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Mar 31, 2019

3月の光景

2019/3/2 (Sat)
ドラム式洗濯乾燥機が壊れた。買い替えに電気屋へ。

2019/3/4 (Mon)
アメリカでのRSAカンファレンスには参加していないが関連する動きのフォローアップ。年度末恒例の書類作り。

2019/3/7 (Thu)
来年度の動きについていろいろ相談する。夜都内のホテル泊。

2019/3/8 (Fri)
朝6時半の飛行機で羽田から神戸。羽田発神戸行きは早朝と深夜の1日2便。次回からは新幹線にしようと思った。
ついて10時から事務局と打ち合わせ。下見などする。

2019/3/9 (Sat)
朝から会議。夕方博論のプランについて先生と長めの打ち合わせ。
夜のディナーは自分で手配したものなので、早めにいってレストランの担当者と打ち合わせ。
会議自体はいつもどおり大きなテーマを扱うので自分の立場で発言する機会は少ない。思うように貢献できてない。
神戸ビーフ!

2019/3/10 (Sun)
朝早めに起きて、朝食会議。午前はGCSCの打ち合わせ。どちらもメモが非常に取りにくい内容。午後2時位に解散。ICANNのSSACの人たちとの個別会議→総務省主催のレセプションに出て19時位にホテルに戻る。神戸のANAクラウンプラザホテルはいいホテルだが、強風のため断続的に「ミシッ」というきしみ音と揺れがある。揺れに慣れている日本人でもちょっと心配になるレベルで、海外からのゲストはかなり不安だったようだ。
こういう朝ごはん嬉しい



2019/3/11 (Mon)
朝からICANNへ。インターネットガバナンス全体を扱う会議かとおもっていたが、アジェンダや展示からはドメイン名サミットという印象を受ける。知り合いが多くて楽しい。昼ごはんはソマリア人の知り合いとエジプトの官僚と近くのカフェへ。エジプトがTwitter上での言論の統制に腐心している話を聞いて納得する。
夜はローカルホストである日本の関連組織主催のガラディナー@オークラ。レセプション会場の隅っこで、なんだかんだでかわいがってもらっているキルナム先生と近況についていろいろ話す。インターネットのパイオニアの問題意識と僕のそれは似ているんだけど、まだ何かが違う。何か僕にはまだ見えていない世界があるんだろうなと思った。
その後有志で集まって三宮駅近くの日本酒の美味しいお店に。大変よい店だった。

ICANN神戸のスポンサーの皆様

オープニングセレモニー


2019/3/12 (Tue)
フライトが早かったので朝6時ちょい前に神戸空港いったらまだあいてなくて待ちぼうけ。飛行機に乗って羽田に8:15着。そのまま出勤。土日の疲れが若干ひびいている。

2019/3/13 (Wed)
GCSC神戸会合で来日した人たちとの打ち合わせでほぼ1日都内をぐるぐる。

2019/3/16 (Sat)
車に乗ってプラネタリウムに遊びにいく。ずっと勘違いしていたのだが、プラネタリウムというのは投影された映像を写すドームを指す言葉ではない。ドームの真ん中にある投影機、あれがプラネタリウムなのだ。

2019/3/17 (Sun)
朝6時に家をでて成田へ向かう。ワシントンD.C.行きにチェックインしようとしたところで、「ビザはおもちですか?」と聞かれ、自宅にアメリカビザが貼ってある古いパスポートを忘れたことに気づく。2時間では自宅から持ってきてもらっても間に合わない。この日のフライトには乗れないことを一緒に出張する先生に連絡する。
空港内のスタバでコーヒーを飲んで自宅に戻る。

2019/3/18 (Mon)
朝6時に家をでて成田へ向かう。昨日とまったく同じ経路を使って、成田へ。今回は当然ちゃんと乗れた。朝10時にD.C.の空港着。
入国審査で1時間以上待たされたが、昼過ぎにはホテルにチェックイン。
夕方17時に日本の商社の事務所でワシントン情勢についてのブリーフィングを受ける。お弁当が用意されていて食べながら話を聞く。
結局21時くらいにホテルに戻る。翌日の発表のレジュメを作って印刷する。
仕事でのD.C.出張はもう定宿があるが、今回は大学がかなりシックなホテルを手配してくれた。

