Pages

Pages

Oct 24, 2005

親指シフト

久しぶりに秋葉原に行ってきた。
なんか雰囲気変わったね。オデン缶の前に若者の行列ができてたよ。


キーボードを探しにいったら、ぷらっとほーむで親指シフトキーボードを見かけた。
"http://www.fcl.fujitsu.com/products/personal/kb/index.html"
target="_blank">alt="製品ページへジャンプ"
src="http://nicola.sunicom.co.jp/image/fkb8579_661.jpg"
width="150"
border="0" />



マニアックな会社でSEとして働いているので、コンピュータに関していろいろな使い方をしてる人間を見てきているが、「親指シフター」
にだけは遭遇した事が無い。一度も。
当然、開発止まってると思っていたら、今年の春に富士通が"http://www.saccess.co.jp/oasys/special.html">親指シフト採用のノートPCを発売している。
4年半ぶりにw


親指シフトがどんなものかはこちらに簡潔にまとめられています。("http://nicola.sunicom.co.jp/index.html">NICOLA
未だにマニアは親指シフトを離れられないらしい。入力方法としてはやはり優れているからこそ使い続けられているんだと思う。


しかし富士通も営利企業なんだから親指シフトを「切るなら切る、売るならもっとちゃんとやる」べきだと思います。
つまり親指シフトが不採算事業なら、例えば「親指シフトの開発は2010年まで、サポートは2015年まで行います」
とか期限を決めてユーザに通知するべきでしょう。
そしてこれがローマ字入力よりも優れたもので、
富士通製のPCのセールスポイントになると判断したのであればもっとお金をかけてPRするべき。


僕自身もSONYのCLIE(既に打ち切り決定)愛好家だから分かるけど、ユーザーにとって一番つらいのは
『後継機が出ないこと』ではなく『事業の先行きが不透明な事』のはず。
CLIEが打ち切りと発表さえされれば後は自分で
「PocketPCに乗り換えるか〓」って判断ができる。



「社長、親指シフターから次の親指シフトノートPCリリースを求める声が強くなっています。前回のリリースから既に4年が経過しています。」

「親指シフト?あぁ昔OASYSに積んでたあれか?今さら使ってるのはマニアだけだろう。数が出ないモデルを作ってどうするつもりだね。
うちが今どれだけ厳しい状況か分かって言っているのかね?」
「しかしこのままだと、NICOLAだけでなく、OASYSから親指シフトを使っているマスコミの愛好家が黙ってません。」
「マスコミか・・・、それは確かにやっかいだな。よし、とりあえず1モデルだけ親指シフトモデルをつくりなさい。
それで数年は愛好家は黙るだろう。(4年後はもう社長じゃないし。)」


こんな経緯があったのではと邪推したくなりますな。

Oct 20, 2005

SNORT: BackOrificeの為のプリプロセッサーにBOの脆弱性

"http://www.us-cert.gov/cas/techalerts/TA05-291A.html">US-CERT
Technical Cyber Security Alert TA05-291A


UDPパケット一発でおちるそう。
Slammerの時に分かったことなんですが、
FWやルータをキチンと設定して運用している企業でも
意外とUDPは盲点だったりします。そんなわけでご注意を。


一応このサーバ(www.takui.net)でsnortを動かしているのであわてて対策。
いきなりバージョンアップが面倒なので、とりあえず脆弱性のあるPreprocessorを無効に。

設定ファイルsnort.confの


style="MARGIN-RIGHT: 0px">

preprocessor bo



を以下の通りコメントアウト


style="MARGIN-RIGHT: 0px">

#preprocessor bo



 


preprocessorなんて意識することなくデフォルトのまま使っていたけど、実はいろいろあるのね。
"http://www.stackasterisk.jp/tech/systemManagement/snort03_02.jsp">
http://www.stackasterisk.jp/tech/systemManagement/snort03_02.jsp


勉強になりました。

FUJI XEROXの小林さんがいい事言った

FUJI XEROXが売っている"http://www.net-beat.com/index.html">Beatという統合セキュリティアプライアンスの営業マンのインタビューから引用。


"http://www.net-beat.com/inside03-01.html">http://www.net-beat.com/inside03-01.html


style="MARGIN-RIGHT: 0px">

小林 beatというとすぐ「セキュリティ」の機能がクローズアップされるんですけれど、
実はそうではなくて、これは私が好きな言葉でよく使うんですが「お客様に本来業務へ特化していただくためのサービス」なんです。
セキュリティやネットワーク管理をおまかせいただくことによって、そのためにかけている人、物、金、
時間などを本来あるべきところへ振り分けることができる、まさにここですね。

