという事実がある。(中略)とりわけ地場民間資本の発展が遅れたアフリカにあっては、国家権力は魅力的であった。それはまさに「打出の小槌」だったのである。 loc.6182

アフリカ史にアプローチするということは、これまで自分自身を支えてきた世界観を再考し再創造する営みでもある。 loc.220

四世紀にわたる奴隷貿易の結果、ヨーロッパ産の安価な金属製品や織物のために地元産業や工芸が衰退し、技術は停滞した。この期間に、アフリカの低開発化が進み、人種差別が深く根をおろした。 loc.3095

ヨーロッパの「文明国」は民主的な契約に基づいて国家を形成するが、「未開」なアフリカ人は首長のもとで停滞的な「部族生活」を営んでいるというイメージである。それは、アフリカ社会に彼らが実際に侵入する以前にヨーロッパにおいて発明された loc.3625

一九五七年三月、ゴールドコーストは、パン・アフリカニズムの理想を高く掲げるンクルマを指導者として、サハラ以南のアフリカで最初の独立国となった。国名は西アフリカの古代アフリカ帝国の名をとってガーナと命名された。 loc.5533


これでもまだこの本を読む気にならないそこのあなた。この本では、煮魚革命(loc.734)、バナナ革命(loc.951)、キャッサバ革命(loc.999)、豹の丘伝統(loc.1256)が語られますよ!知りたくはないですか? 煮魚という革命を。。。

2019/11/1 (Fri)
夜電話会議

2019/11/4 (Mon)
振替休日だが、終日仕事。夜アメリカの人と電話会議する。

2019/11/5 (Tue)
チームメンバー2人が海外出張で、お留守番をしていると、いろいろと仕事が捗る。そろそろ自分が率先して動き回る生活をやめてもいいんだなと思った。

2019/11/10 (Sun)
朝一、新宿のホテルで朝食食べながらの会議。夜は神田のオフィス近くで会食。普通の割烹屋だがビットコイン支払いができると聞いてびっくり。

2019/11/11 (Mon)
新宿の京王プラザホテルで朝食兼会議。この時期の恒例行事になりつつある。アメリカ人4人と自分という組み合わせでご飯食べた気があまりしない。

2019/11/12 (Tue)
IGFでのパネルディスカッション登壇について日本側のオーガナイザーをされている方と電話会議。ある程度様子は分かったが、やはりパネルはその場にならないとみえない。

2019/11/13 (Wed)
朝から接客、午後は霞が関へ会議に。

2019/11/14 (Thu)
午後は再び霞が関へ。

2019/11/16 (Sat)
いつもと違う感じの朝食を、ということで、朝から家族で近所のレストランへ行く。その後、ショッピングモールへ。ケンタッキーフライドチキンの花椒が効いたチキンは辛めだけどおいしい。


2019/11/17 (Sun)
午後、北京へ。なぜか成田発着便をとってしまい、成田まで。時間的にはそんなに変わらないが、心理的に羽田は近く、成田は遠い。
北京は想像以上に寒かった。ダウンジャケットを忘れてしまったことを後悔。
北京のホテルに付いたのが日付が変わる頃。ホテルの1Fに入っているコンビニで、おにぎりを買って食べる。

2019/11/18 (Mon)
午前は会議、午後は取引先を訪問。夜は現地に駐在している日本人の方に北京ダックに連れて行ってもらった。白酒飲んだら喉が熱い。その後、ホテルの地下の飲み屋で大学院生活のよもやま話。

2019/11/20 (Wed)
朝一で、元同僚が2人、ヨーロッパの人を連れて打ち合わせに来る。正統派のロビイストという感じで話がわかりやすい。
打ち合わせの後、みんなでのらぼーにうどんを食べに行く。
出張中に、取引先の方が出版された自著を送ってくださっていた。拝読。ロシアや北朝鮮や中国の分析がおもしろかった。

2019/11/21 (Thu)
朝一で打ち合わせ。新しい担当の方に紹介してもらう。夜は、Codeblueで久しぶりの再会を果たした前職の先輩と飲みに行く。新宿のドイツビール屋さんは空いてた。翌日朝一で藤沢に行くので、新宿から湘南台に電車で移動し、湘南台のホテルに一泊。なかなか寝付けず。