2019/3/19 (Tue)
午前はウィルソンセンターでのシンポジウムに、メモ要員として出動。東京2020のサイバーセキュリティ対策というテーマだった。
終わってから、カーネーギー平和財団でのシンポジウムに。こっちでも慶應の教授達3名がパネリストとして議論をしている。
昼ごはんはギリシャレストランでサンドウィッチ。
午後はアーミテージ氏に研究の成果説明。6月にかなり質問攻めにあったのである程度は覚悟してたが、尋問のように矢継ぎ早に質問される。
その後ヨルダンレストランでディナー。ラムのグリルが美味しい。

2019/3/20 (Wed)
午前はジョージタウン大で、日本外交の大戦略という大きなテーマのパネルを聴講。世界政治の中心地ワシントンD.C.は国際関係を学ぶにはいい場所である。
 

終わってからみなさんと別れて一人行動。本屋でお土産の絵本を買う。その後アーリントンとダウンタウンのスターバックで本業の打ち合わせを一件づつ。
夜は日米研究インスティテュート(USJI)主催のディナー。かっこいい場所だった。

2019/3/21 (Thu)
D.C.のホテルをチェックアウトし、2時間かけてメリーランドの片田舎にあるワシントン・カレッジへ。
天気は悪かった

大学院のない、小さくて美しいキャンパス。先生と生徒の距離が近くアットホームな感じ。日本の安全保障研究をしている先生のゼミで短い発表をさせていただく。大学生の質問は意外と答えにくいものが多かった。
夜は地元のレストランでピザを調達してから、O先生の自宅にお邪魔する。湖畔にたつ豪邸。湖を見ながら執筆とか最高だろうな。
O先生豪邸

8時過ぎにホテルに帰ったので、院生4人で飲みに行こうということに。しかしUberがなく足が無い。近所のリカーストアで買ったビールをロビーで読みながら、写真の整理や議事録の作成をする。

2019/3/22 (Fri)
いかにもアメリカンな朝ご飯をホテルの食堂で食べた後に、散歩にでかける。昨日、雨の中訪れたワシントン・カレッジをどうしてもちゃんと晴れている状態で見てみたかった。15分歩いたが、やっぱりよかった。
きれいなキャンパス

11時にホテルを出発して、アナポリスへ。海軍大学校を見学する。案内してくれた自衛官は穏やかな笑顔を絶やさない。雨の中を歩いてビジターセンター、講堂、チャペル、宿舎などを見せていただく。「エリートを育てるには、そういう器がいる」という趣旨の発言にうなずく。雨でマケインのお墓参りは断念。
Don't give up the ship(略してDGUTS)というアカデミーの精神を表す旗

18時からD.C.の商社の方のご自宅でのホームパーティに招待いただく。22時にホテルへ。

2019/3/23 (Sat)
朝9時にホテルを出て、ワシントンD.C.発成田行きに乗る。機内で報告書作る。雨の中必死にとったノートをホテルに捨ててきてしまったことに気づく。

2019/3/24 (Sun)
午後に成田着。千葉の真ん中あたりで成田エクスプレスがトラブルのため1時間停車。

2019/3/25 (Mon)
ちょっと遅めに出社。人事系で急を要する案件あり。
溜まった仕事を片付けて帰ろうとしたら、使っている路線の人身事故の報あり。
今月二度目の会社近辺泊を決める。

2019/3/26 (Tue)

2019/3/27 (Wed)
疲労のピーク。昼まで寝る。午後は仕事。

2019/3/29 (Fri)
久しぶりにAPNICの人と電話会議。マルチステークホルダーの行く末について案じる。
12年間一緒にがんばった同僚K氏が本日最終日。K氏交えて少人数で飲みに行く。

2019/3/30 (Sat)
郊外のショッピングセンターに。プリクラ機の進歩が果てしない。夜家族で会食。

2019/3/31 (Sun)
会社で仕事。

Mar 3, 2019

2月の光景

今月は落ち着いて考える時間が割とあった。

最近、いろいろな人からもらった中国茶葉を飲んでいるが、おかげでコーヒーを買う頻度が減って、余計な砂糖をとらなくなった。



2019/2/1 (Fri)
去年の夏、ずっと調べていた北朝鮮のサイバーセキュリティに関する論文が出版された。よかった。
このプロセスで発見したのは、日本には割と貴重な北朝鮮情報があるということである。
英語の論文なんかを読んでいても、一次資料は日本の新聞記者の新書ということが決して珍しくない。
重要な議論は基本的に英語であり、日本語は周回遅れというサイバーセキュリティの世界になれきっていたので新鮮な驚きを感じる。