お客さまの立場になって商品の説明をする場合、
セキュリティを前面に打ち出してもそこまでのメリットや必要性を理解してもらえない場合がある。なぜかと言うと、
確かに情報が漏洩したりシステムが破壊されることに危機感を持つのは大切ですが、
それが企業活動における本来の目的ではないからなのだと思うんです。であれば、beatでそういった部分をアウトソーシングして、
余裕の出た「人、物、金」を本来業務に向けていただくと業務が効率化したり儲かったりすることを、
お客様にさらに理解していただければいいなと思います。実際に私自身もそうやってbeatの販売を支援して、
お客様に喜んでいただく様子を見る度に、自分の考えや「beat」
のコンセプトは間違っていなかったと認識させられることが多々ありますから。

また売る側の声と買う側の声は、私はイコールではないと思っているんですよ。いつも両方のやりとりを見ながら、
「次はこういうものがあれば、お客様に喜んでいただけるかなぁ」とアイデアを思い浮かべます。お客様の話を聞くことで、
サービスを常に変えて行かなければならない、細かい要望も出たら出ただけ商品開発やマーケティングに活かすべきだと、
このごろ考えるようになって来ましたね。売る側の論理でお客様を黙らせてはいけないんじゃないでしょうか。



セキュリティの営業は一歩間違えると霊感商法になる可能性があります。自分が誰のために、
何を提供しているのか時々忘れるのでメモしておきます。

情報セキュリティ監査企業台帳

"http://blog.sparky.jp/images/file_20051018T003234034.jpg"
target="_blank">height="180"
alt="meti"
hspace="0"
src=
"http://blog.sparky.jp/images/img_20051018T003231518.jpg"
width="240"
border="0" />


"http://www.meti.go.jp/policy/netsecurity/is-kansa/kanto/list01.html">
http://www.meti.go.jp/policy/netsecurity/is-kansa/kanto/list01.html


経済産業省がまとめているセキュリティ監査業務を行っている企業の名簿。


・セキュリティ監査実施の主な実績
・実施者の氏名
などが記載されています。


大まかにですが各企業がセキュリティ監査業務にどの程度真剣に取り組んでいるかが垣間見えてきます。
CISSPやセキュアド、BS7799のリードオーディターなどの資格取得者がいる場合はそれも付記してあります。


僕が見た中で最強の資格は公認会計士でした。そんな人がセキュリティ監査本当にやってるのかよ???

日本は単一民族国家?

またやっちゃいました。今度は麻生総務大臣です。
"http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20051016AT1E1600X16102005.html">
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20051016AT1E1600X16102005.html


style="MARGIN-RIGHT: 0px">

麻生太郎総務相が15日開かれた九州国立博物館(福岡県太宰府市)の開館記念式典の祝辞で「(日本は)1国家、1文明、1言語、
1文化、1民族。ほかの国を探してもない」と発言していたことが16日分かった。関係者などによると、
麻生総務相は九州国立博物館を支援する議員連盟会長として出席。日本が多くの文化を海外から取り入れた歴史があり、
今は逆に海外に文化を発信する必要があるとした文脈のなかで述べた。 (23:58)



この手の発言をすると『アイヌ民族や在日朝鮮人を無視しとんのか?』という批判が必ず持ち上がります。中曽根元総理が
『日本は単一民族国家』と発言したときは海外のメディアから白痴とまで言われてましたが、
今回の麻生総務大臣は小泉さんが靖国参拝したおかげでほとんどニュースにならず。


凄い強運の持ち主ですよ。麻生太郎。


個人的には人口構成からも今までの日本の状況を単一民族国家と表現するのは間違いではないと思っています。
ただ「日本が単一民族国家」という表現の裏にある閉鎖性と、それでも多くの日本人がその言葉に居心地の良さを感じてる点が心配です。

麻生さんもリップサービスのつもりで「1言語、1民族」っていってますよね。
麻生さんのスピーチが「今までの日本文化は1国家、1文明、1言語、1文化、1民族という珍しい環境で育まれた。
今後は移民や海外からの文化を積極的に受け入れ、多様性に溢れた新たな日本の文化を海外に発信していく必要がある」
という文脈であれば素晴らしいと思いました。


