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Mar 31, 2012

3月の光景

もう年度末なんですね。去年の年度末といったら、311直後の混乱まっさかりでミネラルウォーターを調達しなければいけないとかそんなニュースが日本全土を覆いつくしていました。年度末というより世紀末だった昨年と比べたらどんなことも大したことないかのように思えるこの3月を振り返ります。

3月上旬
再びフィジーへ。今回は経由地が遠く、待ち時間が多く行きも帰りもほんとうにきつい移動でした。自分たちの仕事をきっちり終わらせたという達成感は、我々にはどうしようもない問題による無力感とほぼ等価でした。


日曜の朝ごはんはお弁当が部屋に置かれている。
もうバスタブがないのは平気になった

スバの景色
ホームパーティーで供されたカバという太平洋地域の伝統的な飲み物。木の根をすりつぶしてつくられ鎮静効果があるという。味は泥水。
海を望む
まだ暗いうちにホテルを出るためにパッキングをするとき、いつもKokuaのProgress(プロフェッショナル仕事の流儀のテーマ)をBGMにかけてる


3月11日
午前にフィジーから成田に到着し、昼頃帰宅した。震災1周忌のその時間には時差ボケと旅疲れで気絶するように寝ていた。

3月12日
年度末の仕事に復帰。毎日ヘビー級の仕事が続く。1週間のうち4日間スーツきないといけないっていうのもつらかった。

3月16日
故郷へ帰る友の送別会。また東京か広島で飲もうと約束し分かれる。3月は別れと出会いの季節である。

3月17日
両親と共に親戚の見舞いのため町田へ行く。帰りに損保ジャパンの美術館でゴッホのひまわりを見る。本物は絵の具による隆起が大きく、ひまわりという花を越えるエネルギーあふれる作品だった。
当然ホンモノは写真禁止

3月18日
ホワイトデーということで日頃の感謝を込め牛すじ赤ワイン煮込みをつくる。美味しかった。

3月19日
久しぶりに弟者と飲む。おそろしく細い路地の裏からさらに奥まったバーでウイスキーをいただく。いや高いって。
キルホーマンは青いのと赤いの。赤いのがうまかったね。

3月23日
DEFCON Japan 2nd Meetingにタイからの友人を連れて参加。共通の課題に向かっている人たちと楽しくお話できた。日本にいる外国人研究者の力をうまく借りる方法を考えていかないといかんね。

3月24日
いきなりインドネシアへ。フィジーから帰国したときの30時間移動の疲れが全く抜けていないのに加えて、フィジー→東京→インドネシア→東京の温度差が体にひびく。より具体的には腰と肩にひびく。

バリは二度目で前回はヌサドゥア地区、今回はレギャン地区のホテルに滞在した。外国人向けリゾートとして外界から隔離されたヌサドゥアは安全な分面白みにかける。レギャンはこの猥雑な感じが楽しい。
Kutaの街中に止まっているおしゃれな車

夕暮れのJalang Beach
まずは1年の仕事が無事終わって本当になりよりである。まわりの皆さんには感謝感謝。
最近無性にタバコを吸いたくなる時が増えた。タバコをやめてはや8年くらいたっていて、タバコを吸いたいと思ったことは今まで一度もなかったので自分でもこの欲求を持て余している。


Mar 4, 2012

2月の光景

2月の光景を振り返ってみる。

2月前半
長らく通っていた歯の治療がひと通りおわった。先生には「はい、じゃあ次は半年後に点検にきてください。ちゃんと毎日フロスするように。」と言われ、衛生士さんには「お疲れ様でした。」と言われた。


この冬焼き芋がマイブームである。きっかけは100円ローソンでうっている焼き芋。焼き芋って子供の頃の「とても高いもの」というイメージが焼き付いていたが、ローソンの焼き芋は100円でとても美味しい。牛乳を飲みつつ、焼き芋を頬張れば、これはかなり幸せな冬のおやつである。
これは安納芋を自宅のオーブンで焼いたもの

2月11日
ウイスキーワールドカップを開く。その後上司の家で生牡蠣を堪能。新鮮な牡蠣を少しだけ蒸して、そこにポン酢をかけたものはとても美味しかった。ごちそうさまでした。

 2月13,14日
仕事でバタバタしていたが、バレンタインにガトーショコラを食べれて幸せ。



2月28日
会議おわってから成田に直行し、フィジー出張。ATR42-500という今まで乗ったことのない機体だった。
ATR 42フランスイタリア航空機メーカーが合弁事業で興したATR製のターボプロップ双発旅客機である。42は標準の42席(ピッチ81cm)を意味する。Wikipediaより 
強い雨の中、空港から飛行機まで走って搭乗するってのはなんとも南国なことである。

ここから2012年6月終わりまでの自分のスケジュールは完全にブラック企業のそれであるが、誰に指図されたことでもなく、自分でやりたくてやってることなので万一どこかで行き倒れたとしても、その責は僕が負うものであるということを、遺族の皆さんにご理解いただきた。

あとはNHKスペシャルのヒューマンが面白かったし、サイバーテロ漂流少女という査読をした本が刊行された。そのへんもゆっくり書きたいんだけど、またの機会ってことで。