2019/2/6 (Wed)
そろそろ来年度の計画を考える時。今年は組織・部署全体に不確定要素が多く、例年以上に難しい。
夜電話会議。

2019/2/8 (Fri)
プロジェクトの打ち上げで神田で飲み会。コンパクトだが、よいプロジェクトだった。
夜電話会議。今年はサイバーセキュリティのガバナンスに関する重要な会議が国連の元で複数開催される。その動きについて、海外の友人と情報交換。

2019/2/9 (Sat)
朝から子供と2人で遊びにいく。昼ごはんはラーメンだったがあまり食べてくれなかった。

2019/2/13 (Wed)
夜は同僚とゲスト1人とオフィス近くで会食。ジビエを得意とするモダンなイタリアンだった。



2019/2/14 (Thu)
学会で知り合った社会人院生の方の相談にのるべく夜飲みにいく。大学はいろいろ、指導教官もいろいろ、学生だっていろいろでお役に立てたかは定かでない。

2019/2/15 (Fri)
バレンタインデーのチョコケーキがおいしい。

2019/2/17 (Sun)
三鷹まで親戚に会いに。色々考えないといけない。

2019/2/18 (Mon)
遅くまで会社で仕事。この日も人身事故で帰りの電車が遅延。3営業日連続。

2019/2/20 (Wed)
早めに集まって他大の先生に、今書いている論文へのアドバイスをいただく。もっと現場の実態がわかるような記述を増やすべきということ。あと言葉のチョイスが不注意ということを指摘いただく。
午後は六本木で中国の専門家との定例シンポジウムで講演、および聴講。ディナーまで。

2019/2/21 (Thu)
ドイツからの来客。なぜかGoogle Mapで会社の場所が不正確にポイントされていて、朝から走り回る。午後は別のアポがある彼女のために同僚にコンビニでサンドイッチを買ってきてもらってギリギリまで時間使う。

2019/2/23 (Sat)
ずっと宿題だった、北朝鮮のIT事情に関する英語論文。大学経由で翻訳会社に英訳をお願いしたところ、かなりクオリティの高い訳文が納品されてきた。この日は細かい点を見直して、加筆を行う。9割できたところで、Google Docにインポートして、海外の友人・知人にチェックをお願いする。僕にはよく見えた英訳だが、ネイティブにはやはり至らない点が目立つようだ。加えて韓国の友人からこれも読め、あれも読めとリンクやPDFファイルが山程送られてくる。やはりこのテーマを研究するのに朝鮮語が一切できないのは不利だな。

2019/2/25 (Mon)
来日中の取引先と朝食を食べながらのミーティング。1年前のインテルCPUの脆弱性について、米国の民間企業はいろいろストレスをためているようである。
週末中かかりっきりだった英語論文がひとまず公開された。 まだまだ改善の余地は多い。

2019/2/27 (Wed)
去年の秋のIGFの報告会というイベントに参加して短い講演。インターネット・ガバナンスコミュニティは勢いがない。別に日本だけの話じゃない。聞く限りドイツのIGF準備会合は日本のIGCJのMLよりひどそうだ。
会議後もやもやして、いくつか文献を読んだがTim Maurerの「インターネットのガバナンス(Governance of the Internet)とインターネット上のガバナンス(Governernce on the Internet)は違う。前者はインターネットはいかにデザインされるべきかという問いへの答えを供するものであり、後者はインターネットがどう使われるべきかという問いへの答えを示すもの。」という説明が一番しっくりくる。世界中で両者が混同されて議論が前に進まなくなっているということが言えるのではないか。

今回もそうだが、規範について、CSIRTについて、サイバー空間の抑止について、今回のインターネットガバナンスとサイバーセキュリティガバナンスについて、モヤモヤしていることをネットで調べるとTim Maurerが書いた論文に全部書いてある。偶然かもしれないが、重要なベンチマークである。今彼が何について問題意識を持っているのか聞けば、数年後の自分の悩みが予想できるのかもしれない。




2019/2/28 (Thu)
夜、先生からのドラフトへのコメントをもらって修正、学会事務局への提出が完了した。
およそ2週間前に9割以上、仕上げたつもりだった。そこからいろいろな人にコメントをもらい、自分なりに考え直し、論文としてのわかり易さを追求して、試行錯誤した。書くことはつまり考えることであり、本当に頭使った。肝心のタイトルが2週間で4回変わったと言えば、迷走ぶりが伝わるだろうか。そしてMS-Wordの字数カウントに脚注が入ってないことに気づいて、最後の数時間で字数を全体の15%削減した。
 とにかく提出済ませたので、このワードファイルはもう2度と開きたくない。
が、こういう論文は査読通りにくいんだろうな。。。