Pages

Jul 27, 2014

「真理とは方向感覚」と鶴見俊輔は言った


日本人は何をめざしてきたのか ー知の巨人たちー 第2回は
番組の最後を、鶴見俊輔が平成9年にこたえた以下のインタビューで締めている。
とてもよい言葉なので書き起こす。

私にとっては戦後50年よりも戦中の方が重いんですよ。 
その戦中のほうが重いという感覚が重大だと思う。 

問題はね、真理は間違いから逆算される 
こういう間違いを自分がした 
その記憶は自分の中にはっきりある 

こういう間違いがあって 
こういう間違いがあった 
今もこういう間違いがある 
だけどこの間違いの道がこうあって 
それがゆっくり考えていけば 
それがある方向を指している
 
それが真理の方向だ
だから真理は方向感覚と考える
 
その場合には間違いの記憶を 
ぎゅうっと持ってることが必要なんだ
 これは消極的能力なのよ それはね
<中略> 
敗けたことは忘れない 
失敗したことは忘れない 
これは消極的能力だ 

原爆に撃たれた我らという考え方を強く持つ 
そこからやる 

戦中のさまざまな記憶を保ち続ける 
そこから 
 
それが未来だと思いますね


鶴見俊輔 平性9年3月放送 NHK「未来潮流」より

Jul 6, 2014

6月の光景

旅芸人も極まれり。1月で紅海の近く、黒海、バルチック海、大西洋の4つの海を見ながら仕事をする。


アタリュクトルコ空港のラウンジ、豪華絢爛。

ジブチは暑い。そして人も熱かった。


エストニアのタリンの旧市街

前衛的なお寿司



ホテルに見晴らしのいいサウナがついていて、これがとても気持ちよかったです。

タリン、自由の広場

手作りティラミス。濃厚でうまい!

ボストンはいたるところに「ゆとり」を感じさせる街でした。これはハンバーガ屋におかれたゲストブック。

選挙とおってよかった

憧れのMIT

一月の半分以上、ホテル暮らし

Jul 5, 2014

バッテリーテンケン

アフリカで日本の中古車は人気がある。日本で走っていた車が外装、内装そのままアフリカに持ち込まれる。そのせいでアフリカの知り合いが自分の車の液晶に「バッテリーテンケン」などというメッセージが表示されるたびに写真をとっておくってくる。英訳してあげるとたいそうよろこばれる。繰り返してたら、会ったこともない人からメールがくるように。

国際連携のお仕事は、内容がどんなにくだらなく思えたとしても「相手がやったら10日かかるけど、自分達なら3分でできること」をみつけそれをコツコツ解決していくという仕事であると。ちいさーーーい親切の積み重ねが大事であると思うわけであります。