2019/11/22 (Fri)
朝一で藤沢キャンパスの学事窓口に博論や関連書類を提出しに出向く。博論厚さ2cmと関連書類厚さ1cmを学位審査委員4名にそれぞれつくるので、バインダーが8つ。重い。
提出しようとしたところ、案の定体裁の不備がみつかり、その場で文書を訂正し、キャンパス内のローソンへ印刷するために走る。約1時間ほどで提出完了。あとは研究科委員会よろしくお願いいたします(土下座)。
その後辻堂駅から都内へ。溜池で公的機関のCSIRTの皆さん向けの研修講師。講演は無事おわり、懇親会まで出させてもらった。主催者側が用意した情報セキュリティクイズ大会が非常に凝っていて、楽しかった。

2019/11/23 (Sat)
午前はプレゼン資料を作って、荷物をパッキング。午後は自宅で遊んでから、早めの夕食を回転寿司で食べる。
夕方遅く、羽田へ移動し、日付が変わる頃に、まずは羽田からウィーンまで。機内ではバトル・スタディーズ最新刊とWho controls the Internetを読む。バトスタはPL学園野球部OBがPL学園(作中ではDL学園)に入学した野球エリートを描くものでおもしろい。

2019/11/24 (Sun)
朝6時頃にウィーンからベルリンに到着する。ホテルでシャワーを浴びてから、早速、近所のカフェで昼食を兼ねた打ち合わせ。
環境に優しいガラスのストローを初めて使ったが飲みにくいったらない。でも環境には優しいからな。。。

ホテルに戻って翌日からの会議の準備をしてたら、夕食を食べずに寝てしまう。

2019/11/25 (Mon)
朝から会議。会場は広くて快適。

夜は近所のケバブ屋でハンバーガーとビールを買ってホテルでゆっくり。

2019/11/26 (Tue)
引き続き会議。メルケル首相とグテーレス事務総長が生で演説。

複数の市民団体が.orgトップレベルドメイン名を運営するPIRをISOCが投資会社に売却しないよう要請している。この件はIGF参加者の間でも関心が高い。以下の市民団体からのレターは「.Orgの管理はNGOコミュニティの意見を聞いて行われるべきである。ISOCが.Orgの管理をしないのであれば、NGOコミュニティとICANNがこれを管理するべきである。」という趣旨なのだが、正直自分たちが蚊帳の外なのが気に食わないという感情論の域を脱してない。ガールスカウトアメリカ連盟が名を連ねているのも???である。ベーデン・パウエル卿が生きてたら何ていうかね。タウンミーティングもやったらしい。
夜はGCSCのみんなとシックなレストランへ。

2019/11/27 (Wed)
朝ごはんは近所のマクドナルドに行く。ハッピーセット(子供向けセット)でポケモンのおもちゃが付いてくるらしく、ハッピーセットを注文した。ところが渡されたハンバーガーのセットにはおもちゃがのっていない。店員さんにおもちゃは?と聞くと、「あぁ、おもちゃいるのね?」みたいな感じで渡された。恥ずかしい。

IGFの登壇者をみていると、そのポジション(肩書だったり所属企業)だからよばれている人と、その人の話を聞きたいから呼ばれている人にわかれる。

夜は翌日のパネルの打ち合わせを兼ねたディナーをメキシコ料理屋で。

2019/11/28 (Thu)
午後2時から、各国の国会議員100名以上に対して、サイバー空間の規範の説明をするという予定が組まれていた。若干緊張して、ホテルの専用フロアに行くと、そこには数名の国会議員がいた。
熱心に聞いてもらえてよかったが、100名以上という話だったので期待はずれ。大きな会議だと時々こういう勘違いはおきるものである。
空き時間があったのでベルリン通信博物館を見学し、English Bookshopというその名もズバリの本屋へ行き、吟味の結果、How Democracies Dieを買う。

夜は日本の参加者で揃ってディナー。ドイツビールを楽しむ。

2019/11/29 (Fri)
機内ではHow Democracies Dieを読み、出張の報告書をこしらえる。機内でみたドキュメンタリー宇宙の奇石は、これでもかという映像美と、詳しい解説が面白かった。

2019/11/30 (Sat)
朝6時に羽田に着く。自宅には9時前に着き、納豆ご飯を食べてから、風呂入って寝る。