その場に居合わせてしまった歴史学・民俗学の権威、九州国立博物館の関係者が現場でどういうリアクションをしてたのか見てみたいです。

"2">ヽ(´Д`ヽ)(/´Д`)/アワアワアワアワ 大臣ご乱心〓 ヽ(´Д`ヽ)(/´Д`)/アワアワアワアワ

Oct 16, 2005

ミニ地球:バイオスフィア2

 


width="480">






"http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062571471/goodpic-22/ref=nosim/"
target="_blank">4062571471src=
"http://images.amazon.com/images/P/4062571471.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" />
"http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062571471/goodpic-22/ref=nosim/"
target="_blank">バイオスフィア実験生活―史上最大の人工閉鎖生態系での2年間

アビゲイル アリング マーク ネルソン Abigail Alling
講談社 1996-11

by "http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html">G-Tools

 


『バイオスフィア実験生活』という本を読みました。既に絶版。


style="MARGIN-RIGHT: 0px">

バイオスフィア(生命圏)とは、バクテリアから人間にいたるまで、
あらゆる生命体が太陽光と大気と水を利用して、死と再生を繰り返している閉鎖生態系である。
地球というバイオスフィア1に住む人類のこれからの生き方を探るために、ガラスの建物の中に密閉されたバイオスフィア2が、
アリゾナの砂漠に作られた。その中で男女8人の科学者が、水や食料はもとより、空気すらもリサイクルしながら、
外部からいっさいの補給なしで暮らした。クルー自らが書いた、2年間におよぶその実験生活の臨場感あふれるレポート。



スペースコロニー等で人間が密閉空間で生きていけるのかを検証し、
当時計画が進んでいた火星への有人探索に応用しようという意図があったようですが、小さな地球を作るとはさすがアメリカ人、アメリカ万歳。

(僕の周囲半径50mでは「すごいアメリカンだね」とは、「大胆をこえて無謀。バカ一歩手前だね」
という意味になります。 少なくとも20数年前は「アメリカナイズされている」というと「合理的・理知的・科学的」
といういい意味で使われていたはず。アメリカという国に対する印象が変わってきている事を実感します。でもいつから?)


興味深いのはバイオスフィアの中の食生活に関する件です。
・バイオスフィアの中では全ての食料を自給自足した。
・メンバー全員が1日約3〓4時間の農作業をし、食料を生産した。(農作業に追われて、研究ができないという問題も発生した)
・それでも慢性的な食料不足でみんなが常に空腹状態だった。
・家畜の数が限られていたため、動物由来の食品は卵とやぎ乳がごく少量あったのみ。
・全員実験開始と比較して9キログラム以上体重を減らした。(20キログラム減らしたメンバーもいた。)


こんな、半分ベジタリアン、現在の栄養学的には劣悪といえる条件の中で
・全員血圧もコレステロール値も超優良で、毎日激しい野良作業に励んでいた。
という事実が驚きです。


8人のリーダーで食糧計画を担当していたリンダさんは「本当の健康というものを発見した」といっています。
後にバイオスフィアでの食生活をつづった本を執筆。『"http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/1882428048/bluepill-20/ref=nosim/">Eating
in: From the Field to the Kitchen in Biosphere
2


おりしも妻が『少食・断食で健康になる』という健康法に乗りかかっていて("http://www.takui.net/redpill/archives/000776.html">参考)、
その胡散臭さに閉口気味だったのですが
その健康法がすすめる食生活とバイオスフィアの中での食生活は酷似しており、その健康法の本をきちんと読んでみようという気になりました。

予断や偏見はよくないね。でもね、健康法を広めようとおもっている医者はやっぱ肌つや良くないといけないと思うよ。


ちなみにバイオスフィアの事は池澤夏樹の『"http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/410131814X/qid=1129358339/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/249-3104944-1257924">母なる自然のおっぱい
でたまたま
知りました。こちらも示唆に富んだ本なのでお勧めです。


alt=""
src="http://www.nej.co.jp/logo/biosphere23.gif"
width="300"
align="left"
border="0" />




 


 


 


 


 


バイオスフィアの建物の一部、SF映画のセットみたい。いつか現地に行ってみたいな。


 

Oct 8, 2005

『そういう青山学院大は、唯一神又吉イエスが地獄の火の中に投げ込むものであ る』

青山学院大学の学園祭で上映が予定されていた又吉イエスのドキュメンタリー映画が大学側の都合により中止された。("http://members2.jcom.home.ne.jp/fukuzawa-yukichi/owabi.html">経緯

笑った。

又吉イエス氏はとんがりすぎた政策がたたり、前回の衆議院選挙で全候補者中ワーストの1557票をあつめた大物政治家。


これを受けた又吉イエス氏のコメントがまた凄い。
"http://www.matayoshi.org/aogakudaihemonoii.html">ドキュメンタリー映画中止の青山学院大へ物言い


style="MARGIN-RIGHT: 0px">

青山学院大が唯一神又吉イエスを受け入れないと言うなら、述べて来たことからして、必ず直接・間接に人の死にまで繋がる。
物の論理とは、そういうものだ。よって、唯一神又吉イエスを受け入れない青山学院大の関係者らは、他人を殺す者であり、
腹を切って死ぬべきだ。他人を殺すなら自分が死ぬべきが当然であるからだ。この論理がわからなければ、
唯一神又吉イエスが造った人類として、低脳であり無責任バカである。当然、青山学院大がそうである。



問題はあれだよね、イエスはそういう人だからしょうがないとして、
そんなイエスを担いで映画を作ってる人たちだな。
経緯の説明とか見ると、書いてることがすごいまとも。そつがない。一部引用すると、


style="MARGIN-RIGHT: 0px">

今回、
このようないち大学生の作品がこれ程反響を呼ぶとは全く予想していませんでしたので、非常に恐縮であると共に光栄です。また、
又吉氏に興味を抱く方々が如何に多いかを改めて認識させられました。
少しでも皆様の好奇心を満たす作品となっていることを願うばかりです。 ありがとうございました。



自分のやってることを客観視できる、
アタマのいい人たちなんだよね。たちの悪い確信犯だな。唯一神又吉イエスで遊んでいる、
そんな彼らこそ唯一神又吉イエスによって地獄の火の中に投げ込まれんことを、アーメン:)


・・・
実行委員会とか学生部の人たちは災難でしたね。

Oct 4, 2005

異能の人 (『国家の罠』 佐藤優/著)



border="0">






"http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4104752010/bluepill-22/"
target="_top">4104752010src=
"http://images.amazon.com/images/P/4104752010.01._SCMZZZZZZZ_.jpg"
border="0" />
"http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4104752010/bluepill-22/"
target="_top">国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて

佐藤 優

by
"http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html">G-Tools

今年読んだ本の中でダントツに面白かった。


style="MARGIN-RIGHT: 0px">

著者はロシア外交のプロとして鳴らした外交官であったが、2002年、いわゆる
「鈴木宗男事件」で背任と偽計業務妨害の容疑により逮捕された。512日間に及ぶ拘置、独房生活の末、
今年2月の第1審で下された判決は「懲役2年6カ月、執行猶予4年」。著者は即日控訴の手続きを取った。


 本書は、著者の目が捉えた事件の内幕を赤裸々に綴った手記である。
逮捕前夜に渦巻いていた外務省内部の権力闘争や自民党の内部抗争、さらには本件を「国策捜査」
であると明言したという検事とのやり取りを、冷静に再現していく。また、政治家・鈴木宗男を著者は極めて高く評価している。
バッシングにさらされた“腹黒い政治家”というイメージとは対極にあるような意外な人物像が浮かび上がってくる。
(日経ビジネス 2005/05/16 Copyright2001 日経BP企画..All
rights reserved.)



一種の暴露本だと思って手に取ったのですが、
著者は自分を切り捨てた外務省に対して一切泣き言をいっていません。
そこがまず1つ驚き。

2番目の驚きは筆者の取調べを行った東京地検特捜部の西村検事。
筆者・
鈴木宗男という強烈なキャラにまけず劣らず切れ者。「国策調査は時代のけじめ。」といいきり、その後筆者と壮絶なバトル。
最後は「やるじゃねーか。。。」「。。。おまえもな」「ガシッ(硬い握手)」みたいな展開です。
ちなみに現在は特捜部を追われてしまっているそうです。


そして何よりも著者の圧倒的な記憶力と緻密な構成ですね。読ませます。とても堅気の人がかく文章じゃないですよ。

著者の書くことが100%事実とは思わないし、やはり組織の中で働くうえでの約束を踏み躙っているという印象も持ちましたが
才能と情熱溢れる外交官であったこと、今後が楽しみな作家であることには疑問の余地がありません。


 





本は図書館で借りて済ませて、極力買わないようにしてます。お金も保管場所もないので。
ところがこの本は地元の図書館で予約待ち160人!
廻ってくるはずもないので、"http://www.library.metro.tokyo.jp/index.html">都立中央図書館にいって集中して一気に読み切りました。


 


height="132"
alt="photo_central"
hspace="0"
src=
"http://blog.sparky.jp/images/img_20051004T000232460.jpg"
width="145"
border="0" />


麻布にある都立中央図書館は資料の貸し出しをしてません。館内での利用のみ。
不便ですが、人気の新刊がほぼ確実に館内に揃っているのは便利です。
閲覧スペースも席数が多いし、ノートパソコンを使えるスペースもあります。
なにより都心の建物にしてはスペースに余裕があり、そのせいか建物全体が落ち着いた感じです。


今回初めてだったのですが、今後もちょくちょく行くことになりそうです。
ちなみに以下に引用した、「全国の図書館の蔵書数ランキング」堂々の17位。


国立国会図書館 東京本館 620万冊
筑波大学図書館 235.6万冊
慶應義塾大学三田メディアセンター 229万冊
早稲田大学図書館 223.4万冊
大阪大学図書館 本館 222.1万冊
大阪市立大学学術情報総合センター 215.6万冊

広島大学中央図書館 201.6万冊
関西大学総合図書館 180.4万冊
国立国会図書館 関西館 171.4万冊
一橋大学図書館 167.7万冊
関西学院大学図書館 159万冊
東京都立大学図書館 156.9万冊
福岡大学図書館 155.6万冊
大阪府立中央図書館 153.4万冊
大阪市立中央図書館 150.7万冊

岡山大学図書館 149万冊
東京都立中央図書館 148.2万冊
札幌市中央図書館 146.1万冊
天理大学附属天理図書館 142.3万冊
北海道大学図書館 141.3万冊
明治大学中央図書館 136.3万冊
横浜市中央図書館 133.7万冊
近畿大学中央図書館 132.5万冊
新潟大学中央図書館 126.9万冊
横浜国立大学図書館 126.1万冊
山口大学図書館 123.5万冊
金沢大学図書館 121.5万冊
東京大学総合図書館 119.9万冊
神戸大学社会科学系図書館 118.2万冊
青山学院大学図書館 114.7万冊
國學院大学図書館 112.8万冊
中央大学中央図書館 112.6万冊
名古屋市鶴舞中央図書館 109.1万冊
駒澤大学図書館 107.7万冊
東北大学図書館 107.5万冊
東京大学駒場図書館 107.2万冊
熊本大学図書館 中央館 106万冊
千葉大学図書館 105.1万冊
法政大学図書館 104.8万冊
福岡市総合図書館 104.6万冊
滋賀県立図書館 103.1万冊
徳島県立図書館 101.7万冊
鹿児島大学図書館 101.6万冊

参考文献:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


大阪勢(青字)が健闘してますね。


 

Oct 3, 2005

土浦全国花火競技大会 『the pride of 土浦』

"http://blog.sparky.jp/images/file_20051003T024106156.jpg"
target="_blank">height="180"
alt="200510011906201"
hspace="0"
src=
"http://blog.sparky.jp/images/img_20051003T024059000.jpg"
width="238"
border="0" />


行ってきました。"http://tutiura.727.net/hanabi2.htm">第74回土浦全国花火競技大会
かの有名な秋田県大曲の花火大会と並び称される全国でも屈指の規模を誇る花火のコンペティションだそうです。
以下公式サイトから引用。


style="MARGIN-RIGHT: 0px">

毎年10月の第1土曜日に桜川畔(学園大橋付近)で開催されます。
全国から選抜された一流の花火師が3つの部門で競技を繰り広げ,約2万発の花火が秋の夜空を彩ります。 この大会の特色は,
主催者による買玉でなく,日本の代表的な花火師が各地で1年の花火大会を終わり,
それまでに得た研究妙技で日本一を目指すと共に,
花火師達の技術修練の場として最も権威ある大会と格付けされています。



求道的という表現がピッタリな花火大会です。「ちょっと力抜けよ」と声かけたくなる気合です。ガチンコ花火道です。


そして今回は土浦出身の友人夫妻が桟敷席をとってくれたおかげで、文字通り特等席から花火を遮るものが全くない状態で観覧。

映画館の指定席と一緒ですね。だいたい大人4人が座れる枡席が1つ16000円。
後から調べたら地元民でも桟敷をとるのには平日にお役所に並ばないといけないらしい。
土浦花火大会の桟敷はかくも敷居が高いのです。

花火大会というと木の上/高校の体育館の屋根/民家によじ登ってみていた記憶しかない人間には衝撃です。(並ぶ根性はとてもなかった。)

お金を払うとよりよいサービスが受けられるのは当たり前のことなんだけど、花火大会と資本主義は相容れないものだと思ってたよ。

老若男女・金持ちも貧乏人も早いもの勝ちで、隣り合わせにゴザを引いて楽しむもんだと。
こういうの大嫌いで、電車の指定席すら買わないうちの家族がこの話を聞いたら、激怒する事間違いなし。



 そんな、桟敷席につき件の夫妻お手製のお弁当とこれまた別の友人持参のギネスビールで宴を。


"http://blog.sparky.jp/images/file_20051003T030706265.jpg"
target="_blank">
 "http://blog.sparky.jp/images/file_20051003T030850281.jpg"
target="_blank">height="180"
alt="200510011643131"
hspace="0"
src=
"http://blog.sparky.jp/images/img_20051003T030848046.jpg"
width="135"
border="0" />
見渡す限りの人。
"http://blog.sparky.jp/images/file_20051003T030708500.jpg"
target="_blank">


"http://blog.sparky.jp/images/file_20051003T031215546.jpg"
target="_blank">height="180"
alt="200510011722141"
hspace="0"
src=
"http://blog.sparky.jp/images/img_20051003T031213390.jpg"
width="135"
border="0" />
上空には飛行船が飛んでました。見事に必然性を感じませんでしたが、
あそこまで場の空気に馴染んでないと逆に広告効果ありそうです。
"http://blog.sparky.jp/images/file_20051003T030710921.jpg"
target="_blank">



花火師(煙火業者)さんたちのコンペティションのため、当然質量ともにハイレベル。感動的です。
全ての花火が普通の花火大会ならトリを飾るであろう内容。普通の花火大会のクライマックスが2時間ぶっ通しで続きます。
たとえるなら1番から9番までホームラン打てる巨人打線。
今年は打てなかったからこの例えはよくないな?


普通の花火大会しか経験なかった僕は最初のスターマイン部門の出場者の花火をみただけで、十分満足。
実際どんな感じなのかはデジカメのおまけのムービー機能を使って撮ったのをご覧ください。
"http://www.takui.net/album/20051001_Hanabi/slides/MOV06229.MPG">
alt=""
src=
"http://blog.sparky.jp/images/img_20051003T024103625.png"
width="176"
border="0" />


音もないし迫力0なので、正確に雰囲気つかみたい方はいろいろ検索してみてください。
花火愛好家の方が撮った動画がたくさんあります。2002年大会の動画の"http://hanavi.zive.net:8080/hanabi/html/2002tuchiura_stm_020.html">これとか、
すごいです。
音楽と花火のコンビネーションがまさに妙技


そして客もハイレベル。当たり前のように花火の採点するし。空から花火の燃えカスが落ちてきても平気。地元の煙火業者の出番がくると
「よ!野村!(野村花火工業(株))」と声がかかります。
贔屓の役者に声をかける歌舞伎みたいだよ・・・。



廻りを見回すと地元のおじちゃん/おばちゃん達と思われる寄り合いが多く、足場が悪いにも関わらず高齢のお客さんも少なくない。
たぶん年中行事なんでしょうね。
公称70万人の来場者を誘導する地元の警察官は、人が多く殺気立っている中で温かく「すべっからね〓」
とみんなにフレンドリーに声をかけてます。
短い時間でしたが、町の人がこの大会を愛している事をひしひしと感じました。
大阪の人が阪神を愛するのとはまた違う、じわじわ系の愛。大正14年から地元に愛され、
土浦の人たちが地道に育て上げてきた町の誇りの花火大会。
たぶん産まれて初めて土浦市に踏み込んだんですが、みなみこうせつが歌う土浦の歌ととともに人口14万・
全国のれんこんの4割を生産するレンコン大国という知識も身につきました。


採点をする競技会という事もわすれ、ただ楽しんで帰ってきました。
花火師さんたちの神業はいうまでもないですが、それを真剣に見て、狙いをつかもうとする土浦のおじちゃんとおばちゃん達に感動しました。


連れて行ってくれた友人ご夫妻に改めて感謝。長年の観覧経験から渋滞にはまらないルート、
人ごみに巻き込まれないスケジュールと完璧なプランで快適に花火を見れました。何事も先達はあらまほしきことなり。


今後の花火大会が見劣りしてしまいそうで怖いですが。